Takashi Utsunomiya Tour 2003
wantok

2003.9.21 in Zepp Tokyo
2003.10.10/11 in なんばHatch

set list



19:31 エスニックなリズム。
「Ladies and gentleman! M-TRES inc. presents "Takashi Utsunomiya Tour 2003 wantok".
I'll introduce the members. On drums, Wataru Yamada!」
口上に導かれて、紗幕のスリットから、山田ワタル氏登場。ドラムソロのSEに合わせ、シャドウボクシングならぬシャドウプレイ。スリットに消える。
続いてベース:西村麻聡、ギター:北島健二、キーボード:佐々木真里、それぞれ各楽器のシャドウプレイ、パフォーマンス&コーラス:yascoはタップダンス。10/10はyascoさん、出てきた途端、けつまずいてしまいました。
そして、リズムが止まり、Utsuが顔を覗かせ「It's time go...!」

M-1 (it's) Time to Go
 紗幕越しにイントロのBassパートを弾くマットシのシルエット。幕が開き、Start。

M-2 見えない灼熱こころ
 よりへヴィな印象。

M-3 Angel
 Keyの旋律から入る。サビにエフェクトかかってる感じでしたが。

MC
 Utsu:「大阪ー。元気ですか?」 会場:「元気ー」 U:「ほんとー?(笑)」
10/11 U:「こんばんはー。」 会場:「こんばんはー!」 U:「いいっすねー、大阪。聞こえるって感じで。Tour wantokへようこそ。毎回趣向をくらす・・・くらす?(笑) 趣向を凝らして、大変なんですよ。ま、考えたのは僕なんですけど(笑)。今回は(演出も)早めに決まって、(メンバー間も)密着してて・・・密着?(笑)(密接なと言いたかったらしい)。楽しいツアーなんで。みなさんも最後まで楽しんでってください。」

