2005年度 実業団情報  

 2006年3月13日更新

名古屋国際女子マラソン・・・37歳弘山、悲願の初優勝

12月のアジア大会(ドーハ)代表最終選考会を兼ねた名古屋国際女子マラソンは3月12日、名古屋市瑞穂陸上競技場を
発着点とする42.195キロのコースで行われ、マラソン挑戦10度目で37歳の弘山晴美(資生堂)が残り約1キロで
渋井陽子(三井住友海上)を逆転し、2時間23分26秒で悲願のマラソン初優勝を果たした。
 レースは前日本記録保持者の渋井が序盤から前に出た。渋井は約8キロで後方集団に吸収されたが、
その後、再び前に出て独走。だが、30キロ以降、ペースの落ちた渋井を弘山が追い上げ、終盤で抜き去った。

1 12 弘山 晴美 東 京・資生堂 2:23:26
2 11 渋井 陽子 東 京・三井住友海上 2:23:58
3 15 堀江 知佳 千 葉・アルゼAC 2:28:01
4 3 アリナ・テクツァ・ゲラシム ROM・ルーマニア 2:29:30
5 110 町田 祐子 宮 城・日本ケミコン 2:29:48
6 14 橋本 康子 千 葉・セガサミー 2:29:53
7 19 林 明佑美 長 崎・十八銀行 2:29:59
8 13 大南 博美 愛 知・トヨタ車体 2:30:23
9 5 ムル・セボカ ETH・エチオピア 2:30:41
10 109 挽地 美香 岡 山・天満屋 2:31:03

日本3位、ロシアが優勝 横浜国際女子駅伝


 横浜国際女子駅伝は2月26日、横浜赤レンガ倉庫発着の6区間、42・195キロで海外の6チームを含む

14チームが参加して行われ、日本は2時間17分28秒で3位だった。1区で抜け出したロシアが2時間13分

55秒で3年ぶり8度目の優勝をした。2位は中国。 日本は1区で兵庫・須磨学園高2年の小林祐梨子が

従来の区間記録を上回る好走で4位につけ、2区の石井智子(京セラ)で3位に浮上。5区で再び4位に

落ちたが、アンカーの新谷仁美(岡山・興譲館高)が日本唯一の区間賞を奪い、同タイムながらエチオピアと

の3位争いを制した。

福士が日本新V−香川丸亀ハーフマラソン

 第60回香川丸亀ハーフマラソン大会(四国新聞社など後援)は2月5日、香川県丸亀市金倉町の県立丸亀競技場を発着点に、全6種目に過去最多の5173人が出場して行われた。注目の女子ハーフマラソンは昨年の世界選手権長距離代表の福士加代子(ワコール)が1時間7分26秒の日本新記録で優勝、アテネ五輪マラソン金メダルの野口みずき(シスメックス)は1時間7分43秒で2位だった。

アテネ銀のヌデレバ優勝 大阪国際女子マラソン

 アジア大会(12月・ドーハ)代表選考会を兼ねた第25回大阪国際女子マラソンは1月29日、大阪市の長居陸上競技場発着

で行われ、アテネ五輪銀メダリストのキャサリン・ヌデレバ(ケニア)が2時間25分5秒で初優勝した。小幡佳代子(アコム)が

2時間25分52秒で2位だった。 レース後半にペースを上げたヌデレバは、33キロ過ぎで先頭の小幡を一気に抜き去り

引き離した。 3位は2時間26分47秒で嶋原清子(資生堂)。初マラソンの坂田昌美(京セラ)が2時間27分13秒で4位に

食い込んだ。6年ぶりの優勝を狙ったリディア・シモン(ルーマニア)は9位に終わり、阿蘇品照美(京セラ)は途中棄権した。

大南博が優勝 マイアミ・マラソン

 陸上のマイアミ・マラソンは1月29日、マイアミで行われ、女子は大南博美(トヨタ車体)が

2時間34分11秒で優勝した。

ワコールが2年ぶり優勝 選抜女子駅伝北九州大会

 陸上の選抜女子駅伝北九州大会は1月22日、北九州市役所前を発着点とする一般5、高校6区間の各32・8キロで行われ、

一般はワコールが1時間44分21秒で2年ぶり2度目の優勝を果たした。 ワコールは5秒差の2位で迎えた最終5区で、エース

の福士加代子が区間新の快走を見せ、4区まで首位のスズキを突き放した。須磨学園は、昨年の日本選手権1500メートルを

制した1区の小林祐梨子が一般選手を上回る好タイムで飛び出し、そのまま逃げ切った。

奥永が初優勝 宮崎女子ロードレース


陸上の宮崎女子ロードレースは1月6日、宮崎市の宮崎県警本部前−宮崎県総合運動公園陸上競技場間でハーフマラソンを

行い、奥永美香(九電工)が1時間9分57秒で初優勝した。 レースは中盤からジェーン・ワンジク(パナソニック)がリードしたが、

残り1キロ付近で奥永がトップに立った。2位にワンジク、3位にはルース・ワンジル(日立)が入った。リディア・シモン(ルーマニア)

