058 さよなら
ゆみこさん作
こちらのサイトでは今回初、古代くんと雪ちゃん以外のキャラが登場します。
「さよなら」というお題から、“永遠に”のワンシーン、『サーシャがヤマトと古代くんに別れを告げるシーン』が真っ先に思い立ちました。
去って行くヤマトの姿を見送りながら、サーシャは淡い恋心を抱いた叔父である古代くんのことを一番に思ったことでしょう。
本当は一緒にヤマトで戦いたかった、雪ちゃんがいても古代くんの傍にいたかった。
でも、サーシャにはやらなくてはならないことがあった・・・
最愛の人に永久にさよならを言わなくてはならなかったその心境は、僅か17歳の彼女には複雑で過酷なことだったに違いありません。
イスカンダルと地球のハーフとして生まれた彼女の、それが宿命だったのでしょうか。
イラストは、飛び立っていくヤマトを見上げるサーシャが、心の中で古代くんに「さよなら」と呟いた シーンを描きました。
空や雲の色までほぼ本編のシーンを再現すべく、頑張りました。
by ゆみこさん(2005.1.24)
(背景:Holy-Another Orion)