1995年12月

このトイレは、期待していたよりも優れもので、腰を掛けると脱臭機能が働き臭いがまったくせず、なおかつ真冬でもヒーターが良く効いてお尻が暖かく、気持ち良く用を足せる。

 
 トイレを考える

  トイレを日曜大工で付けた人の話は聞いたことがなかったので、業者に頼まなければだめだろうと思っていたが、カタログを見ていたら自分で施工できそうなタイプがいくつか載っていた。まずトイレを選ぶ条件として、臭くない。寒冷地仕様。ランニングコストが低い。など考慮した結果、積水化学工業のリブレットKYシリーズの簡易水洗式のトイレに決めた。これは、便器自体は、普通の洋式水洗に見えるが、約200ccの水で用を足せる優れものである。その上、浄化槽ではなく、便曹を使えるので電気は必要ない。ただし、汲取りが必要。当然、臭いもまったくないとのことなので、これも友人を通して取り寄せていただいた。

 施工

 まず、トイレのすぐそばに便曹を埋めるため便層の大きさよりちょっと大きめの深さ1mx直径1.2mくらいの穴を掘り、便曹を埋める。次に、便曹と便器をパイプで結ぶ。パイプの接着はすべて接着剤を使うので簡単だ。ただし、接着は、確実に行わないと流れるものが物だけに後で補修するのは避けたいので、水漏れがないかどうか確認はしっかりした方が良い。便器は、床にボルトで固定する。最後にしっかり便曹を埋め戻し、その上にマンホールをモルタルで固定する。施工方法は、すべて説明書に記載されているのでそのとおりにやれば一人で出来る。
 カタログ通り臭いもまったくせず、便座にヒーターもついていたことから、真冬でも快適に用を足すことが出来る優れものだった。

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