2003年度 実業団情報  

市橋が名古屋断念
 シドニー五輪女子マラソン代表の市橋有里(テレビ朝日)がアテネ五輪代
 表最終選考会の名古屋国際女子マラソン(3月14日)出場を2月5日、故障
 のため断念した。これで2大会連続の五輪出場はなくなった。浜田安則コ
 ーチによれば、市橋は左太もも裏側に違和感を抱えながら名古屋出場に向
 けて準備をしてきたが、3日の30キロ走後に痛みが増した。医師の診断
 を受けた上で出場を見送ることを決め、この日大会事務局に連絡を入れた。

香川丸亀ハーフマラソン

◇香川丸亀ハーフマラソン 女子は橋本が優勝
 第58回香川丸亀ハーフマラソンは2月1日、香川県丸亀市の香川県立丸亀競
技場を発着点とする21.0975キロのコースで行われ、女子は橋本康子
(サミー)が1時間10分46秒で2年連続2度目の優勝を果たした。宮井
仁美(豊田自動織機)が同タイムで2位に入った。

○第58回香川・丸亀ハーフマラソン
【男子】
 1)ファリス・キマニ(JAL・AGS) 1時間01分55秒
 2)松宮 祐行(コニカミノルタ)    1時間02分00秒
 3)家谷 和男(山陽特殊製鋼)     1時間02分01秒
 4)井幡  磨(大塚製薬)       1時間02分11秒
 5)瀬戸口賢一郎(旭化成)       1時間02分13秒
 6)オンベチェ・モカンバ(山梨学院大) 1時間02分16秒
 7)チャールズ・キレギ(平成国際大)  1時間02分50秒
 8)迎  忠一(コニカミノルタ)    1時間02分54秒
 9)島田健一郎(神奈川大)       1時間02分56秒
10)林  昌史(ヤクルト)       1時間02分58秒

【女子】
 1)橋本 康子(サミー)        1時間10分46秒
 2)宮井 仁美(豊田自動織機)     1時間10分46秒
 3)田上 麻衣(ユニクロ)       1時間11分18秒
 4)村田  史(サミー)        1時間11分37秒
 5)小林 雅代(サニックス)      1時間11分44秒
 6)挽地 美香(天満屋)        1時間12分01秒
 7)加納 由理(資生堂)        1時間12分11秒
 8)藤川 亜希(秋田陸協)       1時間12分25秒
 9)小田 依子(UFJ銀行)      1時間12分36秒
10)山?智恵子(天満屋)        1時間12分42秒

大阪国際女子マラソン 坂本直子が初優勝
 アテネ五輪代表選考会を兼ねた大阪国際女子マラソンは2月25日、大阪市の
長居陸上競技場を発着点とする42.195キロのコースで行われ、坂本直
子(天満屋)が2時間25分29秒で優勝し、五輪代表の座を確実にした。
坂本はマラソン3戦目で初勝利。千葉真子(豊田自動織機)が2時間27分
38秒で2位、大南博美選手(UFJ銀行)が2時間27分40秒で3位、
一般参加で初マラソンの那須川瑞穂(アルゼ)が2時間29分49秒で4位
に入った。35歳のベテラン弘山晴美(資生堂)は5位、出場選手中最高タ
イムを持つ渋井陽子(三井住友海上)は9位だった。

 レースはスタート時の気温が大会史上最も低い3.8度という寒さと有力
選手が互いにけん制し合い、超スローペースの展開に。5キロの通過が18
分19秒、10キロは36分35秒と序盤からゆったりと進み、10キロ過
ぎから渋井、坂本、弘山ら15人が先頭集団を形成した。27キロ手前で千
葉が仕掛け、坂本、渋井、大南が追走。30キロすぎにスパートをかけた坂
本が、35キロまでの5キロを15分47秒のハイペースで独走し、快勝し
た。

○大阪国際女子マラソン
 1)坂本 直子(天満屋)      2時間25分29秒
 2)千葉 真子(豊田自動織機)   2時間27分38秒
 3)大南 博美(UFJ銀行)    2時間27分40秒
 4)那須川瑞穂(アルゼ)      2時間29分49秒
 5)弘山 晴美(資生堂)      2時間31分07秒
 6)北島 良子(みずほ銀行)    2時間31分18秒
 7)R・パラドウスカ(ポーランド) 2時間31分47秒
 8)小鳥田貴子(デオデオ)     2時間32分15秒
 9)渋井 陽子(三井住友海上)   2時間33分02秒
10)A・ジジ(エチオピア)     2時間34分58秒
11)北山由美子(天満屋)      2時間35分28秒
12)L・タルポシュ(ルーマニア)  2時間35分59秒
13)大越 一恵(ダイハツ)     2時間36分27秒
14)S・スタイク(ハンガリー)   2時間36分46秒
15)小尾 麻美(スターツ)     2時間36分56秒
16)杉原  愛(大塚製薬)     2時間38分12秒
17)小幡佳代子(アコム)      2時間39分11秒
18)中山ひろみ(ホクレン)     2時間39分36秒
19)S・オベレム(ドイツ)     2時間42分56秒
20)堀田麻樹子(大垣陸友クラブ)  2時間45分26秒

大阪国際女子マラソン 小崎ら4選手が欠場
 大阪国際女子マラソン(1月25日、大阪・長居陸上競技場発着)の主催者は
 1月23日、招待選手4人の欠場を発表した。日本歴代9位の記録を持つ小崎
 まり(ノーリツ)、長沼一葉(アコム)、山中美和子(ダイハツ)がいず
 れも故障のため、ヌタ・オラル(ルーマニア)は体調不良で欠場する。

宮崎女子ロードレース 野口が大会新で優勝
 第24回宮崎女子ロードレースは1月6日、宮崎県総合運動公園陸上競技場な
どで行われ、ハーフマラソンはアテネ五輪マラソン代表に内定している野口
みずき(グローバリー)が大会新の1時間7分47秒で2年ぶり2度目の優
勝を果たした。野口は序盤から速いペースで飛ばし、野口自身が2002年
の大会で記録した1時間8分22秒を35秒更新した。エレナ・プロコプチ
ュカ(ラトビア)が2位、磯貝恵子(第一生命)が3位に入った。弘山晴美
(資生堂)は1時間10分24秒で5位だった。大阪国際女子マラソンに出
場予定の千葉真子(豊田自動織機)は欠場した。5キロの部では、昨年の世
界選手権5000メートル、1万メートル代表の福士加代子(ワコール)が
15分33秒の大会新で優勝した。

