054 再出発
この作品は、ヤマトサイドストーリー収録の拙作『Departure〜彼らのスタートライン〜 2.俺とヤマトと彼女と人生』のラストからの続きとなっておりますので、その旨ご了承の上、お読みください。
ヤマトがアクエリアスに沈んだ後、全ての悲しみと苦しみを自らの手で克服すべく一人旅立った進が、雪の元に帰ってきたのは、家を出てから1週間後のことだった。
出て行ったままの姿で、少しやつれた顔で帰ってきた進を、雪は静かに出迎えた。
「ただいま……雪」
「おかえり……古代君」
あとはもう、二人の間に言葉はいらなかった。
並んで部屋に入った二人は、リビングで向き合い、お互いの顔をじっと見つめた。
本当に彼が帰って来てくれた。そう思うと、雪の瞳から再び涙が溢れ始めた。進が涙で潤んだ雪の瞳に人差し指をそっと触れると、涙がぽろりと指を伝う。
「雪……」
進が小さな声でつぶやいた。それから片手で雪の体をぐいと抱きしめ、もう片方の手で、雪の顎をそっと持ち上げた。そして、その微かに震える美しい唇に、自分の唇をそっと寄せた。
互いの口の中に、甘い香りと塩味が広がる。それは嬉し涙の味と海の香の味……
愛しさと喜びを伝えるため、繰り返される口付けは永遠に続くかと思われた。が……
ぐぅ〜〜〜〜〜!!
なんとも色気のない音で、その口付けは中断させられてしまった。その大きな音に驚いた二人は唇を離し、雪は不思議そうに目をぱちくりさせながら進を見上げた。
「古代……君?」
「あ、ああ…… いや、そういや今日何も食べてなかったかな?」
進が照れ笑いをしながら頭をかくと、雪はやっとその音の出所を理解した。
「え? あ、ああ……もうっ!やあねっ。ふふふ…… そう言えば……」
進が帰ってきてから初めて、雪は彼の姿を頭の上から足の下までまじまじと見つめた。
「少しやせたわ……よね?」
「そっかな?」
「この1週間何食べてたの?」
「ん……持っていったリュックに入ってた携帯の食料……」
進が持って出たのは、野戦訓練用のリュックサック。そこには10日前後は食いつなげられる携帯の食料が入っている。しかしそれは、生命維持のための目的のみのもので、味も素っ気もないものである。
「それだけ?」
「ああ、たいして食べる気しなかったから」
進は1週間、本当にそれしか食べていなかったらしい。
「はぁ〜〜」
いくら食べる気がしなかったからと言って、野戦の最中でもあるまいし、よくそんなものだけで過ごせたものだと、雪はあきれた。
そして今度はくんくんと進の体をにおい始めた。進が困惑気味にじりりと後ずさりするのをさらに追いかけながら嗅ぎ続けて、雪は顔をしかめた。
「ん? なんだか磯臭いにおいがするような……? それにそのひげ……」
「あ、いや……」
睨まれた進は、雪から一歩足を引いて、顎に伸びた無精ひげに手を伸ばした。すると、雪は眉間にしわを寄せながら尋ねた。
「ところで古代君、この1週間シャワーとかお風呂、入った?」
まさに鋭い指摘だ。その通り、進はこの一週間風呂など入っていない。大体着替えもしていないのだ。唯一服を脱いだのは、戻る直前に海でひと泳ぎした時くらいだ。
「え?あ……その…… 臭いか?」
進は自分の体を見下ろしながら恐る恐る尋ねた。するとそれまで眉をひそめていた雪は、意外にも笑い出した。
「うふふ…… な〜〜んとなくね! やっぱり、そんな気がしてたのよっ!」
「はぁ……」
あっさりとそう言い放たれては返す言葉もない。
「やだ古代君ったら…… ご飯も食べないし、お風呂も入らない…… ほんとどこで何をしてたんだか」
雪の目は笑っていた。
「それは……」
