マニメ32話感想!!

 

本当なら更新の部分に、ちょこっとだけ書いて満足する私なのですが。

今回は色々と思うところがあったのでちょっと別ページにしてみました。

 

 

まず、ひとつ!!

楽しみにしていた、「求婚返し」がなかった〜(涙)

それから思ったより早く、兄上とギュンターがきてしまったので、

大賢者さまをお迎えするために奔走する二人の姿も見れませんでした・・・。

さらにその結果、「兄上の船がきている!!!」までもが・・・(凹)

でも、ま、まぁ、いいでしょう。

もしかしたら全然違う場所で、見れるかもしれないですからね。

例えば、テンカブでキレて上様になってるユーリを、ビンタで目覚めさせるとか〜?

 

あとは、軍曹モードのギーゼラの罵声に、おもわず「はいっ!」と、

良いお返事な三男が、めちゃくちゃ可愛かったです〜。

「はい!」と返事しつつも、『あれ?おかしいな??』と矛盾を感じているような顔(笑)

船酔いもユーリに会ったおかげで気が抜けて再発し、

「閣下!お魚寄って来ましたよ〜!」のダカスコスに爆笑でした。

ムラケンもカッコよくて、ちょっとはまりそうな予感が・・・(笑)

 

でも!

でもでもでも!!!

今回私にとって重要だったのはその後なんです!!

 

ユーリがコンラートの腕を穴に埋めようとしていたのを見咎められて、

ある種ユーリVSグウェンダル状態になってしまって。

アニメ前半を見ればどう考えても、お前はグウェン寄り意見だろ?と思われるヴォルフが!

ユーリとグウェンの間に入り、剣を抜き、

その剣を差し出して、グウェンに許しを乞う姿が〜(悶絶)!!

あれは決してグウェンに剣を向けたのではないのです!!!

剣を向けるとすれば、膝づいたりしないでしょ?

剣を両手で捧げ持ったりせずに、きちんと両手で構えるでしょ???

だからアレはユーリとコンラートのために兄に反論する自分を、差し出したんですっっ!!

グウェンの意見、もっぱら国政重視なところはありますが(絶対真意は違うと思うんですが)、

意見を良く考えればグウェンの方が正しいかもしれないと分かっていながら、

左手を剣に添えて、膝づいて、反抗の代償として、自分の命を差し出してまで、

ユーリの意見を通してやろうとする、ヴォルフの姿(涙)!!!

あのシーン・・・もう、10回は見ました(見杉)

 

今回の話は、この『言葉と心の相違』を凄く感じるシーンに骨抜きでした。

ユーリはコンラートの思い出を引きずり、コンラートの意思を尊重する一方で、

箱と鍵が揃い悲劇が起こることを恐れて、

コンラートの腕を側に置く事が怖いのではないかと感じますし、

グウェンは、箱と鍵が揃うことによって国が得る利益を高らかに謳いながら、

反対に兄として次男を、たとえ体の一部だとしても国に連れ帰りたい気持ちが

見え隠れしているような・・・。

それから、ヴォルフは国益や兄の気持ちを理解している一方、

兄の腕が使われることとユーリの心情を汲んで、敬愛する長兄に命をかけて意見する・・・。

この三者の、言葉にしている部分と言葉にしなかった部分とが、

凄く色濃く出てるシーンだったなぁ〜、と思いました。

それをさりげなく見守ってる、ムラケンとギュンターも素敵でしたけど。

 

結局、『腕』についてはユーリの意見を通した形になりました。

実質摂政的な役割を持って眞魔国を動かしているグウェンが、

国益のことを一番に口にするのは仕方のないことだと思うのですが、

彼は見ていても良く分かるように物凄く弟思いの優しい人ですよね。

あんまり表立ってそういう場面見せないから、

彼を良く知らない人とかの場合は激しく誤解されてそうですけどね。

次男の腕も大切だったけれど、三男を切ってまで取り返そうとは思わなかったのでしょう。

最後にグウェンが言った一言、「(生きてるよな、のユーリの台詞の後に)当たり前だ。」が、

それを色濃く伝えているような気がして、ちょっとうるっときておりました!

グウェン大好きだ〜!!!

 

・・・でも、どこまで行っても一番は三男ですVv

 

 

う〜ん、次回テンカブはどうなるのでしょうね〜!

ちびヨザが可愛かったわ・・・ふふふ。

 

 

 

2004/12/15  


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