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STYLE5 2003-1

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 コンサートウクレレも無事出来上がり、今年の目標にしていた、パーラーギターに挑戦しようと思います。ウクレレ作りではキットから始めて、ほぼ自作出来るようになり、来年はきれいな木目のコアを使った楽しいウクレレを作ろうと思います。ウクレレ作りも楽しいのですが、サイズの大きなギターは出来上がったときの感動もひとしおです。
 ぼちぼち楽器作りも「無謀な挑戦」から、「なんとか形」にすることは出来るようになってきたので、キットでないギターを作ってみたくなりました。せっかく作るのだから、あまり見ることのないギターを作ってみようということでSTYLE5のコピーを作ります。
 途中でボツになることも考えられますので、その時はごめんなさい!
10/4
 コンサートウクレレの製作と並行しながら製作の構想を練っていましたので、いくつかの部材は作業が進行しています。
 プランはLMIで購入しました。まずはじっくり眺めます、飽きるほど眺めていると作りたい気持ちが高まってくるので、その気持ちを抑えながら、材料を選定します。
 アクリル板で型を取ります。左に指板が出来上がっています、全体の工程に見通しが持てたら作りたいところから作っていっても構いません。
 実はまだネックとボディのジョイント部をどうするか悩んでいます。
10/4
 型枠はゴールデンウィークにコンサートウクレレ用のものと同時に作っておきました。右下がスタンダードウクレレ、右上がコンサートウクレレ、左がSTYLE5になります。
10/4
 夏休み中にトリマーの使い方もいろいろ試してみてロッドの溝を掘りました。うまく合うロッドがないので今回はエボニーを入れようと思っています。
 ネック材はホンジュラスマホガニーを使います。アイチ木材さんから購入しました。長さからウクレレ用のサイズのものがぎりぎりで使えそうなので、少しヘッドの部分を調整してあります。
10/12
 トップ材はシトカスプルースを使います。AAグレードです。普通のトップ材の寸法から2枚採れる材がありました。ブックマッチで接着して一枚、さらに削って貼り合わせてもう一枚という感じです。
 2枚取れたからには2台作ろうかな、ネックもあることだし。ただバック&サイドはどうしても普通のセットから2台分は取れませんから、ローズとマホを使おうと思っています。
10/22
 部材を揃えます、ネックブロックとエンドブロックから作っていきます。ウクレレの製作でも作ったのですが、特にエンドブロックは高さが必要です。いろいろ探していたらホンジュラスマホの角材がありました。これを使ってバンドソウで切り出します。
10/22
 切り出したら、ベルトサンダーで平面出し。この繰り返しで、これまた2セット分作ってしまいました。
Rまでつけたいところですが、ジョイント部にルーターで溝を掘りたいのでここまでにしておきました。
10/27
 バックはインディアン・ローズウッドを使います。2ndグレードですが、申し分ありません。LMIからの購入です。
 ブレイス材はトップに合わせてシトカスプルースで1台分切り出しています。まだ角材のままです。
じっくりプランとにらめっこしながら製作を進めます。
11/6
 更新が滞っていますね、裏板の補強をして、ブレイスを少しずつ作っていました。写真の飛び出ているブレイスはマーチンのDタイプのものです。
 今まではこれと同じものを作っていたのですが、サイズが違うので、慎重に製作しています。プランでは裏板は湾曲していないので、ブレイスにRをつけないのですが、このあたり悩むところです。今も悩んでいます。
11/11
 接着完了です。Rはほとんどつけずに作っていくことにしました。他の部材がまだほとんど手つかずなので、冒険はしません。Rをつけた方が音響面では有利と聞いていますが、バインディングの処理などで手間がかかるので安全策を取ります。