陛下と二人でロードワークを終えて新居に帰ってくると、
そこには珍しい来客が・・・。
「うううっ・・おいたわしい!ユーリ陛下!」
「お前は、ギュンター!何しにきたんだ!」
「あなたの我儘に付き合わされて陛下が
城を出てしまわれたのですよ!?」
これが泣かずにいられますかと涙と鼻水を垂らしながら訴える
ギュンターに、いつもの踏ん反りポーズでぷーは応戦します。
「ぼくを部屋から追い出したのはユーリだし、
そのぼくを追いかけてきたのもユーリ自身だぞ!
やっかむ気持ちは分からないでもないが、迷惑千万だっ!」
「あ、兄上まで?!」
ギュンターの後ろから歩いてきたのは、
ぷーの敬愛するグウェンダル兄上です。
「どうしてここに???」
「とうとうお前と陛下が新居を構えたという知らせを受けたので、
せめて祝いの品でも贈ろうかと思ってな。」
「あ、兄上、有難うございます☆」
兄上にはにっこり天使の笑顔のぷーなのです。
「あは、ははは、マイド イン グウェンダル・・ね。」
次の日のロードワークでは、
グウェンダル兄上特製のくまみみ帽子着用の
二人の姿が見られたそうです。
・・・ぷーのみ「P」マーク付きマフラーまで貰ったんですよ。
これで冬のロードワークもばっちり☆
「兄上に頼んで、今度グレタの分も作って頂こう。」
「ということは、家族揃ってペアルックね。
グレタにはクマハチ色のピンクの帽子で・・・」
「出来たら、薄絹で羽も作って、それも背中にちょこんと・・・」
うっとりする、お父様二人なのでした(笑)
グレタが留学から帰ったら、三人でお菓子のお家で、
家族水入らず・・・かな?
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ぷーの新生活第二弾です☆
お年玉代わりに、ぷーちゃんにユーリを・・・と思ったのですが、ユーリ陛下だけでは淋しいかな〜と、
お留守番組2人を追加してみました(笑)
一気ににぎやかになった、ピンキー眞魔国です☆