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2008.1.25

名古屋市緑区のT様邸のリフォーム事例です。 ６帖のリビングと隣接する和室６帖間をつなげてて一部屋にしました。 今回は床にコルクを使っています。 お施主様のお好きなアジアンテイストでまとめ シックな雰囲気のお部屋になりました。

今回の床材に使用したコルクのことを、少しお話しましょう。 コルクは樹皮を採取した後も親木を枯らさず、９年ごとに繰り返し再生するという 強い木で、環境・資源保護の観点からも注目を集めているエコロジー素材です。 コルクの細胞内にはミクロ単位の気泡があり、弾力・保温・断熱・遮音・耐水など 優れた機能を併せ持ち、その性能はスペースシャトルの耐熱層部にも使われ、 ロケットブースターの表面を大気圏でおきる高熱から守っているほどです。 高い遮音性能は音響を重視するコンサートホール・静けさが求められる、 図書館などの施設にも採用されています。 程よい弾力性は、足に優しく、また滑りにくくできているので、 小さなお子さんのいる家庭や、これからの高齢化社会に対応する やさしい空間づくりにも最適です。 水や火にも強く、ワインの栓にも使われていることから分かるように、 液体に長浸しても劣化・腐食されません。 気泡中に多量の窒素を含んでいるので、非常に燃えにくく、万一燃えても ゆっくり焦げて炭化し、空気を遮断するので、延焼を防ぐ性質もあるのです。 コルクってスゴイですね！

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