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それは・・・静岡大学農学部が行ったマウスを使っての実験のデータです。
実験には材質の異なる箱が用いられました。
木の箱、鉄の箱、コンクリートの箱です。
この箱の中でマウスを飼い、繁殖させて23日間その生育の違いを調べました。
それによると・・・
木の箱で生まれた赤ちゃんマウスの生存率は85.1%だったのに対し鉄の箱ではぐっと少なく41%・・・・
さらにコンクリートの箱においては実に6.9%(!)という驚くほど低い生存率だったのです。
コンクリートの箱では130匹生まれたけれども23日後には9匹しか残らなかった・・・・
| 箱の形状 |
木 |
鉄 |
コンクリート |
| 仔マウスの生存率 |
85.1% |
41% |
6.9% |
かわいそうに。
横道にそれますがマウスの顔をじっとみたことありますか?
結構カワイイです。昔、ネズミを捕まえて処分しようと思いましたが
つぶらな瞳と目があってしまい、仕方なく車に乗せて遠くの草むらに
逃がしに行ってしまいました。箱から出したネズミは一瞬ブルッと震えて
その姿がまたカワいくて背中を撫でてしまいました・・・(←暗いヤツではありません。)
どうしてこんなに差が出たのでしょうか?
鉄やコンクリートの箱の母マウスは身体が冷えてしまうため
赤ちゃんマウスに充分にお乳を与えることができなかったのです。
(そ〜うなんです!寒い季節の授乳はつらいんです!・・・)
この結果は外気温が25℃〜26℃の時のデータです。
その後も実験は続けられ30℃の時(あたたかい)には三つの箱のどのマウスも
大差なく生存し、20℃の時(寒い)には、木の箱のマウス数匹を残したものの
ほとんどのマウスが生存できませんでした。
これはどういうことなのか?
ここでわかることは、他の素材に比べて「木は身体から熱を奪わない素材である」
ということです。外気温が30℃とあたたかい時は問題ないのです。
他の箱のマウスたちも変わりなく元気だったのですから。
問題は外気温が低い時なのです。
気温が下がると鉄やコンクリートは冷たくなりますね。
そのためマウスのこどもたちは身体の熱が奪われて死んでしまったのです。
確かに鉄やコンクリートに触れるとひんやりしていますね。
反対に木にはぬくもりを感じませんか?
肌に心地よいと感じるでしょう?
これは大切なことなのです。
木の箱の母マウスはやさしく子育てをしたのに
鉄の箱、コンクリートの母マウスは育児をしないばかりか
自分の仔を食べてしまうことさえあったということです。
ストレスのため自らの尾をかじる赤ちゃんマウスさえも・・・・
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