Roland/BOSS/EDIROL 「SOUND SPARK 2004」

 2004.2.11Weds. in Shibuya O-East
 2004.2.13 Fri.  in ON AIR OSAKA



三柴理Electric Trio+1 SPECIAL LIVE(Key:三柴理/V-Bass:白船"Bobby"睦洋/V-Drums:小柳"Cherry"昌法) と
天才・西脇辰弥のシンセサイザー・トーク&ライブは、残念ながらKayは不参加。

矢堀孝一 GK道場 at SOUND SPARK
16:15〜 一度、某所で拝見した時の印象とは少し違って、さりげに面白トークの方。
流暢な営業(?)トークに、自ら「『ジャパネットたかた』みたいになってきましたけど」とか(笑)。
ベーシストに嫌がられる(笑)ユニゾンも1台でこなせる、ギターシンセサイザー[GR-20]の紹介。

The Cutting-Edge of Production Sound on PC
16:45〜 鈴木賢氏による[PCR−1]のセミナー。まさにCutting-edge(最先端)の小型MIDIキーボードコントローラー。

V-Drums WORK SHOP
17:30〜(18:00〜 Osaka) 山崎彰氏による[TD-20]と[T-3Kit-S]のセミナー。
VIDEO MIXER[V-1]も交えて、様々なカスタマイズできる、V-Drumsの魅力を紹介。彼のホームタウンだと言う、大阪でも開催。


V-Drums SUPER SESSION

18:30〜(19:00〜 Osaka) 本日の(個人的)メインイヴェント。

M-1 Volcano Boyz
 西脇さん、村石さん、矢堀さんと、種子田さんの4人によるセッションで幕開け。
下手手前にBass、中央にKey、上手手前Gtr、上手奥にDr(村石氏)。
ステージ中央後方にスクリーン。曲名などが表示されていたのですが、1曲目は両日とも見落としてしまいました(涙)。<DVDで確認。
ハードでへヴィな印象の曲。
ガム食べながら、サムピングで弾く種ちゃん。

MC
 西脇さんがマイクを取り、メンバー紹介。
そして、西脇:「心をこめて構成した夢の60分をお楽しみ下さい」と、ご挨拶の後、
西:「Ladies & gentlemen! Please welcome! The one and only Mr. Omar Hakim!」
オマー・ハキム氏、拍手と甲高い口笛に迎えられて登場。下手奥の高台のドラムセットへ。
Omar:「I'm very happy to be here.」ものすごく聞き取りやすい英語で話されていました。やはり気を使ってらしたのでしょうか。ご挨拶と、スピーチ。
Omar:『インプロヴィゼーション(即興)を少し演って、その後、Weather Reportの「Molasses Run」を演ります。』
Omarさんを残し、先の4人は退場。

Improvisation
 V-Drums [TD20]を駆使して、生ドラムと遜色ない迫力のあるサウンドや、電子ドラムならではの”COSMOSIC”な音色など、複数の音色でアドリブを披露。

西脇さん、矢堀さん、種ちゃんが位置についてスタンバイ。
種ちゃんは位置的にソロ演奏中のOmarさんの前で被ってしまうので、調整をしてから、脇に下がって、Omarさんのプレイを嬉しそうに観賞していました。

M-2 Molasses Run
 インターヴァルなしで、オマー氏が在籍していた、ウェザーレポートの楽曲へ。ヴォイス・サンプリングなどのアレンジもあり。
ステージの外、左右にもスクリーンがあり、個々のプレイ姿の画像も映る。カメラワークがありえないほど素晴らしく、実物さながら激しく堪能(^^)。

