12月8日:3回目のしまなみ海道サイクリング

ひと月ほど前のランチライドで、
つい口走ってしまった、”しまなみ海道サイクリングに行ってみたいね”。
その時は、そのうち行けたらいいぐらいのつもりだったが、
山ちゃんが、”いつにする?”と、即行ってもいい返事をされたので、
早々と現実になりました。

1回目のしまなみ海道は、2014年の10月の国際サイクリング大会での参加でした。
あのときは、しょうちゃんと山ちゃんとの3人で参加。
2回目は、2015年の、職場の同僚のMさんとの、雨に降られたちょっと消化不良のショートライド。
そして、今回の・・・ついにロングライドとなりました。

<< 1日目 >>
6日の金曜の朝6時半に山ちゃん宅を出発。
日の出が7時なので、まだ真っ暗。
大分の佐賀関港のフェリーに乗船のため、150Kmのドライブです。
平日なので、通勤のクルマが多くなってきた。
ミルクロードから赤水に降り、57号線をひた走り。
日田の先の朝地ICから中九州道路へ。
ここは高速道路だが、無料なのです。
犬飼ICで下道に降り、国道10号線を北上。
途中から右折して、佐賀関へ向かいます。
11時のだったかな、フェリーに乗船。
1時間10分で、大分の三崎港に着岸。
ちょうど昼時なので、港近くの食堂で昼食。
1,200円のお昼のランチで、4種の新鮮な刺身が3切れずつ。
とても豪華な定食でした。
ただ、隣の席のオヤジがタバコを吸ってて、
匂いがまともにきて、それだけが残念。
あとは、今治へ向けて、また150Kmのドライブ。
途中から瀬戸内海沿いの道で、クルマの少なく快適に走れます。
前回、昼食を食べて失敗だった道の駅に立ち寄り。
焼きいかとか、珍しい焼きたこ(たこ焼ではない)のパック入りを売ってます。
松山市内を通過し、16時ごろ、
本日の宿の、サンライズ糸山に到着。
なんとなく公共の宿みたいな感じで、宿泊費も3,300円と格安です。
もちろん食事なし。
翌朝の早くに出発の予定なので、自転車は組み立てて部屋に持ち込みます。
館内にレストランはあるが、今回は近くの海鮮の店へ。
車で10分ほどの、”伊予水軍”というお店へ。
ネットで調べたところ、口コミの評判がいいのです。
時間帯によっては、行列ができるらしいが、
平日の17時過ぎなので、大丈夫でした。
なんとか定食を注文。
分厚い切り身の刺身と、プリプリえびなどの天ぷら、鯛の釜めしなど。
1,500円で、大満足の晩飯でした。
もしこちらに来る機会があれば、絶対に来たい店です。
翌朝は、7時に出発予定なので、風呂に入って、20時半にはベッドへ。
こんなに早く寝るのは、いつ以来か。
それでも、すぐに寝てしまった。
ふと目を覚まし、もう朝か?と思ったら、まだ22時ぐらい。
普通なら、このあとなかなか寝付けないが、すぐに眠ったようです。