は13位だった。 5キロの部は福士加代子(ワコール)が15分32秒の大会新で優勝した。

<国際千葉駅伝>ケニアがV 日本は4位

 国際千葉駅伝は11月23日、6区間42.195キロで争われ、ケニアが2時間13分33秒で14年ぶり2回目の優勝。

日本は2時間16分43秒で17年ぶりの4位にとどまった。

総合結果
順位 国名 タイム
1 ケニア 2:13:33
2 エチオピア 2:14:16
3

ロシア

2:14:48
4 日本(杉森、西尾、早狩、石井、大島、長尾) 2:16:43
5 中国 2:19:26
6 千葉選抜A 2:20:44
7 英国 2:22:30
8 千葉選抜B 2:22:57
9 アメリカ 2:23:50
10 ルーマニア 2:24:11
11 オーストラリア 2:25:32
12 ベラルーシ 2:26:30
13

フランス

2:29:16

上田美恵が制す−名古屋ハーフマラソン

 名古屋ハーフマラソンは11月23日、名古屋市瑞穂公園陸上競技場を発着点とするコースで行われ、

上田美恵(旭化成)が1時間11分39秒で制した。 

高橋尚子が復活の優勝=東京国際女子マラソン 2005年11月20日(日)

 東京国際女子マラソンは11月20日、東京・国立競技場発着で行われ、2年ぶりのフルマラソンとなった高橋尚子(ファイテン)
が2時間24分39秒で優勝した。2位はジビレ・バルシュナイテ(リトアニア)、3位はエルフィネッシュ・アレム(エチオピア)。
 レースはレース終盤まで高橋とバルシュナイテ、アレムの3人が並んでいたが、36キロ手前で高橋がスパートし、2人を一気
に引き離した。大会前には、右脚3カ所に軽い肉離れを抱えることが判明し、不安視されていたが、見事2年前に敗れた東京で
リベンジを果たした。

<淡路島女子駅伝>京セラが初優勝 2位は天満屋   2005/11/3  

 第15回淡路島女子駅伝競走大会(中部・北陸・関西・中国各実業団陸上競技連盟主催、毎日新聞社、毎日放送など後援)は

11月3日、兵庫県淡路市から同県南あわじ市までの6区間42.195キロに13チームが参加して行われた。2区でトップに立った

京セラ(関西)が2時間17分14秒で、代替大会として行われた昨年の四実業団合同女子駅伝加古川大会に続いて優勝し、

淡路島大会初優勝を飾った。

◇区間賞◇
▽1区(6・52キロ)
小崎まり(ノーリツ)20分30秒
▽2区(3・395キロ)
杉森美保(京セラ)10分17秒
▽3区(11・97キロ)
ルーシー・ワゴイ(スズキ)38分56秒
▽4区(5・5キロ)
小川美智子(京セラ)17分33秒
▽5区(9・56キロ)
小鳥田貴子(デオデオ)31分50秒
▽6区(5・25キロ)
泉有花(天満屋)17分17秒

東日本実業団対抗女子駅伝、三井住友海上が6連覇

陸上・東日本実業団対抗女子駅伝(11月3日・埼玉県庁―上尾運動公園陸上競技場、6区間42・195キロ)

