ドイツの救急医療制度
ドイツの救急医療を紹介して日本の救急医療と比較した。
両国間の著しい相違点は次の3点である。第一にドイツでは24時間・365日の救急医療が全地域で格差のない形で実行されている。第二には、その救急制度の中に司令部が組み込まれており、救急車に出動を命じ、患者を収容した救急車から情報を得て搬入病院を選定し、そこに直行させる。三番目は全ての開業医が参加する外来(診療所)救急業務が、規則によって明確に裏打ちされているところである。
(この記事は論文形式なので、先に次頁を読んでいた方がよいと思われる。)
2011年6月 初稿 |