直線上に配置

side bending machine

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 サイドの曲げはウクレレで経験したものの、失敗が怖くて高価な材を使うには勇気がいります。
 まだ勇気がないので、サイド曲げのジグを作ってみました。
初めてなのでウクレレ用です。うまくできたらギター用のものを作ってみたいと思います。 今回は失敗も予想されるので低予算でいきます。
 lmiからプランを取り寄せ、ながめます。
製品は500ドル弱で購入できます。
私には高価なので、12ドルちょっとのこのプランが頼りです。
 あとUkulele Supply of Hawaiにウクレレのサイドベンディングマシンがあったので参考にしました。こちらは安いのですが、ブランケットが必要ということで、併せてかなりの額になってしまいます。
 両者を合体したものを製作していきます。
 作りたい型を決めて、バンドソウで切り出します。
材はギターの枠を作ったあまりで十分です。
ずれないように気をつけて、慎重にいきます。
 10カ所に穴を開けました。パイプを入れる穴です。
 パイプの穴あけはドリルでは難しいものです。ボール盤があればいいのですが・・・垂直にドリルが入っていくように心がけます。
 合板は切り口が汚いですね。
 穴のあいたところに入れるアルミパイプです。1mあれば普通のウクレレのものを作るには十分です。直径8mmのものを選びました。
金切りのこの刃がなかったので、刃を買ってきました。これもそんなに高いものではありません。パイプとねじを切っていきます。ねじはねじ山を壊さないように注意します。
 クランプの基点になる穴を3カ所開けました。入れる丸棒の径に応じて少し大きめで良いでしょう。
 アルミパイプを切断して、軽くヤスリをかけ、入れてみます。いい感じ、イメージ通りです。
 
クランプになる丸棒です。直径18mmを使いましたが、もう少し太いものでもいいかな。ちょっと貧弱な作りになってしまいました。
ねじ軸は1mの6mmのものです。これも安かったです。
 ステンレス板を2枚切ってようやく形ができました。ねじがうまく締まるように、締める側の穴は大きめに調整しました。
板の中にはアルミホイルを貼ってみました。
 それでは使ってみます。これは、前回のウクレレ作りで余ったサぺりのサイドです。水につけます。
 材を2枚のステンレスの間に挟みます。
平行にセットしないといけません。また、前後に余裕があるように材を置きます。
 そのままでは割れてしまいました。
当たり前ですね。
 よって熱源は100w電球一つで再挑戦します。
まずは中心部を徐々に締めていきます。ひゃあー怖い・・・割れないでね。ステンレスが熱くなっていると大丈夫のようです。
 ええい、ネック側の方も曲げちゃえ・・・おお、割れないぞ、これなら行けそう。
 ゆっくり、ネジを締めていきます。決してあせってはいけません。
 おしりもええいっ!いいじゃん、いいじゃん。なんて素直な材なんでしょう。
 でもどの位時間をかけたらいいのでしょうか?火事にでもなったら大変なので、その場から離れることはできません。
こんな状態で電気を切り、冷めるまで置いておきました。
 材を取り出すときに下のステンレス板が元に戻るので、それに併せて、サぺりも元に戻ってしまいました。まだ、材が湿っていたのでもう少し、熱しても良かったかな?と思います。早速枠に入れて形を整えます。
  というわけでとりあえず、成功です。
パチパチ
あまり、お金はかかりませんので、曲げが苦手な人はお遊びで作ってみるのもいいかもしれません。
 しかしこんなものを作ってしまうなんて・・・
自分が怖くなってしまいました。
 
 くれぐれも自己責任の世界ですので、火事には十分注意ください。ソケットは陶器のものを利用しましょう。