三井住友海上が2時間15分7秒で6連覇を飾った。 ホクレンが24秒差で過去最高の2位となり、3位には

第一生命が入った。12月の全日本実業団対抗女子駅伝(岐阜)に、3連覇を狙う三井住友海上など上位

11チームが出場する。

 【総合成績】

<1>三井住友海上(高山、山下、渋井、林、大平、橋本)2時間15分7秒

<2>ホクレン2時間15分31秒

<3>第一生命2時間16分7秒

<4>積水化学

<5>資生堂

<6>アコム

<7>しまむら

<8>日本ケミコン

<9>パナソニック

<10>日立

<11>セガサミー

<12>アルゼ

<13>ファイテン

<14>ヤマダ電機

<15>豊田自動織機

 【区間最高】

▽1区(6・6キロ)オンゴリ・フィレス(ホクレン)20分4秒=区間新

▽2区(3・695キロ)根城早織(ホクレン)、尾西美咲(積水化学)11分22秒

▽3区(10キロ)赤羽有紀子(ホクレン)31分32秒

▽4区(4キロ)吉田香織(資生堂)12分46秒

▽5区(11・1キロ)大平美樹(三井住友海上)35分46秒

▽6区(6・8キロ)安藤美由紀(第一生命)21分45秒

野口みずきにアベベ・ビキラ賞

】ニューヨークシティー・マラソンを主催するニューヨーク・ロードランナーズは10月27日、ことしのアベベ・ビキラ賞に、

昨年のアテネ五輪女子マラソン金メダリストの野口みずき(27)=グローバリー、写真=を選んだと発表した。

1960年ローマ、64年東京両五輪男子マラソンを連覇した故アベベ・ビキラ(エチオピア)を記念して78年に

創設された同賞に、日本人が選ばれたのは初めて。

国民体育大会秋季大会ハーフマラソン   

第60回国民体育大会「晴れの国おかやま国体」秋季大会最終日は10月27日、岡山県内で行われ、陸上成年ハーフマラソンの

女子は寺田恵(兵庫・関学大)が1時間11分42秒で優勝。オープン参加した女子マラソン五輪メダリストの有森裕子(リクルートAC)

は1時間21分56秒、山口衛里(天満屋)は1時間26分57秒だった。

順位 選手名 県名 所属 記録  
1 寺田  惠 兵庫 関学大  1時間11分42秒    
2 山崎  智恵子 岡山 天満屋  1時間12分56秒    
3 宮井  仁美 千葉 豊田自動織機  1時間13分23秒    
4 丸山  美雪 長野 北安曇郡陸協  1時間13分37秒    
5 根来  亜紀 石川 北國銀行  1時間13分40秒    
6 柳田  しげ子 宮崎 沖電気  1時間13分43秒    
7 星野  芳美 静岡 eA静岡  1時間13分53秒    
8 天野  美絵 京都 京産大  1時間14分 3秒    
9 熊谷  順子 福島 県北陸協  1時間14分55秒    
10 田上  麻衣 山口 ファーストリテーリング  1時間15分 9秒    
11 相馬  有美子 福井 信越化学  1時間15分27秒    
12 才上  裕紀奈 滋賀 立命大  1時間15分39秒    

北京国際マラソン

北京国際マラソンは10月16日、当地で行われ、 女子は孫英傑(中国)が2時間21分1秒で4連覇を達成。

小尾麻美(スターツ)が2時間32分36秒で8位だった。

シカゴマラソン、千葉が3位

シカゴマラソンは10月9日に行われ、女子は2003年世界選手パリ大会

銅メダルの千葉真子が2時間25分59秒のタイムで3位に入った。

アテネ五輪銅メダルのディーナ・カスター(米国)が2時間21分24秒で優勝した。世界選手権ヘル

シンキ大会銅メダルのコンスタンティナ・トメスク(ルーマニア)が2位。早川英里が5位。 

女子マラソン野口が日本新でV

<陸上:ベルリンマラソン>◇9月25日◇

 アテネ五輪女子マラソン金メダルの野口みずき(27=グローバリー)が日本新記録となる2時間19分12秒で優勝した。

渋井陽子(26=三井住友海上)が昨年のこの大会で出した2時間19分41秒を、29秒上回った。日本の女子は大会6連覇。

 アテネ五輪以来、約1年ぶりのフルマラソンとなった野口は序盤から男子のペースメーカーとともに飛ばし、前半は5キロを

16分30秒を切るペース。30キロ以降はさすがに16分30秒を超えるペースに落ちたが、それでも従来の日本記録を30秒近く上回った

女子5000メートルで宮井5位 全日本実業団陸上第1日

 陸上の全日本実業団対抗選手権第1日は9月23日、香川県立丸亀競技場で行われ、女子5000メートル(タイムレース)

はルーシー・ワゴイ(スズキ)が15分22秒96で2連覇を達成。今夏の世界選手権1万メートル代表の宮井仁美(豊田自動織機)

が15分27秒43で日本選手最高の5位に入った。

2005. 8.28 北海道マラソン
《 女 子 》
★★★★ マラソン
1) 2.25.46. 千葉 真子 (豊田自動織機)
2) 2.26.14. 嶋原 清子 (資生堂)
3) 2.29.15. 堀江 知佳 (アルゼ)
4) 2.34.36. 松岡 理恵 (天満屋)
5) 2.35.05. 藤川 亜希 (資生堂)
6) 2.35.25. 疋田 美佳 (アルゼ)
7) 2.37.13. F・シルヴァ(ポルトガル)
8) 2.39.37. 小池 瞳 (アルビRC)
9) 2.40.31. 星野 芳美 (eA静岡)
10) 2.42.08. 野下 歩 (日 立)
11) 2.43.17. 渡辺 芳子 (積水化学)
12) 2.43.42. 田橋 里花 (サニックス)
13) 2.43.55. 大串千佳子 (小島プレス)
14) 2.44.18. 掛塚 千鶴 (アコム)
15) 2.44.32. 市橋 有里 (テレビ朝日)

