005 氷の惑星
Gさん作

タイタンは結構思い入れが強いので、シリアスにまとめてみました(笑)。タイタンとコスモガンに見えてくれればラッキーです。

で…設定は、全く本編通りです。
古代君はそれまでは、1%の可能性で守兄ちゃんの生還を信じていたわけですが、ここでその一縷の望みを絶たれ、兄ちゃんの死と向き合ったわけです。

涙が止めどなくあふれて、ユキの手前、そんな自分を隠したかったろうに、でも、どうしようもなくあふれて---。

---とここまで書いていたところで、でも、あいさんちの古代君、ちっこいころは泣き虫だったんだよなあ…その姿もユキに見られていたんだよなあ…と思い出したりして…(笑)。

で、話は戻しまして、自分たちを守ってくれたコスモガンに、頼りにしていた兄の姿を重ね、ヤマトの部屋に戻ってからも、ひとり涙を落としていたに違いないと。

強がりな古代君だけど、でも、このときの涙が、彼の本来の姿なんだろうなあ…。強く見せてはいるけれど、実際は彼は弱い人なんだと思います。弱くなければ強くなれないのです。
by Gさん(2004.9.29)

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(背景:Holy-Another Orion)