M-4 Be Truth
 マットシのコーラスあり。Utsuの衣装、ロングジャケット、カーキのシャツに、サイドに鳩目が2列に入ったカーキのボトム。

M-5 愛しい人
 BANDセッティング、前面上手ギター、下手ベース、後列高台、上手からコーラス、ドラム、キーボード。

M-6 blue reincarnation
 タンバリンで打ち鳴らす真似。
メンバー退場。

Short play 「wantok X」
 スタッフが現れ、舞台上で作業。Utsuのモノローグ:「宇都宮隆Tour wantokの本番まで3時間。最終リハーサルが行われ、緊張が高まりピリピリしている・・・。」と、神妙なはずが、会場から失笑が。 忙しなく動き回るスタッフの中で、タコ焼き焼き器でたこ焼きひっくり返してる一人のスタッフ。U:「ピリピリしってねぇ〜。高山!お前、なに食ってんだよ!『食べます?』じゃないよ! 誰に言ってんだよ! もっと、ピリピリしろよー!」Goods販売でお馴染みの方です。
BGMに「地上の星」。
Na「この物語はコンサートを間近に控えた、宇都宮隆とメンバーの壮絶なる闘いの記録である・・・」とかなんとか。「"wantokX"!」ディレイかかって。『プロジェクトX』のパクリのようです(苦笑)。
舞台監督があらわれ、監:「お、お前なに食ってんだよ。俺にも食わせろ」(笑)「ウツ、タコきらいだから。」どよめく会場。初耳ですが。「冗談、冗談」
監:「じゃあ、メンバー呼んで来て」
Na「メンバーはまだ誰も来てなかった。
監:「なんでミュージシャンって時間守れないかなー」
Na「時間を守れないからミュージシャンになった。
監:「確かに、そんなヤツばっかりだからな。とりあえずUtsuのマイクの位置、調節しておこう。うるさいからなぁ・・・」親指と人差し指で尺を測り始める。監:「1・・2・・3・・」
Na「宇都宮隆のマイクの高さを計るのは原始的だった。
監:「・・・10。よし」 Staff:「FENCEの皆さんきましたー!」  ワタルさんはドラムセットの台の前に腰掛け、健二さんとマットシが、マットシのスタンドマイクに顔を寄せ、北:「ここ初めてですよ、”みなしごハッチ”!」 西:「違うだろ! しかも、古いし!」 北:「”なんばアパッチ”」 北:「”パチパチパンチ”!」 西:「それ、島木譲二だよ! さっき駐車場にいたよ?」  北:「ここは”なんばHatch”!」 西:「早く言えよ!」 ぱたぱたとマイクスタンドの回りを回って、マイクの前に戻って、 西&北:「やんなっ」とつっこみ、コント終了(笑)。(説明難しい・・・)
監:「一人遅れてるから」 「なんだよ、しょうがねーなー。時間くらい守れよっ」
Na「あなたたちも遅刻だった。
中央のスタンドマイクに、頭をぶつける亘さん。「俺たちだけで合わせるか」3人が中央に集まり右手を重ね合わせ、北:「フェンス・オブ・ディフェ〜〜ンス! ファイッ! オー! ファイッ! オー! ファイッ! オー!」
Na「曲を合わせるわけじゃなかった。
Utsuからマットシに電話。U:「いま、道頓堀にきてるやんか。」 西:「大阪弁だし」 U:「あ、阪神優勝おめでとうー!」会場:(歓声) U:「ここってナンパのメッカで、もー、逆ナンされまくっちゃって(^^)」。 西:「・・・いいな、俺も行きたいな・・・。って、いいから早く来てよ」 U:「でさー、『Angel』のサビでさ・・・」 西:「あー、わかったわかった」プチ。ツーツー。強引に電話を切るマットシ。
西:「じゃ『Angel』やっとく?」 と言いながら演奏したのは、
Na「明らかに自分たちの持ち歌の『SARA』だった。
北:「フェンス・オブ・ディフェ〜〜ンス! ファイッ! オー! ファイッ! オー! ファイッ! オー!」
Na「また、やっちゃった。」 10/11は健二さんの掛け声が裏返ってしまい、Na「また、裏返っちゃった・・・。」
真里さんとyascoさん到着。真:「フェンスのリハは進んでるんですか?」アドリブ? なぜかおたおたするフェンスのメンバー。10/11真:「素っ頓狂な声が聞こえたんですけど。素っ頓狂な・・・」
北:「『Angel』のキーは?」 西:「Gm」 北:「Gmでしょ?Gmにしてよ」 西:「?」音を出しながら首を傾げる。(笑) 西:「俺は転調できないから。」 (笑)。北:「じゃ、『Angel』やろう」
9/22は「♪裸の君を縛りたい〜」と歌ってましたが。この曲のコンポーザーでもあるマットシがVoを取り歌いはじめるが、途中から「SARA」に。戸惑い、止めに入るyasco。真里さんはノリノリ。また「Angel」に戻ったので、慌てて持ち場に戻るyasco。ラスト、北:「♪たこ焼きHeart Beat〜」
y:「あのう、今、曲変わりましたよね?」
Na「初めて参加するyascoは明らかに戸惑っていた。
舌を鳴らしながら人差し指を振り、真:「yascoちゃん。それ以上は、言わない、のっ」
Na「真里はある意味、オトナだった。
アディダスのジャージをはおったUtsu到着。U:「さっき電話切ったよね?」 西:「え? 電話なんかした?」 U:「したじゃん、今! ところで、さっき聞こえてきたんだけど、『Angel』変じゃなかった? たこ焼き・・・とか聞こえたけど。」無言で誤魔化すF.O.Dのメンバー。
Na「宇都宮隆は微妙な空気を感じた。
Na「その時yascoはおかしいと叫びたかったが、FENCE OF DEFENSEの視線が突き刺さった。」Na「真里はすでに長いものに巻かれていた。
「リハ、やろうよ」 U:「あっ、ちょっと待って」しゃがみこんで下からマイクスタンドの高さを親指と人差し指ではかる。会場からも一緒にカウントの声。
Na「口の位置で合わせればすぐ済むのに、宇都宮隆のこだわりだった。
S:「その前に衣装合わせおねがいしまーす」。運ばれてきたたのは、胸元に「ウツ」と書かれたの白と全身タイツと、虎の全身タイツ。
Na「この衣裳をどこで着ろというのか。スタッフの悪ふざけも度が過ぎていた
U:「じゃ、こっち」とウツタイツ選ぶUtsu。
Na「着る気、満々だった。
リハに入ろうとすると、西:「ちょっと、待って。これ読んで」マットシから手紙を渡される。「ウツえ」の宛名に、U:「江戸時代みたいだね」。そして、手紙を開き読もうとすると「”16小節のラブソング”テーマ曲」を弾き始める真里さんに、驚いて振り向くUtsu。
黙読しようとすると、いきなり宙を見つめて、北:「ウツ元気?」音読し始める健二さん。U:「えっ?! 健ちゃんなの?!」 北:「ウツと出会ってからもう、19年になるねぇ〜。という事は来年は20年になるということだねえ。」 U:「てゆーかシカトだし!」  北:「今回、おれたちはUtsuとツアーを一緒に出来ることを誇りに思う。それは真里ちゃんやyascoちゃんも同じだと思う。wantokの意味が絆であり仲間である事を感じている。」うんうんと頷くUtsu。 「そこで今回、このスペシャルバンドに相応しい名前を考えた」 U:「いや、いらないよ」 北:「”フェンス・ウツ・ディフェンス”!というのはどうだろう。」 U:「いやだよ!」  北:「そして、その”フェンス・ウツ・ディフェンス”に相応しい曲を一曲やろうと思う。」 U:「やんないよっ」 北:「『SARA』はどうだろう!」 U:「だからやんないって」 北:「まあ、そう言うわけで」 U:「どういゆうワケだよ!」 北:「お互い体に気をつけて、最高のステージを作っていこう。20年来の友人の・・・山田ワタルより。」 立ちあがり、後ろで頭をかいている亘ちゃんにスポットが当たる。 U:「こう(マットシ)きて、こう(健ちゃん)きて、こう(ワタルちゃん)かよ! しかも後ろで照れてるし!」
EDテーマ「ヘッドライト・テールライト」が流れ、手紙を亘ちゃんへ手渡し、堅く握手。マットシと健二さんとで、肩を叩き合い円陣を組む4人。前出てきて、空を見上げるyascoの背に、そっと上着をかける真里さん。天を指差し、頷き合う二人。
Na「yascoはほっと胸をなでおろした。
Na「黒部ダムの冬を乗り越え・・・(この辺もう分かりません・・・)wantokはこうしてつくられていった。

