恋人よ,まだ眠っているのなら

 

朝起きて、君のブロンドの髪を跳ねる、生まれたての朝日を、

一日で誰よりも早く見る事が出来るおれ。

それはおれにだけ許された、幸せな時間。

「ヴォルフ、まだ寝てるの?」

あ、ほら!

睫の先にも、見つけた。

キラキラの朝日だ。

「わがままだって、言われるかもだけどさ〜・・・」

白さの際立つ頬に、口づけをして呟く。

「こんな姿見せるの、おれだけにしろよ?」

ぐぐぴ〜・・と、返事の代わりに可愛い寝息。

 

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2005/12/23

おねむ好きの某さまの旅立ちに合わせてUPしようと思ったんだけど、

間に合わなかったので、クリスマスにVv

 

 

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