分岐点(『宇宙戦艦ヤマト 新たなる旅立ち』 『ヤマトよ永遠に』より)

イスカンダルの危機にデスラーと共に挑んだヤマトだったが、イスカンダルはスターシアと共に宇宙に消えてしまった。だが、進の兄守と、スターシアとの忘れ形見サーシャの二人を救出することだけはできた。そして、ヤマトはこの二人を乗せて一路地球へ向かった。

その艦内での様子や、地球に戻ってそれぞれがまた新たな生活を始める姿を追ってみました。
作品は、長編ではなく、それぞれ完結するオムニバス形式です。

1.帰還の途
(1) 運命(さだめ)−星に殉じた最後の女王− 
愛しい夫の守と娘のサーシャを残してひとりイスカンダルと共に宇宙に散った女王スターシア…… 彼女はなぜにその道を選ばざるをえなかったのだろうか。
(2) 兄さん、僕のフィアンセです
雪を自分のフィアンセとして、兄守に古代君はいかに紹介するのか? 古代君の悪戦苦闘!?
2.帰着−地球の暮らし−
(1) もうひとりの生還者
白色彗星との戦いで死んだと思われていたコスモタイガー2番隊隊長、山本明。彼は生きていた!! 彼のこれからは?
(2) 弟への思い  
古代守が地球に帰って来てまずしたかったこと……それは、弟進の今後のことを長官に頼むことだった。
(3) 一人暮し 
両親が引っ越すことになった雪、進との結婚話はまだ決まりそうもなく、ひとり暮しを決意することに。
(4) 二人の父
イスカンダルの血を引いた娘サーシャには地球で育つには様々な問題があった。そこで、父守は苦肉の策として親友真田に娘を託すことになるが……
(5) 弟をよろしく
守は、進の兄として雪の両親宅を訪問することになる。はりきり美里ママと守兄さんの対応ぶりは?

トップメニューに戻る       オリジナルストーリーズメニューに戻る