○宮崎女子ロードレース
▽ハーフマラソン(オーシャンドーム前−宮崎県総合運動公園陸上競技場)
 1)野口みずき(グローバリー)     1時間07分47秒=大会新
 2)エレナ・プロコプチュカ(ラトビア) 1時間08分52秒
 3)磯貝 恵子(第一生命)       1時間10分15秒
 4)小幡佳代子(アコム)        1時間10分20秒
 5)弘山 晴美(資生堂)        1時間10分24秒
 6)斎藤  梢(グローバリー)     1時間10分26秒
 7)山元  愛(沖電気)        1時間10分32秒
 8)飯島 希望(佛教大)        1時間10分40秒
 9)高橋富士子(パナソニックモバイル) 1時間10分48秒
10)嶋原 清子(資生堂)        1時間10分51秒

大阪国際女子の出場選手を発表

 2004年大阪国際女子マラソン(来年1月25日、大阪・長居陸上競技場発着)の出場選手ならびに大会要項が12月17日、

大阪・北区の新阪急ホテルで日本陸上競技連盟から発表された。

 第23回となる今大会は、来年8月のアテネ五輪の代表選手選考を兼ねて開催。国内招待選手は13人。01年大阪

で初マラソン世界最高(当時)の2時間23分11秒をマークし、02年シカゴで2時間21分22秒の当時日本歴代2位

(現3位)の好タイムを持つ渋井陽子(24)=三井住友海上=を筆頭に、パリ世界選手権銅メダルの千葉真子(27)

=豊田自動織機、同4位の坂本直子(23)=天満屋=が出場。また、02年釜山アジア大会銀メダルの弘山晴美(35)

=資生堂=は、3度目の大阪でマラソン初優勝を狙う。

 海外からは、01年ロンドン6位のヌタ・オラル(33)=ルーマニア=ら7人が、招待選手として出場する。

三井住友海上が、2時間13分38秒の大会新記録で2年ぶり3度目の優勝

 全日本実業団対抗女子駅伝(14日正午、長良川競技場発着42.195キロ=6区間)。

三井住友海上が、2時間13分38秒の大会新記録で2年ぶり3度目の優勝を飾った。エース

区間の3区(10キロ)に起用された渋井陽子(24)は区間順位こそ7位だったが、トップと2秒

差の2位でタスキをつなぐ粘りで、最終区での逆転Vに貢献。2年ぶりの王座奪回をステップに

来年1月25日の大阪国際女子マラソンで、アテネ五輪代表の座を狙う。


全日本実業団女子駅伝 渋井らが出場
 全日本実業団対抗女子駅伝(12月14日・岐阜長良川競技場発着)の主
 催者は12月1日、出場する27チームの登録選手を発表し、昨年の大会で第一
 生命に3連覇を阻まれた三井住友海上は渋井陽子、土佐礼子らが名を連ね
 た。そのほか、8月の世界選手権(パリ)5000メートル代表の福士加
 代子(ワコール)、同大会マラソン4位の坂本直子(天満屋)らが出場す

名古屋ハーフマラソン ワイナイナが2回目のV
 名古屋ハーフマラソンは11月24日、名古屋市の瑞穂陸上競技場を発着点とす
 る21.0975キロのコースで行われた。男子はジェームズ・ワイナイ
 ナ(スズキ)が最後のトラック勝負を制し、1時間1分41秒で2年ぶり
 2回目の優勝。女子は小林恵美(デンソー)が1時間11分48秒で初優
 勝した。

国際千葉駅伝 日本は男女とも3位 


 国際千葉駅伝は11月24日、千葉県総合スポーツセンター陸上競技場発着の4
2.195キロ(男子5区間、女子6区間)のコースで行われ、日本は男女
とも3位だった。

 女子は15チームが参加して行われ、エチオピアは1区で世界選手権1万
メートル覇者のベルハネ・アデレが30分12秒の区間新をマークしてトッ
プになるなど、全6区間で区間1位の快走を見せ、2時間11分22秒の大
会新で2年連続2度目の優勝を飾った。日本は1区の福士加代子(ワコール)
が4位でタスキをつなぎ、4区の田中めぐみ(しまむら)が順位を一つ上げ
て、2時間15分40秒で3位となった。1区を走った女子マラソン世界最
高記録保持者のポーラ・ラドクリフ(英国)は30分42秒で区間新をマー
クしたが、エチオピア、ケニアに次いで区間3位だった。


○国際千葉駅伝女子(6区間、42.195キロ)
 1)エチオピア   2時間11分22秒=大会新
 2)ケニア     2時間15分37秒
 3)日本      2時間15分40秒
 4)ロシア     2時間18分49秒
 5)千葉選抜    2時間18分59秒
 6)英国      2時間19分12秒
 7)中国      2時間21分34秒
 8)ウクライナ   2時間24分24秒
 9)ルーマニア   2時間24分41秒
10)米国      2時間25分01秒
11)メキシコ    2時間25分39秒
12)豪州      2時間26分30秒
13)ノルウェー   2時間28分39秒
14)ブルンジ    2時間32分24秒
15)トルコ     2時間33分17秒

【区間賞】
1区(10.0キロ)  アデレ(エチオピア)   30分12秒=区間新
2区( 5.0キロ)  T・ディババ(エチオピア)15分14秒
3区(10.0キロ)  クマ(エチオピア)    32分16秒
4区( 5.0キロ)  E・ディババ(エチオピア)15分11秒=区間新
5区( 4.767キロ)デファー(エチオピア)  15分43秒
6区( 7.428キロ)キダネ(エチオピア)   22分46秒=区間新

●日本代表の区間成績
1区(10.0キロ)   福士加代子(ワコール)  4)31分26秒
2区( 5.0キロ)   野田頭美穂(ワコール)  9)16分15秒
3区(10.0キロ)   藤川亜希(旭化成)    3)33分20秒
4区( 5.0キロ)   田中めぐみ(しまむら)  2)15分36秒
5区( 4.767キロ) 川島真喜子(UFJ銀行) 2)15分44秒
6区( 7.428キロ) 小崎まり(ノーリツ)   2)23分19秒

東京国際女子マラソン アレム優勝、高橋尚子は2位


 アテネ五輪代表選考会を兼ねた第25回東京国際女子マラソンは11月16日、
東京・国立競技場を発着点に大森海岸交番前を折り返す42.195キロの
コースで行われ、シドニー五輪金メダルの高橋尚子(スカイネットアジア航
空)は2時間27分21秒で2位となり、アテネ五輪代表の座を確実にする
ことはできなかった。エルフィネッシュ・アレム(エチオピア)が2時間2
4分47秒で優勝した。高橋は昨年9月のベルリン・マラソンに続く7連勝
は成らなかった。