進は今日までのことを説明しようとしたが、雪はゆっくりと首を左右に振った。
「うふふ、いいわ。話は後でゆっくりしましょう。それより、まずお腹を満たしてあげないとね。すぐ仕度するわ。あ、でもその前にシャワー浴びてさっぱりしたほうがいいかしら?」
「ああ、そうだな」
進が苦笑すると、雪はまたくすくすと笑った。
「お腹減りすぎて倒れたりしないんならだけど?」
冗談めかしてそんなことを尋ねる雪に、進はすっかりからかわれてる気分がした。
「だ、大丈夫だよっ」
「そ〜お? じゃあ、シャワー浴びてきて。でも……」
笑い顔の雪は、そこで言葉を止めて、瞳を物珍しそうに輝かせた。それから、進の頬から口元に広がる無精ひげをそっとなぞった。短く伸びた硬いひげが雪の手にざりざりとひっかかり、なんともいえない感触がする。
「な、なんだよ……」
突然頬をなぞられてたじろく進を見て、雪は肩をすくめてくくっと笑った。
「うふ…… だって、古代君のこういうひげ面ってめったに見られないなぁって思って……」
「そりゃあ、まあ…… ひげ、伸ばしてみるか?」
「い・や・よっ! ちょっと珍しかっただけだもの。むさくるしい人は嫌いよ。さっさとシャワー浴びてすっきりしてきてちょうだい!」
「あは……はいはい」
やっぱりからかわれてるのか、と進は肩をすくめた。
とりとめもない会話が、二人の間にあった1週間を埋めていく。台所に向かう雪の背中を見送ってから、進はバスルームへと消えた。
いつもなら、進のバスタイムは烏の行水に近い。だが、さすがに今日は違っているようだ。1週間の垢を落としているらしく、雪が食事の準備を終えてもなかなか上がってこなかった。
しばらくして、すっきりした顔の進が、ラフな部屋着に着替えて出てきた。
「ふうっ…… さっぱりした」
「でしょうね。よく1週間も着たきり雀でいられるものだわ!」
雪が信じられないと言う顔をするが、進はいたって平気だ。
「そっかなぁ、サバイバル訓練とかで4,5日森や泥沼の中なんての、経験あるし……別に俺は」
しかし、無言のままギロリと睨む雪に、あっさり降参した。
「わかったよ〜! ほら、きれいに洗ってきたんだから、もう臭くないはずだぞ!」
雪は再び笑顔になった。
「うふふ…… そうみたいね。じゃあ、ご飯にしましょ」
「ああ……」
進はほっと安心して頷いた。それから台所で食卓に座ろうとして、その上に乗っている料理を見てびっくりした。
食卓一杯に、様々なおかずが並んでいる。特にご馳走というわけではないのだが、いくらゆっくりシャワーを浴びていたとはいえ、進がバスルームに入っている間に作れる量には見えなかった。
「うわっ!? これ全部? どうして……? 雪、まさか俺が帰ってくるのわかってたのか?」
「え? 違うわよ。ああ、これは冷凍してあったものなのよ。古代君がいつ帰ってくるのかわからないでしょ? だからおかず作っては残っちゃって、一週間分の冷凍たまっちゃって…………あっ」
雪がそこまで言ったとき、進は突然立ち上がって雪をぎゅっと抱きしめた。
「古代……君?」
「雪……」
進は、それ以上何も言わなかった。ただ、さらに強く雪を抱きしめた。
進は、彼の帰りを一人待っていた雪の思いを強く感じていた。だからと彼女がてつもなく愛しかったのだ。
その気持ちはもちろん雪にも伝わった。雪の胸に、待っていた日々の寂しさと、彼が帰ってきた喜びが再び蘇ってきた。それが瞳に潤みを与え、目頭を熱くさせる。
「もうっ、古代君ったら、泣かせないで……よ。お腹……すいてるんでしょう。ね、ごはん食べましょう」
「ああ……」
潤んだ瞳をかくしながらそっと押しのける雪の訴えに、進はやっと抱きしめていた手を緩めた。
