恋人よ,まだ眠っているのなら
朝起きて、君のブロンドの髪を跳ねる、生まれたての朝日を、
一日で誰よりも早く見る事が出来るおれ。
それはおれにだけ許された、幸せな時間。
「ヴォルフ、まだ寝てるの?」
あ、ほら!
睫の先にも、見つけた。
キラキラの朝日だ。
「わがままだって、言われるかもだけどさ〜・・・」
白さの際立つ頬に、口づけをして呟く。
「こんな姿見せるの、おれだけにしろよ?」
ぐぐぴ〜・・と、返事の代わりに可愛い寝息。
おねむ好きの某さまの旅立ちに合わせてUPしようと思ったんだけど、
間に合わなかったので、クリスマスにVv