Talk
 U:「いろんな意味でありがとうございます。」(笑)。9/21「寸劇は終わりましたよ」
「リハーサルの様子がわかったかと思いますが・・・。いつもはちゃんと来ますよ。5分後くらいに・・・」 西:「遅刻じゃん」(笑)。 U:「ネタ考えるのが大変。ご当地ネタとか取り入れて。一応このメンバーを「寸劇旅一座」と名づけて―」 西:「マジかよ」(笑) U:「―回ってるんですが」(笑)。
マットシ、Utsu、健二さんは、椅子に座って、後ろで高台のドラムの前に左から真里さん、亘ちゃん、yascoさん。女性二人に挟まれたワタルちゃんの様子に、U:「なんか。いいなー」と。 真:「ドリーム・カム・スルー♪」 U:「スルー? 通りすぎちゃうんだ?(笑)」 ちらちらと振りかえって、U:「ボトル入れたみたいだね」(笑)。
衣装、光沢のブラウン系のシャツに替えて来てて。
U:「うーん。今日はやりづらい。」 会場:「えー?」 y:「シーン・・・てカンジ。」この日は、会場のちょっと反応がおとなしかったかもしれません。
U:「ワタルちゃんと、真里ちゃんは「WHITE ROOM」以来で。健ちゃんは去年いっしょにやって、またやるなんて思わなかったよ。って、僕が選んだんですけどね」
U:「マットシとは初めてだよね」 西:「ソロでは初めてだね」 U:「まさか、マットシと一緒にやるなんて考えられなかった。」 西:「でも自分で考えたんでしょ。」 U:「・・・・・・うん(笑)。」「TMの初期では一緒にね。(飛ばし具合が)今回ダントツ一位。だって僕より遅く帰ってくる人、今までいないからね」どよめき、それは相当なもんだと、会場も納得(笑)。
西:「そんな事ないですよ〜」 U:「元気だよね」 西:「血が騒ぐと言うか」 U:「佐賀の血が騒ぐ?!」 西:「そうそう、佐賀の血が(笑)」(今、某ベース弾きで話題の、佐賀県ご出身らしいです)。
U:「曲いきましょうか」 マットシと健二さんにはさまれたUtsu、タイミングを計りうなずきあう二人に、U:「ちょっと待った! 妙な間があったよね。今、止めたの正解だよね?」と後ろを振りかえって確認。2、3回失笑にやり直し。

M-7 Slow Version
 健二さんとマットシがアコギを。亘さん:擬音系の小物。yasco:タンバリン。真里さん:鉄琴?