 気温が25度近い暑さの中、レースは序盤から高橋が意欲的に飛び出し、
最初の5キロを16分14秒で駆け下りた。高橋は20キロまで日本最高記
録とほぼ同じペースを維持。22キロすぎにスパートし、並走するアレムを
振り切って独走態勢を築いたが、35キロ付近から失速。30キロから35
キロはそれまでの16分台後半から17分44秒に落ち、上り坂が続く35
キロから40キロは20分17秒もかかるなどペースが大きく落ち込み、3
9キロ付近でアレムにかわされた。嶋原清子(資生堂)が2時間31分10
秒で3位。アトランタ五輪優勝のファツマ・ロバ(エチオピア)は5位だっ
た。

○第25回東京国際女子マラソン
 1)E・アレム(エチオピア)       2時間24分47秒
 2)高橋 尚子(スカイネットアジア航空) 2時間27分21秒
 3)嶋原 清子(資生堂)         2時間31分10秒
 4)B・ジェノベーゼ(イタリア)     2時間34分32秒
 5)F・ロバ(エチオピア)        2時間37分03秒
 6)吉松 久恵(テレビ朝日)       2時間38分31秒
 7)I・ティモフェエワ(ロシア)     2時間39分01秒
 8)橋本 有香(天満屋)         2時間39分28秒
 9)高仲未来恵(京セラ)         2時間42分52秒
10)石戸  香(カネヒラスポーツRC)  2時間44分16秒
11)田橋 里花(サニックス)       2時間44分41秒
12)小池  瞳(国際総合計画)      2時間45分12秒
13)G・シレック(ポーランド)      2時間47分33秒
14)C・ドーブル(英国)         2時間48分32秒
15)松本 晴美(岡山アイアンマン)    2時間48分46秒
16)広瀬 光子(東京陸協)        2時間49分59秒
17)菅野 朋子(埼玉陸協)        2時間50分07秒
18)渡村 恵子(東京陸協)        2時間53分33秒
19)岩本 香里(吹田ヘルス)       2時間53分48秒
20)小川ミーナ(アミノバイタルAC)   2時間53分55秒

神戸女子ハーフマラソン 野口みずきが優勝

 第3回神戸全日本女子ハーフマラソンは11月9日、神戸市役所南をスタート、
ポートアイランド市民広場をゴールとする21.0975キロのコースで行
われ、来年のアテネ五輪マラソン代表に内定している野口みずき(グローバ
リー)が1時間9分52秒で優勝した。野口は2キロ過ぎから飛び出して独
走し、快勝した。テグラ・ロルーペ(ケニア)が1時間11分53秒で2位、
那須川瑞穂(佐倉AC)が1時間11分58秒で3位に入った。シドニー五
輪マラソン7位の山口衛里(天満屋)は1時間20分29秒で12位だった。

○第3回神戸全日本女子ハーフマラソン
 1)野口みずき(グローバリー)  1時間09分52秒
 2)T・ロルーペ(ケニア)    1時間11分53秒
 3)那須川瑞穂(佐倉AC)    1時間11分58秒
 4)小林 恵美(デンソー)    1時間12分18秒
 5)斉藤  梢(グローバリー)  1時間12分42秒
 6)小林 雅代(サニックス)   1時間13分09秒


東日本実業団女子駅伝 三井住友海上が大会新で4連覇
 第14回東日本実業団対抗女子駅伝は11月3日、埼玉県庁前から上尾運動公園
陸上競技場までの6区間、42.195キロのコースに14チームが参加し
て行われ、三井住友海上が2時間13分35秒の大会新で4年連続4度目の
優勝を果たした。三井住友海上は1区の橋本歩が区間タイの好走でトップに
立ち、2区の大平美樹も区間新の快走で独走態勢を固めた。3区の渋井陽子
が後続を引き離し、4区の坂下奈穂美も区間新をマークするなど、6人中5
人が区間1位を奪う圧勝だった。2位は2時間16分33秒の資生堂、昨年
の全日本実業団対抗女子駅伝を制した第一生命は2時間17分12秒の3位
だった。上位10チームが12月14日の全日本実業団対抗女子駅伝の出場
権を獲得した。

○第14回東日本実業団対抗女子駅伝(6区間、42.195キロ)
 1)三井住友海上     2時間13分35秒=大会新
 2)資生堂        2時間16分33秒
 3)第一生命       2時間17分12秒
 4)日立         2時間19分07秒
 5)パナソニックモバイル 2時間19分10秒
 6)SII        2時間19分18秒
 7)しまむら       2時間19分55秒
 8)みずほ銀行      2時間20分01秒
 9)日本ケミコン     2時間20分37秒
10)積水化学       2時間21分50秒
11)スターツ       2時間22分34秒
12)ホクレン       2時間22分47秒
13)アコム        2時間22分52秒
14)ファイテン      2時間30分52秒

【区間賞】
1区( 6.6キロ) 橋本  歩(三井住友海上)20分28秒=区間タイ
2区( 3.695キロ)大平美樹(三井住友海上)11分16秒=区間新
3区(10.0キロ) 渋井 陽子(三井住友海上)31分41秒
4区( 4.0キロ) 坂下奈穂美(三井住友海上)12分31秒=区間新
5区(11.1キロ) 大山 美樹(三井住友海上)35分41秒
6区( 6.8キロ) 嶋原 清子(資生堂)   21分56秒




実業団淡路島女子駅伝 ワコールが7年ぶり優勝
 第14回実業団淡路島女子駅伝は11月3日、兵庫県淡路島の一宮町と南淡町を
結ぶ6区間、37.0キロのコースに、中部、北陸、関西、中国4地区の実
業団14チームが参加して行われ、ワコールが1時間58分25秒で7年ぶ
り8度目の優勝を飾った。ワコールは1区で6位と出遅れたが、4区・福士
加代子の力走で3位からトップに浮上。5区で2位に後退したが、最終6区
の鈴木亜弥子が終盤のスパートで再びトップを奪い、競り勝った。京セラは
1区・吉田佳菜が区間新の快走でトップに立ったが、10秒差の2位、UF
J銀行は3位、昨年優勝の天満屋は4位だった。四国電力と小島プレスを除
く12チームが12月14日の全日本実業団対抗女子駅伝に出場する。

○第14回実業団淡路島女子駅伝(6区間、37.0キロ)
 1)ワコール   1時間58分25秒
 2)京セラ    1時間58分35秒
 3)UFJ銀行  2時間00分07秒
 4)天満屋    2時間00分55秒
 5)ダイハツ   2時間02分09秒
 6)デオデオ   2時間03分17秒
 7)ノーリツ   2時間03分35秒
 8)スズキ    2時間04分36秒
 9)四国電力   2時間05分19秒
10)北国銀行   2時間07分42秒
11)ユタカ技研  2時間10分12秒
12)ユニクロ   2時間10分30秒
13)愛知電機   2時間12分00秒
14)小島プレス  2時間12分58秒

