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 このページでは、テレビのクイズ番組で出題されるような話題で、知っておくと便利なことを書き込みして行きたいと思います。
越境
 よく問題にされることですが・・・
隣の家の柿の木が境界を越えて枝を伸ばしてきました。そして、境界のこちら側に柿の実をつけました。この柿の実を採るのには、この柿の木の持ち主であるお隣さんの許可がいるかどうかです。

①こちら側の敷地上に成っている実なので許可はいらない。
②こちら側で成ってはいるが柿の木の持ち主はお隣さんであり、
  実を採るにはその木の所有者の許可がいる。
③実を採るには許可はいらないが、柿の実は木の持ち主のものであるので
  持ち主に返さなければならない。

次に、隣の家の竹が根を伸ばしてきて境界のこちら側に筍(たけのこ)が生えてきました。この筍を取るのに隣の家の許可がいるかどうかです。

①この筍はこちらの敷地に生えているので許可はいらない。
②この筍は明らかに隣の敷地から根を伸ばしてきたものであり、
  その竹の所有者は隣なので許可がいる。
③こちらの敷地内に生えているので、その筍を採るのに許可はいらないが
  所有者は、隣の家なのでその筍は返さなければならない。

さて、いかがでしょうか?


 正解は、柿の実については②で、筍については①です。
同じ越境でも、空中で越境している場合と地中から越境している場合は違った判例になっています。
今回は柿の実と筍という設定での問題ですが、ときによっては、邪魔な枝や根っこということもあります。判例上、根っこは許可なしで切れるが、枝は邪魔だからと言って勝手に切ることはできませんので気をつけましょう。

 ただし、ご近所付き合いをうまくやっていくためには、いずれの時も事前に話し合いをしましょう。権利と義務の関係よりも、譲り合いのやさしい関係を保ちたいものですよね。

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