020 告白
ゆみこさん作

“告白”っていうと、『さらば』でのラストシーンが有名ですが、あれ以外にも古代くんは雪ちゃんに“告白”していましたね。
そうです!!Part.1の最終話です。

「雪、初めて会った時のことを覚えているかい?」から始まる雪ちゃんへの告白。

古代くんは、イスカンダルまでの航海を通じて、何が本当に一番大事なのかを悟り、地球に無事に戻ったら、自分の気持ちを雪ちゃんにきちんと伝えようとしていました。
ヤマトの使命を一番に考えていた彼は、旅の途中で雪ちゃんに気持ちを伝えることをしなかった…窮地に立たされている地球の状態を知っていればそれも当然のことだろうと思いますが、これが後々彼を後悔させることとなってしまうのですね。

「イスカンダルで兄さんがスターシアさんと残った時、僕ははっきりわかったんだ。人間の一生に一番大事なことは愛だ。それがあるから全てが生まれるんだって。だから地球に無事着いたら言おう。いや、きっと言う、君が好きだということを。自分の気持ちを伝えよう」

彼が冷たくなった雪ちゃんに告白したフレーズの一部分ですが、この部分がとっても好きです。
また、バックに流れる真っ赤なスカーフが哀愁を誘うシーンですね。

イラストは、地球を見せる為に古代くんが雪ちゃんを抱き上げて第一艦橋へ連れて行くところ≠描きました。
本編での抱き上げた様子(雪ちゃんの顔がこちらに見えている様子)を描こうかと思ったのですが、顔は古代くんのほうに向けたほうがいいな〜と思ったので、そのように描きました。

このシーンを改めて見ていて気がついたのですが、雪ちゃんを抱き上げる前から古代くんはコスモガンを腰から外しています。勿論、手袋も外してますが、コスモガンまでも・・・
古代くんの雪ちゃんを思う気持ちに頭が下がります〜

あぁ、どうしてもヤマパでのヤマトトレビアが〜(笑)
by ゆみこさん(2004.10.19)

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(背景:Holy-Another Orion)