【区間賞】
 1区( 3.5キロ) 吉田 佳奈(京セラ)  10分19秒=区間新
 2区( 8.0キロ) 坂本 直子(天満屋)  25分49秒
 3区( 5.3キロ) 小川美智子(京セラ)  16分24秒
 4区(11.2キロ) 福士加代子(ワコール) 35分08秒
 5区( 3.8キロ) 吉野  恵(京セラ)  12分52秒
 6区( 5.2キロ) 鈴木亜弥子(ワコール) 16分37秒


九州実業団女子駅伝


◇九州実業団女子駅伝 九電工が2連覇
 第14回九州実業団対抗女子駅伝は10月26日、熊本県大津町の本田技研熊本
周回コース(6区間、42・195キロ)にオープン参加を含む8チームが
参加して行われ、九電工が2時間18分43秒で2年連続2度目の優勝を飾
った。九電工は2区まで4位と出遅れたが、4区の東幸恵が区間1位の力走
で2位に浮上し、5区の西尾麻耶が中継所直前で先頭の沖電気をかわしトッ
プに躍り出た。最終6区の奥永美香は後続をさらに突き放してゴールした。
上位5チームが12月14日の全日本実業団対抗女子駅伝に出場する。

○第14回九州実業団対抗女子駅伝(6区間、42・195キロ)
 1)九電工      2時間18分43秒
 2)沖電気      2時間19分24秒
 3)旭化成      2時間20分01秒
 4)サニックス    2時間22分39秒
 5)TOTO     2時間23分05秒
 6)十八銀行     2時間27分31秒

【区間賞】
 1区( 6.6キロ)  中村 里香(旭化成) 21分21秒
 2区( 3.45キロ) 平良  茜(沖電気) 10分58秒=区間新
 3区(10.0キロ)  山元  愛(沖電気) 32分39秒
 4区( 4.1キロ)  東  幸恵(九電工) 13分09秒
 5区(11.26キロ) 西尾 麻耶(九電工) 37分19秒
 6区( 6.785キロ)西   薫(旭化成) 22分13秒

アテネ五輪マラソン代表 3月15日に決定へ
 日本陸連の桜井孝次専務理事は10月31日、アテネ五輪マラソン代表選手の決
 定について、最終選考レースとなる名古屋国際女子翌日の来年3月15日
 になるとの見込みを示した。日本陸連は2000年シドニー五輪や近年の
 世界選手権のマラソン代表を、最終選考レースの名古屋の翌日に理事会、
 評議員会を開いて決定した。桜井専務理事は「選手のためにも選考会が全
 部終わったら、すぐ決めたほうがいい」と、今回も同様の措置を取る方針
 で、最終的に日程を詰める。アテネ五輪マラソン代表には既に世界選手権
 女子2位の野口みずき(グローバリー)が決まっており、来年3月には国
 内選考会の結果を受けて男子3人、女子2人の代表が決まる。

みずほ銀行女子陸上部がヤマダ電機へ
 みずほ銀行女子陸上競技部が来年4月からヤマダ電機に引き継がれること
 が決まり、両社が10月22日発表した。みずほ銀行陸上部は来年3月で休部、
 礒端克明監督と所属する10選手らは、そろって移籍する。同部は199
 1年に富士銀行女子陸上競技部として発足し、94年には全日本実業団女
 子駅伝で2位に入った。

神戸女子選抜長距離大会 野田頭が優勝
 神戸女子選抜長距離大会は10月11日、神戸ユニバー記念競技場で行われ、1
 万メートルは野田頭美穂(ワコール)が32分23秒61で優勝した。世
 界選手権(パリ)代表の福士加代子(ワコール)は32分28秒07で3
 位。同選手権マラソン4位の坂本直子(天満屋)は5位だった。5000
 メートル(タイムレース)はルーシー・ワゴイ(スズキ)が15分21秒
 29の大会新で制した。

ハーフマラソン世界選手権 女子はラドクリフが優勝


 ハーフマラソンの世界選手権は10月4日、ポルトガルのビラモーラで行われ、
 女子はフルマラソンの世界最高記録保持者、ポーラ・ラドクリフ(英国)
 が1時間7分35秒で3度目の優勝を果たした。体調不良のため8月の世
 界選手権(パリ)を欠場したが、9月21日に英国のレースで、未公認な
 がら世界最高を上回る1時間5分40秒をマークしていた。日本勢では高
 仲未来恵(京セラ)が1時間10分36秒で9位。小鳥田貴子(デオデオ
 )は13位、萩原梨咲(第一生命)は16位、原裕美子(京セラ)は19
 位だった。男子の日本勢では、前田和之(コニカ)が1時間3分7秒で1
 4位になったのが最高。諏訪利成(日清食品)は32位、竹安昌彦(中電
 工)は37位、奥谷亘(富士重工)は40位、大島健太(くろしお通信)
 は棄権した。マーティン・レル(ケニア)が1時間49秒で優勝した。

ベルリン・マラソン 女子は橋本が優勝
 第30回ベルリン・マラソンは9月28日、ベルリンで3万人を超すランナー
が参加して行われ、 女子は橋本康子(サミー)が自己ベストを一気に3分5秒も縮める2時間
26分32秒で初優勝した。ペースメーカーが付かなかった女子はスローペ
ースの展開。橋本は集団の前方で流れに乗って走り、29キロすぎでアリナ
・イワノワ(ロシア)が仕掛けても無理には追わなかった。橋本は32キロ
付近でペースダウンしたイワノワを捕らえ、終盤を独走してそのままゴール
に飛び込んだ。ベルリンでは2000年に松尾和美が優勝。2001年から
は高橋尚子が大会2連覇を遂げ、日本勢は4大会連続の優勝となった。テル
ガトは世界最高記録ボーナスを含め12万ユーロ(約1560万円)を、橋
本は3万2500ユーロ(約420万円)をそれぞれ獲得した。

○第30回ベルリン・マラソン

【女子】
 1)橋本 康子(サミー)      2時間26分32秒
 2)E・キムリア(ケニア)     2時間28分18秒
 3)O・フェラーラ(イタリア)   2時間28分28秒
 4)A・ディアス(ポルトガル)   2時間28分49秒
 5)A・イワノワ(ロシア)     2時間29分00秒
 6)M・ドリブルスカ(ポーランド) 2時間29分58秒
 7)村田  史(サミー)      2時間30分15秒

福士加代子が1万メートルで大会新 実業団対抗選手権

 第51回全日本実業団対抗陸上選手権大会は9月27日、岡山市の

岡山県陸上競技場桃太郎スタジアムで開幕した。

女子1万メートルはルーシー・ワゴイ(スズキ)が外国人選手による

大会最高の31分6秒20で優勝。福士加代子(ワコール)が国内レース

の日本人最高記録となる31分11秒61の大会新で2位に入った

女子3000メートルで市川が3位 釜山国際大会

 陸上の第1回釜山国際大会は9月27日、釜山で行われ、女子3000メートル

で市川良子(テレビ朝日)が9分7秒54で3位に入った。

千葉真子は大阪でアテネ切符を...

