一番初めに感じたことは、「兄はいつもどんな風に弟を見守っていたのかな？」でした。
守さんは、弟のこととなると親の心境にも似た気持ちで弟を見ていたのではないかな・・・

優しい笑顔で・・・

ということで「笑顔」を題材に、隣で弟のことを暖かく見守っている兄守の笑顔と、対照的な弟進の笑顔を（私が持っている古代兄弟のイメージで）イラストにしてみました。

進くんが天真爛漫に大口開けて笑っているその横で、守さんはその弟を見ながら微笑んでいます。
弟の無邪気な笑顔を嬉しそうに眺めているって感じでしょうか。
進くん、とっても楽しそうですね〜どんな会話を交わしているのかな。
こんな風にいつまでも笑い合えたらよかったのですが・・・

下絵をペン入れした後、思わず「ぷぷぷ。ボーイズラブみたい」と笑ってしまいました。
着色したら、守兄さんの進弟を見る目つきが妖しくって、何度やり直ししたことか・・・トホホ・・・
男二人の絵はダメだな、やっぱり隣には雪ちゃんでないと・・・と固く心に誓った瞬間でした（笑）

兄と弟の歳の差１０歳。
そこまで歳が離れていると、兄は弟が可愛くて仕方なくて、弟は兄がとても大人に見えてついていくのに精一杯なのかな〜と考えます。
あまりにも歳の差がありすぎると、兄弟喧嘩も喧嘩にならないとよく聞きますが、この兄弟はどうだったんでしょう？