18.老婆
「りょうくんちゃんの体験談です」

これは、私の実家周辺のお話です。
夜遊びをして、深夜の2時過ぎに両サイドにお墓がある道を車で走ってしました。
そしたら、手押し車を押しているおばあさんが
ゆっくり右の歩道をまっすぐに歩いていました。
私は、こんな遅くにお年寄りが歩いているなんて、めずらしいなぁーーと思いながら
狭い道路だったので、反対車線にはみ出るくらいに
その老婆を避けて追い越しました。
すると、どうでしょう・・・・
私の後ろには3台の後続車がいたのに、どの車も避けないんです。
『おばあさんが後続車に轢かれたー』と思い
びっくして、バックミラーからその光景を見てみると・・・
おばあさんは何もなかったかのように、手押し車を押しているのです。
後続車には何も見えなかったみたいです。
確かに足もあったのに。
後日、このことを地元の友だちに話をすると、あそこはよくお婆ちゃんの霊が出るって。
私は見えてしまったみたいです。

老婆をみんな霊だと思って、車で突進しないでくださいね
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