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電話のミステリー

小林 保

同文書院
「最後の長距離電話」
いつものように仕事が終わり、自宅に帰り夕飯を食べる。
風呂に入って、いつのも時間に就寝した。
夜中、電話のベルで目覚めた。
時計を見ると、午前2時45分・・・
間違い電話だと思ったが、電話が切れないので出ることにした。
『もしもし・・・』
『私、Y。こんな時間にごめんね』
Yは高校時代の親友。そう言えば最近、連絡してなかったなと思った。
何かの相談か、聞いて欲しいことがあるのかと思えば
返事は「なんでもない」。
電話を切ったあとに、心配になったので翌日は会社を休んでYの家に
行ってみることにした。
電車を乗り継ぎ、とりあえず実家へ向かう。
実家に着くと、Yが死んだという・・・
大急ぎでYの家に向かう。
亡くなったのは、午前2時50分・・・


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