1998年11月

 
 屋根をつける

 森のログハウスへやってくると森の空気がとても新鮮なのでデッキで過ごす時間が長くなる。ところが、山の天気は変わりやすく急に雨や雪が降りだし慌ててしまうことが多いので、多少ログハウスの格好がよくなくても屋根をつけようと決めた。
 材用は、塩ビのトタンを除いては、すべて残り材を使用した。

     
 

  2001年8月から9月
 拡張

 晴れた日は、青空の下で食事がしたい。そこで、デッキを拡張することにした。広さは、縦3.6メータx横3メータで10.8平方メートルくらいになる。構造は簡単に塚石の上に大引きを4本を置いて、水平器を使って水平をとり大引きと塚石をねじで固定し土台を作る。デッキの材料は、近くのホームセンターから2x4のひのき3.6メータものが460円で売っていたのでそれを使うことにした。土台ができたところで、デッキ材をステンレスのスクリューくぎで等間隔で固定する。庭に部屋を増築したようで、第2の居間ができた。

 完成したのが夕方だったので、次の日デッキを使えるように夜間に塗装した。塗料は、野外デッキ用のもので雨に強い撥水性のものにした。 

     
  2004年3月
 改修

 前回しっかりと基礎を作っていなかったために冬に降りる霜で一部基礎が浮いた状態になってしまっているので解体し、基礎をしっかりと地中に埋め込み再度ペイントをして組直すことにした。位置も少し西側に1メートルくらいずらし芝生の庭の面積を広げた。土台の部分は腐食しにくいように水性のペンキを塗った。このペンキ塗りの作業は子供たちが受け持ってくれた。デッキ材と土台の固定は、前回スクリュー釘を使ったのだが、人が歩くと釘が浮くことがわかり、今回は木ネジで固定することに変更した。木ネジの本数が多いため充電式電気ドリルではすぐにパワーがなくなってしまうので、DIYセンターで1980円の安いコード式の電気ドリルを購入した。コードがあって取り回しが悪いものの、バッテリーを心配しなくていいのでガンガン回せるからこっちの方が気楽である。

     

  2009年6月
 改造

 前回、拡張した部分を改修してから5年たった。さすがに、屋根のなく風雨そして雪にさらされて少し痛みがでてきたので、壊れないうちに再度改修することにした。デッキに使われている木材を見ると、風雨にさらされている表面は劣化しているが裏面はまだきれいな状態だ。これなら再利用できそうなので、今のうち解体して保管しておくことにした。

 まず、デッキの板をはがす作業だ。前回の改修で木ねじで固定しなおしたので、電気ドリルで抜けばいいのだが、なにしろ5年間も風雨にさらされていたわけで、当然、ねじはさびていた。よって、さび付いているので簡単には抜けない。ドリルのクラッチが滑ってしまうのである。直結にして力をかけすぎるとねじや山をなめてしまい抜けなくなる。

 どうするかしばらく思案し、とりあえずねじをとんかちでたたいてみる。ねじが少しめりこんだ。そして、再度、電気ドリルでねじる。最初ドリルが少しうなった後、回り始めた。作戦成功!とんかちでたたいたおかげで固着がとれたようだ。これでどんどん作業が進み1時間ほどで解体作業終了。

 続いて、60センチほどデッキを延長する。ばらした材料を使用する。ログハウス側のねたはログハウスの基礎にねじ固定し、外側はつか石に固定する。それぞれ水平直角を調整して、デッキの土台を完成させた。60センチの延長なので、よさそうな板を7枚選び使用した。そして、ステップを作った。土台は、ブロックよ板4枚をさいりようした。すっきりした感じとなり、ログハウスがちいさくなったみたいだ。

     

  2009年7月
 改造その2

 仮設の屋根のまま10年以上が過ぎ、塩ビトタンも痛んできたので、改めて組みなおすことにした。材料は、デッキ材を再利用する。長年の風雨に耐えてきただけあって表面は年季が感じられところどころ腐りかけているところも見られるが、極力状態のよいとこを探して使用することにした。

 

 

  形的には藤棚のような形状にして、無理なログハウスと一体感は出さないことにした。屋根材もデッキを明るくしたかったので、ちょっと値段は張るが透明のアクリル波型トタンを使用した。

  

 

 木材を再利用しているので、風雨にさらされると痛みが進みそうなので、白色ペンキで塗装して木材を保護することにした。