M-8 sitting in the sunset
 
M-9 JUST A BOY
 YAMAHAのトロピカルマリーナブルーのアコギで弾き語る。最後に投げキス。

M-10 Rolling around
 最後に投げキスして、Utsu退場。後奏でBaとGtrバトル。yascoと前方へ出てきて動き回る三人。

M-11 Innocent Blue
 ピンキッシュゴールドのサテン地スーツに着替えて。ピンク系の先ほどまでと色違いぽいシャツ。

M-12 Jumping Jack Show
 マットシのコーラス。交互に、Utsu:見えない西:飛べない」「いけない」「引けない」「冴えない」「せつない」「この世界に〜」/ 「愛も嘘も」「すべて匿名」「顔はいらない」「箱の中で」「あきらめて〜」。

M-13 Dance Dance Dance
 Dr、Keyと手拍子からのイントロから。

Dr. solo solo
 ワタルちゃん熱演の最中、Utsuは物陰でrest time。水分補給。他パートも絡んできて、タオルで汗拭きながらUtsu戻ってきて、

M-14 Cool Jam, Cool Mode
 曲中でBass、Key、Guitar、Performance(タップ)のソロあり。

M-15 fragile
 Utsu、アコギを弾いて。

M-16 道 〜walk with you〜

 U:「大阪、どうもありがとー。」 21:24終

En core MC
 21:28下手から行進で登場。10/11は、前の人の肩に手を乗せ、連なって登場。一人、上手の袖まで行き過ぎる健二さん。皆、グレイのGoodsTシャツを着用。健二さんとyascoは中に長袖Tシャツ。
U:「ありがとうございます!」。Goodsのタオルを客席に投げ入れ。U:「いきますか!」

M-17 SARA
 ご存知、F.O.Dの曲。西:Oh,SARA〜Utsu:真夜中の〜」「束の間の〜」「Oh,SARA〜二人:Oh,SARA〜」/ 「縛られた〜夢のように〜」「Oh,SARA〜」「Oh,SARA〜」/ 「Oh,SARA〜」「Oh,SARA〜
西:「Thank you-!」 U:「マットシー!」 会場:(歓声&拍手)

M-18 wantok
 シェイカーを手にスタッフ総出。タイコ(?)を小脇に抱えたマットシ。Utsuがシェイカーを客席に投げ入れ、振り方を指導。
スペシャルゲスト、岸谷五朗さん登場。10/11はプロデューサー、吉田建さんが登場。
U:「みんなも"wantok"って言おーう!」真里さんと、yascoさんが、マイクを手に客席に降りてきて、観客の間を掛け回りに"wantok"と言わせて。
ラスト、メンバーと前へ出てきて、一列に手を繋いでお辞儀。下手からマットシ、真里さん、Utsu、ワタルちゃん、yasco、健二さん。



 
SET LIST
  OP -wantok inst- 〜Introduction of members
M-1  (it's) Time to Go
M-2  見えない灼熱
M-3  Angel
  MC
M-4  Be Truth
M-5  愛しい人
M-6  blue reincarnation
  Short play "wantok X"
  Talk
M-7  Slow Version
M-8  sitting in the sunset
M-9  JUST A BOY
M-10 Rolling around
M-11 Innocent Blue
M-12 Jumping Jack Show
M-13 Dance Dance Dance
  Dr. solo
M-14 Cool Jam, Cool Mode
M-15 fragile
M-16 道 〜walk with you〜
  En core
M-17 SARA
M-18 wantok



Appearance:Notation;
宇都宮隆 Takashi Utsunomiya うつのみやたかし(Utsu、U)

Drums:  山田ワタル Wataru Yamada やまだわたる(ワタルちゃん、山)
Guitar:  北島健二 Kenji Kitajima きたじまけんじ(健二さん、北)
Bass: 西村麻聡 Masatoshi Nishimura にしむらまさとし(マットシ、西)
Keyboards: 佐々木真里 Mari Sasaki ささきまり(真)
Performance & Chorus: yasco やすこ(y)



Note:
以上は少々の記録と、幾分かの情報と、大部分の記憶から抜粋して記されています。
本文の無断転載、転用禁じます。All rights reserved.


HOME   BACK



incident:
9/21 アルバムツアーのわりに収録曲の演奏が少ない気も。
しかし、寸劇って(笑)。みんなノリノリですよ(笑)。ホントに「Talk & Live」ならぬ「寸劇 & Live」になる日も近い?!

 なんか、いつものごとく中途半端なレポですけど(汗)。詳細は10/10がベースです。
大阪二日ともスピーカーの真ん前だったんで、鼓膜がちょっとピリピリ(;;)。そんな事を思い出しながら、これから煮詰めていきます・・・。
Photo