<< 2日目 >>
目が覚めたのは、計画どおりの5時半。
夜明け前の真っ暗な時間帯。
前日に買っておいたコンビニのおにぎりなどを食べたり、
服を着たりしていると、だんだんと薄明るくなってきます。
目の前の来島海峡大橋も、ぼんやりと見えてきた。
7時ちょっと前になると、かなり明るくなってきて、
これくらいならサングラスでも大丈夫のようです。
前日の支払いは済ませていたので、フロントに鍵を返し、
7時ちょうどに出発。
サンライス糸山の真ん前が、しまなみ海道最長の、来島海峡大橋です。
橋までは、ループ状の、自転車・歩行者用の取り付け道路を上がっていきます。
スタート直後なので、まだまだ元気一杯だが、けっこうな勾配があります。
上りきると、いよいよ橋の上。尾道までのサイクリングの開始。
4Kmほどの橋は、やっぱり長い。
海面からは65mほどあるそうで、ほんとに空中をサイクリングしているような感覚。
天気は薄曇りでちょっと冷たいが、予報では回復方向。
冬の服を着ているが、足はつま先がジンジンしてくる。
暑いか寒いか、服に迷ったので、シューズカバーとか、
他のちょっとした服をリュックに入れて、背負ってきてます。
状態によって、着替えるつもり。
15分ほどで来島海峡大橋を渡りきり、大島へ到着。
大島では、島の中央部を縦断します。
道路には端にブルーラインがペイントしてあり、
道に迷うことはない。
まだ、尾道までの距離が書いてあり、目安になります。
疲れ具合によっては、まだそんなにあるのかと、がっかりすることもあるかも。
前回来たとき、坂が1か所あった記憶。
すぐに、その坂がありました。
まだまだスタートして間もないので、楽にクリヤ。
しばらく行くと、さらにきつい坂が始まりました。
この坂は、まったく記憶になかった。
あとで考えると、こっちのきつい坂の方を覚えていたのかも。
ヒーヒーいいながら、やっと峠を越えて急坂を下る。
上からみると、けっこうな坂なんです。
帰りは、この急坂を登らんといかんとです。心が折れるかも。
しばらく島内を走り、次の伯方島への橋を渡る。
それぞれの橋への取り付け道路は、3%ほどの坂になってて、それなりにきつい。
伯方島から次の大三島へ渡ります。
島内というか、海岸沿いの道を20分ほど走ると、
しまなみ海道での有名地点の、サイクリングの聖地に到着。
まだ朝早いので、サイクリストは誰もいない。
聖地のモニュメントと多々羅大橋をバックに記念写真。
その多々羅大橋を渡って、次の生口島へ。
ここから先は、初めて来ます。
前回、Mさんと来たときは、クルマで聖地まできて、
ちょうど雨が止んでたんで、自転車で多々羅大橋を渡り、対岸まで行きましたね。
生口島は、島の外周を半周するような感じで、けっこう距離がありました。
途中のサンセットビーチは、きれいな砂浜で夏は賑わいそう。
ここで、ちょっとトイレ休憩。
次の因島までくると、ちょっと先が見えたような気がしないでもない。
先頭交替をしながら、ドラフティングで走ります。
後ろに付くと、かなり楽ちん。
途中のコンビニでコーヒー休憩。
この時は、まだ感じなかったが、補給をしとけばよかった。
因島にも、全く予期していなかった急坂がありました。
前回、クルマでMさんと因島まできて、島内を少し回ったんだが、
たしかに、坂があったが、まさかその道を自転車で通るとは思ってなかった。
とても我慢できず、インナーローでやっと上がります。
なんとなく調子が悪いなーと思ってたら、だんだんと力が入らなくなってきた。
そうです、ハンガーノックです。
朝飯も、おにぎり2個と小さなパンを2個食べてたんで、昼まで大丈夫だろうと思ってたが、
予想以上にカロリーを消費したのか。
ほんとに力が入らず、ペダルを踏む脚もへろへろになってきた。
コンビニでもあれば、なんか補給したいがなんの店もない。
しょうがないので、ゆっくりゆっくり進みます。
やっと最後の向島への橋をわたり、取り付け道路を下っていると、なんか違和感。
後ろのタイヤが少しゴツゴツする。
急いで停めて対話を触ると、空気が抜けてブヨブヨ。
普通なら、けっこう空気圧は高いのでパンパンしてるはず。
そうです、スローパンクです。
ピンホールが空いたんでしょう。
まあ、いきなりパンクするよりはいいかな。
以前、いきなりのパンクで、後輪がズルっと滑って、危なく落車しそうになったことがある。
こういうときに備えて、道具一式は持ってきてます。
タイヤレバー、予備チューブ2本、空気ポンプ、CO2ボンベ、
チューブの修理用パッチ、タイヤブートなど。
早速、道端でチューブ交換。
パンクしたチューブを外して、予備チューブをタイヤの内側に収めていきます。
次に、タイヤをホイールに組み込みますが、最後の部分が固いが、なんとか押し込む。
最後に、チューブがタイヤのリムに挟まったままだと、
空気を入れたときにパンクしてしまうので、念入りに点検。
せっかくCO2のボンベを持ってきてるので、それを使ってもいいんだが、