「ばか……」
それから二人は、しばらく振りに二人で食卓を囲んで食事を楽しんだ。まともな食事は1週間ぶりという進に、雪が再びあきれる。
食事は和やかに進み、島の様子を尋ねる進に、雪は嬉しそうにまもなく一般病棟に移れることを伝え、二人で微笑みあった。
「ほんとはね、島君が一般病棟に移れるって聞いたとき、あなたに電話しようかって思ったの」
「あ……」
進は心ひそかに雪の電話を待っていた自分を思い出した。
「くれればよかったのに」
「本当にそう思ってたの?」
「ああ…… 最初は一人で考えたかったから誰からも欲しくなかったけど…… いつの間にか、鳴らない電話を待ってたような気がする」
「まあっ…… それなら我慢しないでかければよかったわ。すごくかけたかったのに、ずっと我慢してたんだから!」
雪はさも残念そうに訴えた。
「そうか、すまなかったな」
「ううん、でもうれしいわ。古代君がそう思ってくれてたことが…… それに、これでいつでもあなたと繋がってるって思ったら、とても心強かったの」
「ああ、俺もだ」
二人は、互いの顔を見てニッコリと微笑みあった。それから進は晴れやかな顔で天上を見上げた。
「そうか、島ももう大丈夫だな。他の連中も問題ないんだろ?」
「ええ、入院中のみんなも全員快方に向かってるわ」
「よかったよ……」
その後も、進は雪から他のクルー達の消息を聞いた。進の不在中に雪を心配して尋ねてくれた真田との食事のことや、晶子と電話デートを繰り返している相原のことなどを聞かせると、進はとても嬉しそうに目を細めた。
進の心はまだ痛い。けれど、皆がまた歩き出していることを知って嬉しかった。そして彼自身もまた、目の前にいる最愛の人と歩き始める気持ちになれたことが誇らしかった。
食事を終え箸を置いた進が、ふっと小さなため息をついた。
「俺も話さないといけないな」
進は雪をまっすぐ見つめると、まじめな顔で静かに言った。
「俺がどこで何をしていたのか……何を思ったのか……」
そこまで言ってから、うつむき加減になった進の顔が、雪には辛そうに見えた。
「古代君? 無理に話さなくてもいいのよ。話したくなければ…… 私はあなたがかえって来てくれただけで……」
「ああ、けど話したい。雪に聞いてもらいたいんだ」
再び顔を上げた進は、断固とした顔をした。
「わかったわ。それなら、喜んで……」
雪がこっくりと頷くと、進は立ち上がって雪の手をとってリビングのソファへ向かった。二人で並んで座る。雪を軽く抱き寄せながら、進は少し思案するような仕草を見せた。
「何から話せばいいかな……」
そうつぶやく進に、雪が先に話を切り出した。
「あのね、私、少しだけ知ってるのよ」
「知ってる?」
「実はね、今朝枕崎のポリスパトロール隊の重松さんと電話で話したの」
「えっ!? 重松さんって……あの?」
「ええ……あなたが坊ヶ崎であった方よ」
驚く進に、雪は重松から司令本部に問い合わせがあったことを説明した。進はじっとその話を聞いていたが、雪の話が終わると、穏やかな笑みを浮かべた。
「そうか、そうだったのか…… 明日にでもお礼の電話をしないといけないな。それに先祖の人の日記もぜひ見せてもらいたいし……」
「そうね、でも本当に不思議な縁だったわね」
雪の言葉に、進はその出会いを思い出すように遠い目をした。
「うん。最初は自殺願望者と間違えられそうになってさ」
「……そんな顔、してたんじゃない?」
雪が疑わしげな視線を向けると、進は苦笑した。
「え? まあ……否定はできないな。けど、俺は死ぬつもりは、まったくなかったぞ!」
「当たり前よ! 私がそう簡単に逝かせたりしないわ!」
