サイド・バック材
Koaです。good flame/select, jumboのグレードで136.25ドルしました。
サイドベンディングもお願いしたので、こんな形になっています。
美しい木目です。マホガニーより堅い感じがします。
但し、同じ金額を出せば、Indian Rosewoodの最高級品が手に入ります。初めてギターを作るならIndian
Rosewood、少しうまくなったらMahoganyがお薦めです。
Honduran Rosewoodです。バック材は板目になっていますね。
ギター材の場合は柾目材がよいとされています。
色合いはローズウッドより薄めです。
Madagascar Rosewoodです。この材はとっても高級なのですが、festival grade,
classicという一番安いグレードです。よく見ると部材の中に節らしきものが入っています。それでも美しい木目です。この材はウクレレのフレットやギターのヘッドプレートにも使ってみました。お気に入りの材です。
Sapeleです、マホガニーの仲間で一番安く手に入るギター材の一種です。本物のマホガニーより材質が荒い感じがします。アフリカンマホガニーより堅い材です。初めて加工なしの材料を購入した時、どうやって薄くしようか随分悩んだものです。マホガニー系の材料に限らず、ギターのサイド・バック材は逆目が出るんです。
この材は3セット購入し、1セット分はウクレレになりました。
こちらがHonduran Mahoganyです。ホンジュラスでもともと採れる材のようですが、どうやらブラジルで採れる同種のもののようです。ギターはネックもこの材がよく使われるので乱獲されてしまい、もう採れないのでしょうかね。かといって高価ではありません。3セット買うと1セット41ドル程度です。
Mahoganyは加工が容易で、慣れれば鉋ですいすいと削れます。
East Indian Rosewood/Palisanderです。ローズウッドはギターの定番中の定番です。木目の美しさ、ものによってはほのかな香りのするものもあり、私の好きな材です。ところが鉋がけではその堅さから、肩こりを生じます。そのままで購入すると5mm弱の厚みがあります。これを3mm弱まで平らに削るというのはかなり辛く、初めて作る場合はサンディングサービスをお薦めします。
写真のものはFIRST GRADE です。需要も多いのでグレードは3つに分かれています。真ん中のグレードになりますが木目も通っており、素晴らしい材だと思います。
East Indian Rosewood/Palisanderです。こちらは2nd Grade になります、写真ではわかりにくいと思いますが、
色合いが薄く、木目も粗い状態です。セールで41ドルで購入しました。
それでも私のように趣味で作るなら充分な技能が伴うまではもってこいの材料になります。最も曲げやすい材料です。2003年7月よりかなり値上がりしてしまったのが残念です。
Maple Bigleaf, flame, best figureです、Mapleは2種類あるようで、さらに杢の出方や杢の種類によっていくつかのグレードに分けられているようです。色合いが違うように見えますが、実際はほとんど差がありません。杢の入った材は加工が難しいようです。
East Indian Rosewood, premium gradeです、以前購入したFIRST GRADEに比べて見ると木目の通りがよく材全体が均一になっています。この材できれいな音色のギターが作れたらもう満足です。