 世界陸上女子マラソンで銅メダルを獲得した千葉真子(豊田自動織機)は9月8日、アテネ五輪代表選考会を

兼ねた来年1月の大阪国際女子マラソンに出場し、残り2枠の代表の座を狙う意向を明らかにした。千葉は「(次

のレースは)おそらく大阪になると思う。アテネ代表の切符を取るには(2時間)20分を切る力が必要。18、19

分台のレベルを目指したい」と目標を口にした。

<世界陸上>野口が銀、千葉が銅 女子マラソン

第9回世界陸上選手権最終日の8月31日、女子マラソンで野口みずき(グローバリー)が2時間24分14秒で

銀メダルを獲得した。千葉真子(豊田自動織機)も銅メダル。同種目のメダルは01年のエドモントン大会の

土佐礼子(三井住友海上)以来2大会ぶりで、複数メダルは93年のドイツ・シュツットガルト大会の浅利純子

(ダイハツ)の金、安部友恵(旭化成)の銅以来2回目。優勝はキャサリン・ヌデレバ(ケニア)で2時間23分55秒だった。

坂本直子(天満屋)は4位、大南敬美(UFJ銀行)は27位だった。松岡理恵(天満屋)は途中棄権した。

 

 (1)キャサリン・ヌデレバ(ケニア)2時間23分55秒=大会最高

 (2)野口みずき(グローバリー) 2時間24分14秒

 (3)千葉真子(豊田自動織機) 2時間25分9秒

 (4)坂本直子(天満屋)      2時間25分25秒

 (27)大南敬美(UFJ銀行)   2時間32分31秒

世界陸上(8/23)

女子一万メートル決勝。日本の福士加代子、渋井陽子、田中めぐみは、いずれも今季自己ベストの31分台だったにもかかわらず、

11位、14位、15位と、まさかの結果に終わった。最初から1000メートルを2分59秒でとばすトップ集団に圧倒された。
 

<女子10000m結果>
決勝(23日)
1 Adere Berhane ETH 30分04秒18  
2 Kidane Werknesh ETH 30分07秒15  
3 Sun Yingjie CHN 30分07秒20  
11 福士加代子 京都・ワコール 31分10秒57  
14 渋井陽子 東京・三井住友海上 31分42秒01  
15 田中めぐみ 埼玉・埼玉りそな銀行 31分47秒00  

りそな陸上部廃部!(2003/8/8日)

 りそなグループへの公的資金投入に伴い、埼玉りそな銀行女子陸上部が今月限りで廃部されることになり、

同銀行の監督、選手を受け入れる形で、さいたま市に本社を置く衣料販売会社「しまむら」が女子陸上競技部

を新設すると8日、発表された。移籍するのは吉田富男監督らスタッフ3人と、今月パリで開催される世界選手

権の長距離代表、田中めぐみら選手8人の計11人

南部忠平記念   2003. 7.26

★★★★ 5000m (26日・2組タイムレース)

1) 15.27.24 阿蘇品照美 (京セラ)

2) 15.34.11 田中めぐみ (埼りそな銀行)

3) 15.43.80 藤井 裕美 (デオデオ)

4) 15.46.59 R・ワンジル(日 立)

5) 15.47.78 小川美智子 (京セラ)

6) 15.50.90 渡辺 芳子 (積水化学)

7) 15.52.30 川島真喜子 (UFJ銀行)

8) 15.53.39 吉田 佳菜 (京セラ)

第46回 札幌国際ハーフマラソン
2003年7月6日(日)
札幌市円山競技場発着


女子はマラソン前世界最高記録保持者のキャサリン・ヌデレバ(ケニア)
が大会記録を更新する1時間8分23秒で2連覇した。原裕美子(京セラ)
が1時間9分37秒で2位、高仲未来恵(京セラ)が1時間10分32秒で
3位に入った。2001年世界選手権マラソン優勝のリディア・シモン(ル
ーマニア)は1時間13分39秒で13位だった。

C・ヌデレバ ケニア 1時間08分23秒
原 裕美子 京セラ 1時間09分37秒
高仲 未来恵 京セラ 1時間10分32秒
橋本 康子 サミー 1時間10分48秒
土佐 礼子 三井住友海上 1時間11分15秒
萩原 梨咲 第一生命 1時間11分55秒
村田 史 サミー 1時間12分25秒
早川 英里 アミノバイタルAC 1時間12分40秒
小尾 麻美 スターツ 1時間13分09秒
10 大平 美樹 三井住友海上 1時間13分16秒
11 小塚 文乃 埼玉りそな銀行 1時間13分28秒
12 田橋 里花 サニックス 1時間13分36秒
13 L・シモン ルーマニア 1時間13分39秒
14 磯貝 恵子 第一生命 1時間13分45秒
15 松 久恵 テレビ朝日 1時間13分51秒

ホクレン・ディスタンスチャレンジ最終戦

◇ディスタンスチャレンジ最終戦 女子5000メートルは小崎が制す
 陸上長距離サーキットのホクレン・ディスタンスチャレンジ最終戦は7月2日、
札幌市円山競技場で行われ、女子五千メートルは日本選手権覇者の小崎まり
(ノーリツ)が15分20秒59で優勝した。阿蘇品照美(京セラ)が2位、
小鳥田貴子(デオデオ)が3位だった。

○ホクレン・ディスタンスチャレンジ最終戦

▽女子5000メートル
 1)小崎 まり(ノーリツ)    15分20秒59
 2)阿蘇品照美(京セラ)     15分22秒51
 3)小鳥田貴子(デオデオ)    15分24秒50
 4)大越 一恵(ダイハツ)    15分25秒86
 5)山中美和子(ダイハツ)    15分35秒12
 6)原口加奈子(サニックス)   15分39秒22
 7)弘山 晴美(資生堂)     15分39秒93
 8)斎藤 由貴(第一生命)    15分40秒55