MC
 オマーさんにV-Drumsについてスピーチを。所々、西脇さんの通訳を交えながら、[TD20]を褒めちぎり、
Omar:「This is my new toy!」(笑)と言い、会場を沸かせる。13日はとくに通訳せず。
Omarさん、一旦退場。楽器説明へ。
西脇さんの使用する新製品[FANTOM X8]。ピアノサウンドや、ストリングスサウンドが美しい。
テルミンみたいな感じのV-Synthなども使用。(ちょっと曖昧(- -;))
ディストーションギターのような音も出せるのだと、ドレッドヘアを振り乱して実演披露。
西:「以上、西脇辰弥のコーナーでした」と爽やかに、次にバトンを渡すと、
矢堀:「あなたがそういう事をするから、僕がバックに徹しなきゃならないんですよっ」
と息巻く(笑)矢堀さん。ギターサウンドをキーボードで出しているのに、照明の人に間違えられ、ギターにスポット当てられてしまうことがあるのだとか。
という事で、ギター・シンセサイザー[GR-20]を使い、自身のギターでシンセサイザーのような音を出してみせる。
ギターディバイス[GK-3]も使用。楽しそうな矢堀さん、「一人で何時間でも出来るから、友達が減ってしまう」なんてことを(笑)。[VG88]を言い忘れて、補足。
西:「さて、種ちゃん。足元に珍しいものがあるね」
種子田:「珍しいですね(^^)。高校生以来です」BOSSのベース専用マルチエフェクト[ME-50B]を使用。
種:「面白いですね〜」「僕、あんまり高い方の音を弾かないベーシストなんですけど、1オクターブ上を重ねられるんですよ。」と、M-2で実際にやっていましたが、デモンストレーション。「すごい楽しくて(^▽^)」ホント楽しそうです(^^)。
種:「ひずみもいいんですよ」とまた楽しそうなカオをして、ディストーションのエフェクトをかけて、実演。
種:「アンプでひずんでるみたいでしょ? エフェクターでひずんでるんですよ。もう、自分のアンプ要らないかな、なんて思っちゃって(笑)」
西:「Jacoみたいなことも出来るんでしょ。」
種:「出来るんですよ(^^)。・・・やってもいいですか?」と嬉しそうに会場に問いかける。
13 種:「バスドラの音が出せるんで。」フレーズをループさせて重ねていく。
種:「・・・永遠に重ねられるから、止まらなくなるんで、この辺で(笑)。」(永遠にやっても聴き続けそうな気がする>Kay(笑)。)
西:「以上、種子田健君のコーナーでした」

M-3 Eternity
 ゆったりした曲調の西脇さんのオリジナルチューン。西脇さんはハモニカを吹くので、シーケンスを回して。
種ちゃんの衣装。ベージュのコーデュロイパンツに、黒無地Tシャツ。釣り針型のペンダント。サングラス。黒の3本ラインのスニーカー。
ベースは、ボディ=白+ピックガード=黒赤 のSadowsky。MISIAで見た時、黒だと思ったが、黒と暗赤のまだらのべっ甲模様でした。ヴォリューム&トーンコントローラのところはメタル。指板に白の螺鈿のポジションマーク入り。
(初回のディーラー向けイベントでは、別のベースを使用したが、「白のが合うかな、と」変更したらしい。)

MC
 西脇さん曰く、”武闘派ドラマー”村石さんを呼びこみ。
村石:「さっき、オマーさんが言ってましたよ。こんなにスゴイRolandのV-Drumsがあるのに、Y社の電子ドラムを使うなんて・・・(以下自粛(笑))」 西:「そんな事は言ってないって(笑)」。村石さんも、某所で数回拝見した時と随分印象と違う、ノリのよい方で(^^)。
村:「あと、『生ドラムはやっぱりPearlだぜ!』って言ってました(^-^)」<ホントですか?(笑)。

西脇さんに促され、村石さんや、Omarさんが[V-Drums]について語る。そういえば西脇さんもドラム叩かれるのでしたね。ハイハットが開閉する電子ドラムは世界初だとか。
大阪では、前日の12日が誕生日だったOmarさんに、「Happy Birthday to you」を会場の皆さんで贈る。Omarさんが、子供のような笑顔で喜んでいました。
全員で、西脇さんのオリジナルの最後の曲に行く前に、
村:「その前に、無謀にもドラムバトルなんかを―」と、オマーさんにを申し入れ。盛り上がる会場。
13 村:「失うものないんで(笑)」なんて仰りながら。