雪があまりにも力を込めて言うのに面食らいながらも、進はまた笑った。
「わかってるよ、ははは……」
そして進は、坊ヶ崎で思ったこと、重松との会話から思いをいたらせたことを雪に話して聞かせた。
「君に頼りすぎちゃいけない、一人で立ち直らなければ…… そう思って家を出たけど、結局は逆だったんだって気がついたんだ。辛い時も悲しいときも……君がいてくれたから、今まで俺はやってこれたんだって」
「古代君……」
「俺の居場所は……ここなんだってね」
進は雪の胸元を人差し指でつんつんとつついた。
進の言葉とその指先が、雪の胸を熱くさせる。遠く離れていたこの1週間は決して無駄ではなかったのだと……雪は心からそう思った。
「私もよ……」
雪は愛しい人の胸元に顔を摺り寄せると、進はそれを受け止めるようにやんわりと雪を抱きしめた。そして、静かな抱擁がしばらく続いた。
(by めいしゃんさん) |
しばらくすると、進は再び口を開いた。
「それから……三浦の海に行った」
「三浦……」
雪が進の行き先として一番最初に思い浮かんだ場所だった。
やはり彼はそこに行っていたのだ。あそこは彼の故郷だから。彼にとっては、全ての原点があそこにあるのだから。
「ああ、父さん達の墓参りをして、それからいつもの浜辺にいたんだ」
「そう……」
雪が優しい眼差しで進を見上げた。進の両親達の眠る墓も、三浦の浜も、雪は何度も行ってよく知っている。そこを一人歩く進の姿が、雪の目に浮かんだ。傷ついた彼を、三浦の海はきっと温かく迎えてくれたことだろう。
「そこで、一人の少年とその母親に出会ったんだ……」
それから、進はその二人との出来事について話続けた。雪はその話を聞きながら、知らないうちにその瞳にうっすらと涙を浮かべていた。
この旅での出会いが、進にとってとても素晴らしい宝物になったことを、雪は改めて知った。そして、彼が今再び雪と共に前を向いて歩き出そうとしていることも……
進は長い話を終えると、黙ったまま雪を見つめた。そして、ゆっくりと言葉の一つ一つをなぞるように、こう告げたのだ。
「俺、このまま防衛軍に残ろうって思っているんだ」
雪は進の言葉を大切に受け止め、そしてこっくりと頷いた。なぜかその言葉は、雪にとって既知のものであるような気がした。
「それがあなたの見つけた結論なら、私は何も言うことはないわ」
「うん…… 俺はもう逃げないよ。本当はまだこの仕事を続けることに抵抗がないとは言えないんだ。辛い気持ちも大きい。
けど、どんな理由であれ、俺はあの時、この仕事を選んだ。その自分の選択を信じようって思う。
そして多くの失った命のためにも、先に逝った仲間達のためにも、命尽きるまで地球を守り続けたい…… それが俺に託された彼らからの思いなんじゃないかって……ね」
「ええ、古代君……」
「それに……あの少年とこれからも地球を守るって約束したからな。子供との約束はやぶっちゃいけないだろ?」
進の真剣な眼差しが笑顔に変わる。そんな彼の姿を、雪は頼もしそうに見つめた。
「うふふ、古代君ったら……そうね、約束したのならちゃんと守らないと!」
「君にはまた心配かけることもあるかもしれないけど……」
少々申し訳なさそうな顔をする進を見て、雪はプッと吹き出してしまった。
「今更言われてももう遅いわよ…… ふふふ」
「そりゃあ、どういう意味だ!?」
そして二人で大笑いした。ヤマトが沈んでこの部屋に戻っていて以来、初めての笑い声がこの部屋にこだました。
ひとしきり笑った後で、雪は進を気遣った。
「古代君、疲れてるんじゃなぁい? そろそろ休んだら?」
「ああ、そうだな。寝る……」
