1995年9月中旬


部材を敷地内へ搬入したら、足の踏み場のないほど部材で溢れてしまった。まさか、こんなにいっぱい材料があるなんて・・・想像を超えていた。 

 
 台風

 予定日の前日から台風が近づいている影響でしとしとと雨が降り始め風も多少出てきた。そして当日の朝7時過ぎ、コンテナ3箱を積んだ大型トラックがついに到着。敷地には大型トラックが横づけできないため近くの広場を借りそこへ一時荷を下ろし、そこから軽トラックで敷地まで搬入する。台風の接近により雨が強くなる中、友人知人多くの方にお手伝いいただき広場へ半日かけて荷を下ろす。しかし、雨はますます強く路面も悪くなり、かなり冷え込んだため午前中で作業を中止した。

 再開

 翌日は、台風一過の晴天。部材運びを再開。ログを積む順序に整理しながら運び入れる。前日の大雨の影響で部材がかなり濡れてしまい変形したりしないか心配だ。あまりの部材の多さに敷地内は、足の踏み場もない。部材が高く積みあがり、養生シートを掛けるのも一苦労だ。次の日には何とか運び入れを終了した。
 敷地内には、無垢の木の香りが充満し、心地よい。

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