I M A G E



幻と夢が混ざった
皮肉な世界
一人きりの舞踏会
幻影と踊る
体がすり抜けるだけ
しまいには
あなたさえも消え
暗闇の部屋に
置き去りの私
壊れそうな窓から
風が迷い込むだけ

壁にもたれ
瞳を閉じる
蒼い月明かりが
膝を抱えている
私を照らす

雲が月を隠すとき
私は現実の世界に戻される
月明かりが見せた
一時的な幻
私の心の奥底に眠っている



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