1. 古画によせて
「君は『彼』を思い出させる。」
そう言ってぼくの髪に触れた大賢者を、何となく無下に振り切る事はできなかった。
永遠とも思える往く年月を、何一つ忘れる事も出来ず過ごしてきたというこの男を。
あの男の想う『彼』と、瓜二つの容貌の自分。
似ているのは容貌だけだろうか?
心は?
大賢者の愛した『彼』の絵の前に佇んで問う。
「ぼくは本当にぼく、でしょうか?」
それとも。
この、ユーリを想う気持ちは作り物、なのでしょうか?
古画に寄せる想い。ぼくの想い。
「愛している、ユーリ・・・きっと。」
う〜ん、短い上にムラプチックに見えますねぇ〜(笑)でも一応ユヴォです、これ!
眞王の面影をヴォルフに重ねる村田さん(あくまでも面影をかさせねてるだけ)と、
振り切れなかった自分自身を不安に思うヴォルフ。
生まれ変わりと言う事が一般的に理解されている眞魔国なら、
こういうのもありかな?と思ったんですがどうでしょう??
でもでも!!ヴォルフの心はユーリに、村田の心は眞王にありますから!!!