Drum battle
 村石さんのアドリブに呼応する形で、二人の壮絶なドラムバトルを繰り広げる。

M-4 Illegal sane
 インターヴァルなしで。へヴィかつ、テンポのよい曲。
超絶な5人のミュージシャンによる競演で幕を閉じました。


  SET LIST
M-1 Volcano Boyz
  Improvisation
M-2 Molasses Run
M-3 Eternity
  Drum battle
M-4 Illegal sane


Appearance:
V-Drums: Omar Hakim(オマー・ハキム)
V-Drums: 村石雅行 Masayuki Muraishi(むらいしまさゆき)
Keyboards: 西脇辰弥 Tatsuya Nishiwaki(にしわきたつや)
Guitar: 矢堀孝一 Koichi Yabori(やぼりこういち)
Bass: 種子田健 Takeshi Taneda(たねだたけし)



Note:
以上は少々の記録と、幾分かの情報と、大部分の記憶から抜粋して記されています。だいぶ偏ってるところも多々あると思いますが、ご了承を。
本文の無断転載、転用禁じます。All rights reserved.


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Incident:
11 会場は、かつて「ON AIR EAST」だったところ。倉庫めいたシンプルなとこだったと思うんですが、リニューアル後、奥行きが全然なくなっていてちょっとびっくり。
ホテル街のど真ん中にある会場。クラブとかも多くて、会場の注意書きに「危険物、ドラッグ、覚醒剤持ちこみ禁止」とかある(怖っ)。そして、行きがけに警官に職務質問&荷物検査をされてまうKay・・・。な、なぜ?(°△°;) 
イベントには、なぜかKONISHIKI氏が来ていました。しかし、Omarさんを観る前に帰られたようで。
あと、つのだ☆ひろ氏が会場内でデモプレイしていたので、見にいく。ヘッドフォンをして音は出ていないので、スティック捌きだけ見る(笑)。
サブステージでセミナー中、メインステージではOmarさんが、一人でひっそりリハーサルしてました。電子ドラムならでは。
種ちゃんも使用するとは思わずに、Live前にオープンブースで[ME-50B]をFender Bassで遊んでみるKay。フットペダルを手で切り替えるのもヘンなんですけど。ディストーションとか、かけられて面白がってた(^^)。
ちょっとでも心得があったら、V-Drumsも試してみたかったかも。
いわゆる電子ドラム、ちゃんと音が出てるのを聴いたの初めて。自宅練習には申し分ないシロモノですね。最近の電子楽器ってすごいんですねぇ。
ところで、電子ドラムって、エレクトロニック(電子)? エレクトリック(電気)? ピアノとかだと両方言うみたいだけど。
ソロを聴くと思うけど、ドラムも好きですね、ワタシ(^^)。<普段はベース耳なKay(^^;)。
ふつうにイベントとして楽しかった。
惜しむらくは、前説で、”タネダケン”と呼ばれてしまったことでしょうか・・・。油断してたところ、いきなりだったんで、数人で「”タケシ”っ!」とつっこんでみたものの届かず(‐‐)。

13 一般向けイベントは17時からだったのですが、その前にディーラー向けに2本Liveをこなしていたようです。東京でも10日にディーラー向けに行われていたらしいですね。お疲れ様です・・・。
前説が東京と同じ人で、つっこむ準備をしてたが、大阪ではメンバー紹介はされませんでしたね( ̄ー ̄)。
Omarさんとか書くのは違ってる気もするけど(「健さん」みたいな・・・(笑))、いちいちフルネームにするのも、Hakim氏とするのも違和感があったので、目をつぶってください・・・。
余談ですが、Jaco PastoriusもWeather Reportに参加していたんですね。それは知らなかった。ついでに、「8:30」のジャケット、「Pleasure」のヤツに似てる・・・。
2daysの様子が入り混じったレポになってしまいましたが。かなりオイシイ、フリーイベントでした。Rolandさんありがとう。そして、お付き合いいただいた皆様、ありがとう(^^)。