4.机で書いているのは誰?
私自身では、一番怖いと思った体験です。
あれは、高校3年の時だと思います。
ある日、自分の部屋で深夜に目が覚めた。
すると、私が寝ている真後ろの机で誰かが何かを書いている音がする。
家の人間なら部屋のドアは開けてあると思ったのですが、ドアは閉じたまま。
真夜中なので、ペンの走る音や消しゴムで消す音がとてもリアルに聞こえるて来る。
当時、私は雨戸を閉めて、部屋の灯りも消して寝ていたので、当然ながら真暗闇。
その真暗闇の中でペンを使うのは生きている人間ではないと思った。
背中のすぐ後で何者かが何かを書いている、そう思っただけで「ゾー」としてしまい
後ろを振り向く気にもなれず、そのまま布団をかぶって朝まで過ごしました
・・・・
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