ホクレン・ディスタンスチャレンジ第4戦

ディスタンスチャレンジ第4戦 3000メートルは大越が制す
 陸上長距離サーキットのホクレン・ディスタンスチャレンジ第4戦は6月29
日、北海道士別市営陸上競技場で行われ、女子三千メートルは大越一恵(ダ
イハツ)が9分9秒57で優勝した。山中美和子(ダイハツ)が9分12秒
39で2位だった。女子五千メートルはジェーン・ワンジク(パナソニック
モバイル)が15分5秒26で快勝した。



▽女子3000メートル
 1)大越 一恵(ダイハツ)    9分09秒57
 2)山中美和子(ダイハツ)    9分12秒39
 3)鈴木亜弥子(ワコール)    9分14秒27
 4)小川美智子(京セラ)     9分15秒99
 5)吉野  恵(京セラ)     9分23秒77
 6)五十嵐妙子(日立)      9分24秒11
 7)吉田 佳菜(京セラ)     9分27秒61
 8)野田頭美穂(ワコール)    9分27秒85

▽女子5000メートル
 1)J・ワンジク(パナソニックモバイル)15分05秒26
 2)小崎? まり(ノーリツ)       15分32秒00
 3)藤川 亜希(旭化成)        15分45秒58
 4)奥永 美香(九電工)        15分49秒81
 5)西尾 麻耶(九電工)        15分50秒64
 6)松元 美香(ワコール)       15分51秒10
 7)上田 美恵(旭化成)        15分51秒48
 8)橋本 尚子(九電工)        15分54秒17

ホクレン・ディスタンスチャレンジ第3戦
 陸上長距離サーキットのホクレン・ディスタンスチャレンジ第3戦は6月25
日、北海道深川市陸上競技場で行われ、女子一万メートルは小鳥田貴子(デ
オデオ)が31分45秒84で優勝した。小崎まり(ノーリツ)が31分4
6秒57で2位だった。オープンで行われた女子三千メートルは福士加代子
(ワコール)が9分6秒41で快勝した。


▽女子1万メートル
 1)小鳥田貴子(デオデオ)   31分45秒84
 2)小? まり(ノーリツ)   31分46秒57
 3)大越 一恵(ダイハツ)   31分49秒15
 4)原 裕美子(京セラ)    31分51秒80
 5)高仲未来恵(京セラ)    32分08秒84
 6)藤川 亜希(旭化成)    32分18秒34
 7)奥永 美香(九電工)    32分29秒07
 8)山中美和子(ダイハツ)   32分30秒62

ホクレン・ディスタンスチャレンジ第2戦
◇ディスタンスチャレンジ第2戦 福士加代子が連勝
 陸上長距離サーキットのホクレン・ディスタンスチャレンジ第2戦は22
日、北海道網走市運動公園陸上競技場で行われ、女子五千メートルは日本記
録保持者の福士加代子(ワコール)が15分23秒69で第1戦に続き優勝
した。男子五千メートルは中村悠希(カネボウ)が13分31秒67で制し、
日本記録を持つ高岡寿成(カネボウ)は0.01秒差の2位だった。


▽女子3000メートル
 1)杉原 加代(パナソニックモバイル)9分16秒03
 2)藤川 亜希(旭化成)       9分16秒80
 3)山中美和子(ダイハツ)      9分17秒43
 4)鈴木亜弥子(ワコール)      9分22秒43
 5)尾崎 朱美(資生堂)       9分27秒04
 6)真鍋 裕子(四国電力)      9分28秒65
 7)真鍋 陽子(四国電力)      9分31秒45
 8)嶋原 清子(資生堂)       9分31秒92

▽女子5000メートル
 1)福士加代子(ワコール)   15分23秒69
 2)大越 一恵(ダイハツ)   15分31秒19
 3)斎藤 由貴(第一生命)   15分42秒70
 4)尾崎 好美(第一生命)   15分53秒70
 5)松元 美香(ワコール)   15分55秒05
 6)安藤美由紀(第一生命)   15分59秒38
 7)片渕 綾子(ワコール)   16分04秒65
 8)津隈 久美(日立)     16分09秒46

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ホクレン・ディスタンスチャレンジ第1戦

陸上長距離サーキットのホクレン・ディスタンスチャレンジ第1戦は6月18
日、北海道釧路市民陸上競技場で行われ、女子五千メートルは日本記録保持
者の福士加代子(ワコール)が15分27秒78で優勝した女子三千メートルは鈴木亜弥
子(ワコール)が9分15秒25で制した。

▽女子3000メートル
 1)鈴木亜弥子(ワコール)   9分15秒25
 2)尾崎 好美(第一生命)   9分25秒65
 3)津隈 久美(日立)     9分26秒60
 4)吉田亜紀子(日立)     9分28秒68
 5)堀本真理子(ワコール)   9分30秒06
 6)安藤美由紀(第一生命)   9分36秒19
 7)蛯名可菜子(ホクレン)   9分41秒87
 8)鬼島 怜美(日立)     9分43秒15

▽女子5000メートル
 1)福士加代子(ワコール)   15分27秒78
 2)川島真喜子(UFJ銀行)  15分39秒91
 3)田中 真知(名城大)    15分41秒15
 4)堀岡 智子(大体大)    15分50秒39
 5)松元 美香(ワコール)   15分50秒71
 6)渡部 美香(ホクレン)   15分58秒22
 7)片渕 綾子(ワコール)   16分00秒68
 8)西山 貴美(UFJ銀行)  16分06秒87

---------------------------------------------------

松岡が世界陸上欠場か
 8月の世界選手権(パリ)女子マラソン代表の松岡理恵(天満屋)が左脚
 に違和感があり、同選手権を欠場する可能性があることが6月5日、分かった。
 6日の札幌国際ハーフマラソンは、同代表の坂本直子(天満屋)とともに
 出場を見送った。坂本は右すね内側に痛みがあるため。武冨豊監督による
 と、松岡は左太ももの裏側からひざの裏側にかけて違和感があり現在、長
 野県菅平で治療をしながら合宿を続けているが本格的な練習は積めていな
 い。

 ゴールデンリーグ第2戦

 パリ国際競技会は7月4日、パリで行われ、
 女子三千メートルで日本記録保持者の福士加代子(ワコール)が8分49
 秒10で9位となった。シドニー五輪金メダルのガブリエラ・サボー(ル
 ーマニア)が今季世界最高の8分34秒09で優勝した。

ゴールデンリーグ第1戦 

 陸上のゴールデンリーグ第1戦、ビスレーゲームズは27日、ノルウェー

 のオスロで行われ、 女子五千メートルでは、ベル ハネ・アデレ(エチオピア)