一回使うと終わりなので、もったいないので、手押しの小さいポンプを使う。
ポンプによっては、なかなか空気が入らないやつもあるが、
このポンプは確実に入って行きます。(前回のパンク時も経験済)
けっこう固くなったので、まあこれでいいか。
途中で、空気入れを借りて、パンパンにすればいいです。
20分ほどで終了。
いつのまにか、ハンガーノックを忘れてた。
予期せぬことで時間をロスしたので、先を急ぎます。
というのが、尾道からフェリーで、さっき通った生口島まで乗る予定。
フェリーの時間が12時40分なのです。
最後の向島は、クルマが多い。
用心しながら、ゆっくり走行。
しばらく行くと、尾道までの渡船乗り場へ到着。
今治から70Kmほどのライドでした。
尾道までの自動車の橋はあるが、自転車は通れないので、
渡船を使って渡ります。
料金は、自転車が110円。クルマでもその程度。
フェリーに乗るとき、いきなりクリートが滑って転んでしまいました。
自転車にも被害がなく、服も破れなかったので、ヨカッター。
目の前の尾道まで数分で到着。
時刻は、11時半ぐらいだったかな。
最初に、生口島の瀬戸田行きのフェリーの場所を確認。
尾道駅の真ん前にありました。
さて、昼飯は、一度食べてみたかった尾道ラーメン。
フェリー乗り場の係のおばちゃんが教えてくれた、駅前の店へ。
けっこうお客さんが一杯でしたが、ちょうど二人並んで座れました。
ラーメンと唐揚げのセットを注文。
ラーメンは醤油味で、背脂がたくさん。
いやー、うまかった。
スープまで全部飲み干してしまいました。
唐揚げも熱々でうまかったー。
ハンガーノックも忘れてたが、完全に解消か。
さて、フェリー乗り場まで戻って20分ほど時間待ち。
それにしても、尾道駅前はしゃれた店がたくさんあり、
観光客?も多くて、活気がありました。
フェリーは、60人ほどの定員の黄色い可愛い船です。
自転車は船内に持ち込んで、倒れないように立てて見張っときます。
ベタ凪の穏やかな瀬戸内の海のクルージング。
船が小さいので、海面がすぐそこ。
瀬戸田まで40分で到着。
快適な船の旅で、30Kmほどショートカットできました。
船を降りてしばらく行くと、さっき休憩したサンセットビーチ。
レンタルサイクルショップがあったんで、空気入れを借りて充填。
ついでに、横のレストランで水をもらい、ボトルに詰めました。
ラーメンのスープのせいか、のどが渇いてしょうがない。
さて、今治まで残り40Kmほど。
3時間ぐらいかかるかな。
時刻は13時半ぐらいなので、16時半までには到着できるか。
尾道からのフェリーは、12時40分に乗れたが、
これに間に合わなかったら次は14時10分だったので、
かなり遅くなっていたはず。間に合ってよかった。
久しぶりに70KM以上乗ってきてるので、だいぶ疲れてきてる。
橋への取り付け道路の坂を上るのも、かなりきつくなってきた。
多々羅大橋の途中に無き竜の標識があり、手を叩くと、ビヨヨヨーンと響きます。
聖地に降り、またまた記念写真。
行きと違って、帰りは時間の制約はないので、少しはゆっくりは帰れるが、
暗くなるので、そうもゆっくりはしてられないかな。
大三島から伯方島、大島、今治へと帰ります。
大島の急坂の下から上を見上げる。
やっぱり、心が折れそうだが、登らんとしょうがない。
山ちゃんには先に行ってもらい、
インナーローでクルクル回しながら、少しずつ上がります。
時速10Km/hほど。
なんとか足を着かず上がりきりました。
2番目の坂も同様。
来島海峡大橋の直前、海岸沿いに景色のいいところがあるので、ちょっと記念写真。
ここは、撮影スポットでしょう。
ちょっと夕陽が逆光。
最後の取り付け道路の坂がキツイ。
また、来島海峡大橋は、微妙に上りになっていて、足にジワジワくる。
夕陽が真正面になりまぶしい。
橋の終わりのところで、最後の記念写真。
次はいつくるかわからんからなー。
もしかしたら、これが最後かもしれんしね。
最後の最後の取り付け道路を下ると、出発地のサンライズ糸山に到着。
時刻は16時ぐらい。少し薄暗くなりかけ。
もし、一つ遅いフェリーだったら、真っ暗になっていただろう。
走行距離は、110Kmちょいぐらいでした。
久しぶりの100Km越えは、きつかった。
パンクはあったが、事故もなく無事に帰ってこれました。
自転車をクルマに積み、今夜の宿の鈍川温泉へ。
30分ほどで到着。
ここの温泉は、前々回の大会の時に泊まった温泉。
宿は別だが、今度の宿はどうか?
けっこう大きいホテルのようです。
部屋に通されると、二間で、寝室にはベッド。
窓の下は渓流があって、流れの音が聞こえてる。
かなりいい部屋です。
さっそく温泉へ。
ゆっくり浸かって立ち上がろうとすると、立ち眩みで倒れそう。
こりゃいかんと、落ち着くまで椅子にすわり、しばらく安静にしてたら回復。
危ないところで、真っ裸で倒れたところを見られるところでした。
ロングライドのあとの入浴では、よくなるのです。
頭から血が下がり、貧血気味になるのか?

