++犬食【食前編】++

日韓W杯開催を機に、
またもや韓国の犬食いが欧米の批判の的になっている。
私はこの件に関しては韓国贔屓。
豚だの牛だの羊だの鶏だの散々食ってきたくせに、
犬は食うなと言える欧米人のその精神構造が分からないよ。
などどいう国際的な文化の相違を語っていくのは
実はこの際皆無だったりする。私は、というと、
このニュースで、J磐線M河島駅前の焼肉D屋で
犬を食わせてくれるのを思い出した。
ただそれだけ。

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D屋のことを知ったのは
故青山正明が編集を勤めた某UG系雑誌。
そのころ私は思いっきりJ磐線を使って通学しており、
M河島も毎日通っていたというのにそれの存在には
全く気付いていなかった。
M河島駅ホームから見ることのできるD屋の看板。
しっかりはっきりくっきり書かれた「補身湯」の文字。
この「補身湯」こそが件の犬肉料理。
「イツカ クッテヤル。」
記事を読んで以来、M河島を通る度に
こう思うようになったとさ。

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そう思いながら早○年、
未だ実行に移すに至っていない歯がゆい毎日。
だって、M河島って時間帯によっちゃ通過駅だし
降りる機会なんて全然なかったんだもんよ。
それがこのニュースでおケツに火が点いた。
行動に移さなきゃ何も始まらん。
「犬、食いに行きましょう。今度の土曜日にでも。」
そう誘ったのが2月の10日ごろだったような・・・。
したがって2月16日を予定していたはずなのだが、
結果は同行者が前日の金曜日に欠勤したため
その日に空きが出来たので1日早まったわけだ。
当日の定時直前、「ぞぬ、今日食わん?」と
誘いのメール貰って思わずOKしちまったが、
うぉぉ、心の準備とカメラの準備をしてなかったよ・・・。

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仕事場からJ磐線の始発U野まで約10分、
乗り換えの時間も入れてM河島までそこから約10分の
計20分ほどかかると見積もっていた。
ところが、U野でタッチの差で一番早い出発の電車に
間に合わなかった。次発はM河島通過する電車。
仕方ない、さらにその次の電車を待つか。
シートに腰掛け、出発を静かに待つ私。
すると、どうしたことだろう!!
寝てしまったのだ!!!
ハッと気付くと、M河島を通過して隣りの駅へまっしぐら!!
ばかなーーーー!

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M河島へ戻るために上りの電車を待たねばならない。
下りは2本もやって来た。
しかし、待てど暮らせど上りの電車が来ない。
10分ほど経って、ようやく上りが来るとのアナウンスが。
特急通過じゃねぇかよ!!
間髪入れずに再び構内アナウンス。
「特急が遅れました関係で、電車が遅れております。」
ざっけんなよ!!
(J磐線は特急と普通電車が同じレールを走っているため、
特急通過の際に普通電車は途中駅で5分ほど停車して
待ち合わせを行わねばならない。)
やっと電車が来たぞ!
通過じゃねぇかよ!!

・・・いやもう、今までにも何度もJ磐線には殺意を抱いてきた
けれど、この時ほど、爆破テロしてやりたいと
真剣に考えたこともなかったね。

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やっとこさっとこM河島に到着。
20分で済むはずだった移動時間は何故か60分だった。
ぐふぅ。

(2002/02/15)