が14分29秒32の 世界歴代2位タイ記録 で優勝した。

札幌国際ハーフマラソン 

第46回札幌国際ハーフマラソンは7月6日、札幌市の円山競技場を発着点とする
21.0975キロで行われ、女子はマラソン前世界最高記録保持者のキャサリン・

ヌデレバ(ケニア)が大会記録を更新する1時間8分23秒で2連覇した。原裕美子

(京セラ)が1時間9分37秒で2位、高仲未来恵(京セラ)が1時間10分32秒で3位

に入った。2001年世界選手権マラソン優勝のリディア・シモン(ルーマニア)は1時間

13分39秒で13位だった。


【女子】
 1)C・ヌデレバ(ケニア)     1時間08分23秒=大会新
 2)原 裕美子(京セラ)      1時間09分37秒
 3)高仲未来恵(京セラ)      1時間10分32秒
 4)橋本 康子(サミー)      1時間10分48秒
 5)土佐 礼子(三井住友海上)   1時間11分15秒
 6)萩原 梨咲(第一生命)     1時間11分55秒
 7)村田  史(サミー)      1時間12分25秒
 8)早川 英里(アミノバイタルAC)1時間12分40秒
 9)小尾 麻美(スターツ)     1時間13分09秒
10)大平 美樹(三井住友海上)   1時間13分16秒

高橋の新所属先はSNA

 シドニー五輪女子マラソン金メダルの高橋尚子(31)の新所属先が、スカイネットアジア航空(SNA、宮崎市)

に決まり、6月16日に宮崎市で発表されることになった。

世界陸上代表 30人を発表
 日本陸連は6月9日、世界選手権(8月23〜31日、パリ)のトラック、フ
ィールド種目と競歩の代表選手男子19人、女子11人を発表した。女
子一万メートルで日本記録保持者の渋井陽子(三井住友海上)は日本選手権
で5位に終わったが、参加標準記録Aを上回っており、日本選手権3位の藤
川亜希(旭化成)の今後の記録との兼ね合いで選考する。

○第9回世界陸上代表選手
【女子】
▽長距離
  福士加代子(ワコール)
  田中めぐみ(埼玉りそな銀行)

日本選手権最終日 結果

6月8日

▽5000メートル
 1)小崎 まり(ノーリツ)    15分12秒76=大会新
 2)小鳥田貴子(デオデオ)    15分15秒16
 3)大越 一恵(ダイハツ)    15分20秒94


日本選手権 福士、5000メートルは欠場
 陸上女子長距離の福士加代子(ワコール)が日本選手権最終日(6月8日)の
 五千メートルを欠場することになった。昨年末にけがをした左ひざの大事
 をとったもので、6日の一万メートルで優勝後、永山忠幸監督が明らかに
 した。永山監督は、日本選手権後の大会参加について、6月後半には、今
 年から新設された北海道での長距離シリーズで3戦し、7月には欧州に遠
 征する方針を示した。

日本選手権第1日 女子1万メートルは福士が2連覇


 8月の世界選手権(パリ)代表選考会を兼ねた第87回日本選手権第1日
は6月6日、横浜国際総合競技場で男女計8種目の決勝などが行われ、女子一万
メートルは左ひざの故障から復帰した福士加代子(ワコール)が31分47
秒15で2連覇を果たした。日本記録保持者の渋井陽子(三井住友海上)は
32分15秒88で5位だった。

▽1万メートル
 1)福士加代子(ワコール)    31分47秒15
 2)田中めぐみ(埼玉りそな銀行) 31分55秒24
 3)藤川 亜希(旭化成)     31分59秒06

高橋尚子が大島合宿
 シドニー五輪女子マラソンの金メダリスト、高橋尚子が6月3日、伊豆大島で
 合宿に入った。アテネ五輪代表選考会となる11月の東京国際女子マラソ
 ンに向け、高橋は23日から米コロラド州ボールダーで高地合宿を実施す
 る。その準備段階として、アップダウンのある島のコースを歩くなどして
 備える。合宿は11日までの予定。



シドニー1万メートル代表の高橋千恵美が引退
 シドニー五輪陸上女子一万メートル代表の高橋千恵美(日本ケミコン)が
 現役引退することが5月27日までに分かった。99年世界陸上一万メートル
 5位の実績が評価されて五輪出場。15位の成績を収めた後、マラソン転
 向を目指していたが持病の腰痛でハーフマラソンに2度出場しただけだっ
 た。6月30日付で日本ケミコンを退社する。


ゴールデンゲームズinのべおか 福士が復帰レースで2位
 陸上中長距離の「ゴールデンゲームズinのべおか」は5月24日、延岡市の
西階陸上競技場で行われ、女子五千メートル(タイムレース)はジェーン・
ワンジク(パナソニックモバイル)が15分19秒96の大会新で初優勝し
た。昨年12月に左ひざの靱帯を損傷して以来の復帰レースとなった福士加
代子(ワコール)は15分27秒27で2位に入った。

日本陸連 日本選手権の参加選手を発表


 日本陸上競技連盟は5月21日、世界選手権(8月、パリ)の代表選考会を兼
 ねた第87回日本陸上競技選手権(6月6〜8日、横浜国際競技場)のエ
 ントリー選手などを発表した。女子長距離では、昨年12月に故障して以
 来レースから遠ざかっていた福士加代子(ワコール)が、五千メートルと
 一万メートルの2種目にエントリーした。完全には復調していないが、出
 場できれば渋井陽子(三井住友海上)、山中美和子(ダイハツ)らととも
 に優勝や代表争いの軸になる。

東日本実業団陸上最終日 女子5000メートルは弘山が優勝
 第45回東日本実業団対抗選手権最終日は5月18日、仙台市の宮城県営陸上
競技場で男女計16種目が行われ、女子五千メートルで弘山晴美(資生堂)
が15分34秒03の大会新で優勝し、前日の千五百メートルと合わせて2
種目を制した。
【女子】

5000メートル 弘山晴美(資生堂)15分34秒03=大会新

第45回東日本実業団対抗選手権第1日
  5月17日


1500メートル 弘山晴美(資生堂)4分21秒17
1万メートル エスタ・ワンジロ・マイナ(資生堂)32分36秒73


関西実業団対抗選手権第2日 
 陸上の関西実業団対抗選手権第2日は5月17日、尼崎市記念公園陸上競技場
 で行われ、女子五千メートルに 出場した8月の世界選手権(パリ)マラソン代表の野口みずき(グローバ
 リー)は、15分44秒44で3位だった。