食事は、猪豚鍋、サザエのつぼ焼き、刺身、釜めしなどの懐石。
山ちゃんはビール、オレはノンアルコールビールで乾杯。
足りるかなと思ったが、腹いっぱいになりました。
バイキングだとつい食べすぎて気分が悪くなるが、ちょうどいい満腹感でした。
10時前にはベッドへ。


<< 3日目 >>
疲れすぎたのか、一晩うつらうつらの状態でした。
朝風呂に入って朝食。
今日は、快晴のいい天気です。
最後の一日、300Kmを走って帰ります。
道後温泉を通って松山市内へ。
しばらく行くと海岸沿い。
来たときに立ち寄った道の駅へ。
焼きたこを買うつもりだったが、一昨日と同じパックみたいだったのでやめました。
このあと立ち寄りたいのが、JRの下灘駅。
NHKの”72時間”というドキュメンタリー番組で取材された駅です。
目の前に瀬戸内海が拡がり、駅のベンチに座って、
ぼんやり何も考えず、ただ海を眺めるという場所なのです。
観光客が何人かいて、写真を撮ってます。
青い空とゆったりした海を眺めていると、なんか独特の雰囲気。
ここからフェリーに乗る三崎港までは100Kmぐらいか。
途中の道の駅で昼食。
山ちゃんはカツカレー、オレはちりめん丼。
温泉たまごと薬味を載せて、つゆをかけていただきます。
熊本では見たことがなく、なかなかうまかった。
三崎港に12時ごろ到着。
港の前の店で、じゃこカツ、じゃこ天、イカ天を買い、
12時30分のフェリーに乗船。
時間的にちょうどピッタリでした。
1時間10分で佐賀関港に着岸。
熊本まで150Kmを帰ります。
犬飼から高速に乗るが、途中で間違えて下道に降りてしまい、
次のICから乗り直し。
竹田が高速の終点でした。
無料で助かります。
だんだんとガソリンもメーターが少なくなってきた。
赤水あたりで、目盛り二つ。
家まで持つか?
山ちゃん宅に到着が17時ごろ。
3日間お疲れ様でした。

ついにガソリンの残量の警告灯が点灯。
家まで10Kmもないので大丈夫だろう。
家のすぐ近くのGSでガソリン補給。
600Kmを補給無しで走り切りました。
燃費の最高記録か。
家に到着が17時30分すぎ。
事故なく、無事に帰ってこれたのがなによりでした。
持って行った保険証を使うこともなく、最高のサイクリングでした。
また行くかと言われると、久しぶりのロングライドで腹いっぱい、しばらくはいいかな。
そのうち、キツさを忘れたら、行きたくなるかもしれません。
当分、近場のランチライドをよろしく。
お疲れ様でした。



今治→尾道


生口島→今治