人の運命とは
人間が生まれて来るには、生まれる原因、要素があり、ある両親のもとに生まれた私たちは、ある条件(時代、国の文化、社会背景、思想・教育)の影響を受けて成長していきます。このように 生まれながらにして授かったエネルギーを「宿命」といいます。
宿命には、個人の性格・才能・適性・行動パターン・雰囲気・体質・人間関係・人生行程等々、人間の様々な要素を構成する「もと」が含まれます。
そして「運命」は、宿命と環境(自分をとりまく様々な人間関係や集団、両親・兄弟・友人・職場・国・その他、周りにいる人間など)との関係性によって決まっていきます。
私たちが何を考え、何を望み、自分の意思でやりたいと思ったことを言葉にしたり体を使って行う…ここから運命が発動します。
あなたが、
どのような人と出会い
どのような経験をして
どのような学校へいき
どのような仕事をして
どのような人と結婚する
かは、おおむね自分の意思が関与しているはずです。
運命は自分の意思や行動によって、いかようにも変えることができる。だから、ひとは「性格を超える運には出会わない」といわれています。
これは、現代物理学の量子論でいわれている「すべての現実は、選択という思考の結果である」という言葉に置き換えることもできると思います。
人生は選択の連続です。
自分のすること、自分がしようとしていること、それが運命です。
後悔のない人生を歩むために…、毎日、素敵な選択をしましょう。