国際グランプリ大阪大会(5月10日、大阪・長居陸上競技場

女子5000m結果
順位 氏名 所属 記録
レア・マロット ケニア 15分32秒45
ジェーン・ワンジク パナソニックモバイル 15分32秒62
大越 一恵 ダイハツ 15分33秒85

2003 水戸国際陸上 5月5日(月) 水戸市立競技場


◆女子1500m
1>渡辺(UFJ銀行)4.23.67
2>早狩(トーラス)4.24.81
3>吉田(日立)4.25.07
4>斎藤(第一生命)4.25.12
5>高浪(大分西高)4.25.95
6>片山(ワコール)4.27.18
7>加来(名城大)4.28.21
8>芳賀(みずほ銀行)4.28.38

◆女子5000m
1>マロット(ケニア)15.31.90
2>大平(三井住友)15.34.35
3>ワンジロ(資生堂)15.35.76
=以上大会新
4>山本(三井住友)15.37.49
5>ワンジル(日立)15.42.22
6>田中(名城大)15.42.84
7>橋本(九電工)15.43.88
8>松元(ワコール)15.54.92

女子1万 弘山4位で日本人トップ

 【静岡国際=5月3日、静岡・草薙総合運動場陸上競技場】

女子1万メートルは弘山晴美(34)=資生堂=が32分15秒72で日本選手トップの4位。

渋井陽子(24)=三井住友海上=は32分41秒61で10位に終わった。

女子1万m結果
順位 氏名 所属 記録
レア・マロット ケニア 32分12秒91 大会新
ジェーン・ワンジク パナソニックモバイル 32分13秒18 大会新
ルーシー・ワゴイ スズキ 32分13秒24 大会新
弘山 晴美 資生堂 32分15秒72 大会新
大南 博美 UFJ銀行 32分17秒59 大会新
大越 一恵 ダイハツ 32分18秒99 大会新
藤川 亜希 旭化成 32分21秒65
加納 由理 資生堂 32分23秒67
大南 敬美 UFJ銀行 32分26秒63
10 渋井 陽子 三井住友海上 32分41秒61

織田記念国際で渋井&土佐が復活への第一歩

 陸上の日本グランプリシリーズ第2戦織田記念国際(4月29日、広島広域公園陸上競技場)ともに故障で

8月の世界選手権(パリ)女子マラソン代表を断念した渋井陽子(24)と土佐礼子(26)=ともに三井

住友海上=が女子5000メートルに出場。渋井が4位、土佐が15位に入り、復活への第一歩を踏み出した

 女子5000メートルは女子マラソン実力者の復帰レースとなった。3月の名古屋国際女子を左ひざ裏痛とへん

とう腺炎のため回避した渋井は15分43秒38で4位。「日本選手権(6月)では一発ドカンと記録を狙って、世

界陸上は1万メートルで行きます」と気勢を上げた。また土佐も昨年9月のスーパー陸上で転倒し、右足首を

剥離骨折して以来7カ月半ぶりのレースで15位に入り笑顔を見せた。

女子5000m結果
順位 氏名 所属 記録
藤井 裕美 デオデオ 15分32分97
大越 一恵 ダイハツ 15分33秒69
小鳥田貴子 デオデオ 15分40秒96
渋井 陽子 三井住友海上 15分43秒38
エスタ・ワンジロ・マイナ 資生堂 15分44秒22
弘山 晴美 資生堂 15分44秒88

第51回兵庫リレーカーニバル
日本グランプリシリーズ第1戦、8月の世界選手権(パリ)代表選考会を
兼ねた第51回兵庫リレーカーニバルは4月20日、神戸ユニバー記念競技場で
男女11種目の決勝などが行われ、
 女子八百メートルは日本記録保持者の西村美樹(東学大)が2分5秒02
の大会新で優勝。室内日本記録を持つ杉森美保(京セラ)は欠場した。女子
一万メートルは、ラスト100メートル勝負を制した市川良子(テレビ朝日)
が32分26秒60で優勝した

【女子】1万メートル
 1)市川 良子(テレビ朝日)    32分26秒60
 2)小鳥田貴子(デオデオ)     32分28秒69
 3)エスタ・ワンジロ(資生堂)   32分31秒54

第5回長野マラソン 

第5回長野マラソンは4月20日、長野県山ノ内町のオリンピックメモリアル
聖火台前から長野市の長野オリンピックスタジアムまで42.195キロの
コースで行われ、女子は終盤に強さを発揮したマディナ・ビクタギロワ(ロシア)が2時間
28分23秒で2連覇した。アトランタ五輪金メダルのファツマ・ロバ(エチオピア)は2時間31分05秒で3位。
中盤までレースを引っ張った吉松久恵(テレビ朝日)は2時間32分17秒で4位だった。

【女子】
 1)M・ビクタギロワ(ロシア)     2時間28分23秒
 2)A・イワノワ(ロシア)        2時間29分05秒
 3)F・ロバ(エチオピア)        2時間31分05秒
 4)吉松 久恵(テレビ朝日)     2時間32分17秒
 5)横山 朋枝(エスアイアイ)    2時間36分27秒
 6)E・ヤロス(ポーランド)      2時間38分09秒
 7)田中 千洋(トクセン工業)    2時間38分34秒
 8)杉原  愛(大塚製薬)      2時間40分12秒
 9)G・アンパチドゥ(ギリシャ)    2時間41分48秒
10)外山  愛(ジャパンダイレクト) 2時間47分34秒

大南博美は2位…ロッテルダム・マラソン

陸上のロッテルダム・マラソンは4月13日、当地で行われ、

女子で昨年の釜山アジア大会代表の大南博美(UFJ銀行)は2時間26分17秒で2位だった。

 スタート時の気温13度、東南の風4メートル、湿度50%の快晴の条件下、

大南は10キロから15キロにかけて独走態勢を築いたが、終盤、イエビッチに逆転を許し、

昨年の双子の妹、敬美(UFJ銀行)に続く優勝を逃した。 

北京国際女子駅伝への派遣中止
 日本陸連は4月7日、新型肺炎(SARS)の感染を懸念し、4月13日に北京で
 行われる女子の北京国際駅伝の派遣中止を決めた。日本チームは10日に
 出発の予定だった。同駅伝は既にケニアが同じ理由で出場を辞退している。

ソウル国際女子駅伝 日本は2位
 ソウル国際女子駅伝は4月6日、ソウル五輪マラソンコース(42・195キ
 ロ)で行われ、日本が2時間21分24秒で2位に入った。優勝は2時間
 18分6秒のロシア。日本の4実業団連盟選抜は、2時間22分44秒で
 3位だった。