進は素直に頷いて、スクッと立ち上がった。
「そうしなさいな、じゃあ、私は台所片付けてから……」
それを受けて、雪も立ち上がって台所へ向かおうとした時だった。突然進に後ろからぎゅっと抱きとめられてしまった。
「あっ!?」
「雪も一緒にベッド行こう……」
強く抱きしめたまま、進はうなじを唇で愛撫する。その誘い文句に、雪はどぎまぎしてしまった。
「えっ? だ、だめよ、私まだ……」
「片付けは明日でもいいじゃないか」
抱きしめる進の腕の力がさらに増す。
「あっ……でも、私シャワーもまだだし……」
「君は1週間も入ってないわけじゃないだろ?」
こういうときの進はなぜか言葉巧みになる。
「当たり前でしょ!」
雪が、体をねじらせて首から上だけで振り返ると、進は待ってましたとばかり、その唇を奪った。
「んんっ……」
進は口付けをしたまま、雪を体ごと自分の方へ向きなおさせ、もう一度強く抱きしめた。そして一しきりキスを堪能してから唇を離すと、今度は首筋に顔を沿わせて、くんくんとにおうような仕草をした。
「雪の匂いがする……」
「あ……ん…… だめ、古代……く……ん……」
「すごく、いい匂いだ……」
「ああ……」
進はやっと抱きしめていた腕を離すと、雪の手をぎゅっと握り締め、その手を引いて寝室へ向かった。
雪も、素直にそれに従った。口で理性的なことを言ったとしても、もう心の中は、進への愛しさで一杯になっているのだ。彼の愛をたっぷりと受け止めたいと、身も心も切に望んでいた。
ベッドに入るなり、二人は激しく絡み合った。そして、むさぼるような進の熱い愛撫と抱擁を受け、雪は幸せと熱情に満ちた時を過ごした。
情熱の時が終わると、満足げに仰向けになった進の胸には、雪の体が寄り添っていた。今、甘い余韻が二人の体に流れている。
進は雪の髪を優しくなぞりながら尋ねた。
「そう言えば、まだ聞いていなかったな。君の方は、これからどうすることにしたんだ?」
「私? 私はね……」
少し考えるように、雪はしばらく進の胸に顔をうずめてから、ゆっくりと顔を上げ話をしようとした。すると……
「古代くん? 古代……くん? まあっ、うふふ……寝ちゃったのね」
いつの間にか、進は雪を抱き寄せたまま、すーすーと気持ち良さそうな寝息をたてていたのだ。
「さっきまで起きてたのに…… 早いわね」
雪が微笑む。あっという間の出来事だった。進の張り詰めていた気持ちが緩み、1週間の疲れが一気に出たのだろう。
雪は進を起こさないように、そっとその手から体を抜いて上半身を起こすと、進の寝姿を見下ろした。そして、彼の柔らかなくせっ毛を何度もなぞりながら、静かに伝えた。
「私はね、古代君…… 古代君のそばにいることに決めたの。これからもずっと……あなたのそばに…… それが、私の選択……私の一生の……仕事よ…… 愛してるわ」
雪の言葉が聞こえたかのように、進の寝顔は微笑んだように見えた。
「おやすみなさい……古代君」
この日から、二人の時間が再び同じ時を刻み始めた。
おわり
拙作『Departure〜彼らのスタートライン 2.俺とヤマトと彼女と人生』の続き?です。
連載のラストは、再会シーンで終わりたかったので書けませんでしたが、皆さまからご要望をいただいておりましたので、書いてみました。
最初はもっとお笑いに走りそうだったんですが、意外とシリアスに決まりましたね〜 こんなもんですが、お許しを〜〜〜!
ちなみに、二人の再会ラブ(ベッド?)シーンにつきましては、さらりと流してしまいました?ので、後は、皆さまのご想像にお任せいたします(*^^*)
あい(2005.3.21)
(背景:pearl box)