世界陸上代表選手発表  6月6日

1万メートル 福士加代子 (ワコール(23))
1万メートル 大南 博美 (トヨタ車体(29))
1万メートル 宮井 仁美 (豊田自動機械(20))

ラドクリフ優勝、原6位 世界選手権マラソン

陸上の世界選手権の女子マラソンが8月14日、行われ、世界記録保持者のポーラ・ラドクリフ(31)=英国=が

2時間20分57秒の大会新記録で初優勝した。5人が出場した日本選手は、原裕美子(23)=京セラ=が

2時間24分20秒で6位入賞したのが最高で、1997年大会から前回の2003年大会まで続けてきた日本

女子の連続メダルは「4大会」で止まった。 36歳のベテランの弘山晴美(資生堂)は8位、大島めぐみ(29)

=しまむら=は10位だった。
 

女子1万mで福士11位/世界陸上


陸上の第10回世界選手権第1日は8月6日、ヘルシンキの五輪スタジアムで3種目の決勝などを行い、

女子1万メートル決勝は福士加代子(五所工出、ワコール)が31分3秒75の11位で、宮井仁美(豊田自動織機)は

18位、大南博美(トヨタ車体)は21位だった。

2005. 7. 3 札幌国際ハーフマラソン
《 女 子 》

1) 1.09.24. C・ヌデレバ(ケニア)
2) 1.09.45. 岩本 靖代 (豊田自動織機)
3) 1.09.46. 野口みずき (グローバリー)
4) 1.09.59. 大島めぐみ (しまむら)
5) 1.10.14. 早川 英里 (アミノバイタ)
6) 1.10.28. 大南 博美 (トヨタ車体)
7) 1.11.02. 八木 洋子 (スズキ)
8) 1.11.10. 千葉 真子 (豊田自動織機)
9) 1.11.59. 大山 美樹 (三井住友海上)
10) 1.12.17. 弘山 晴美 (資生堂)
11) 1.12.54. 小尾 麻美 (スターツ)
12) 1.12.59. 中村友梨香 (天満屋)
13) 1.13.11. 大平 美樹 (三井住友海上)
14) 1.13.19. 森本 友 (天満屋)
15) 1.13.25. 西尾 麻耶 (九電工)
16) 1.13.33. 嶋原 清子 (資生堂)
17) 1.13.48. 加藤あすか (デンソー)
18) 1.13.56. 磯貝 恵子 (第一生命)
19) 1.14.03. 村田 史 (セガサミー)
20) 1.14.21. 野下 歩 (日 立)

日本選手権(6月2〜5日、国立競技場)

【女子】
1万メートル
福士加代子 ワコール 31分30秒82
弘山 晴美 資生堂 31分34秒79
大南 博美 トヨタ車体 31分35秒18
【女子】
5000メートル
福士 加代子 ワコール 15分15秒27
大南 博美 トヨタ車体 15分25秒59
佐藤 由美 資生堂 15分25秒89

最優秀賞は野口みずき−JOC賞

 日本オリンピック委員会(JOC)は5月31日、04年度のJOCスポーツ賞最優秀賞に、アテネ五輪女子マラソンで金メダルを

 獲得した野口みずき(グローバリー)を選んだ。

野口、264日ぶり「金」走…大会新でV

 関西実業団選手権第1日(13日、鳴門陸上競技場)アテネ五輪女子マラソン金メダルの野口みずき(26)=グローバリー

=が五輪後初レースとして女子1万メートルに出場、31分44秒29の大会新記録で優勝した。いよいよ始動した女王は

今秋の海外マラソンで日本記録更新に挑む。

尚子独立!!“チームQ”結成し北京五輪へ

 シドニー五輪女子マラソン金メダリストの高橋尚子(33)=スカイネットアジア航空=が5月9日、都内で会見し、10年間指導を受け

てきた佐倉アスリート倶楽部の小出義雄代表(66)と“決別”し、独自に競技活動を続けると発表した。00年シドニー五輪で金メ

ダルを獲得した名コンビを解消し、今後は3人のスタッフとともに“チームQ”を結成。自分の足で08年北京五輪での金メダル奪回

、そして指導者へと続く道を走り始める。

土佐礼子、1万メートルで自己新記録

 陸上・静岡国際(5月3日、草薙陸上競技場)アテネ五輪女子マラソン5位の土佐礼子が2年ぶりにトラック種目に出場。

女子1万メートルで弘山晴美と競り合い、日本人2番手の4位。32分7秒66で自己記録を4年ぶりに約8秒更新した。

グローバリー、陸上部活動の自粛も

 顧客名義の口座を使った資金づくりが発覚したグローバリーの山田保弘社長は4月28日、名古屋市での決算発表の席上で、

アテネ五輪女子マラソンの金メダリスト・野口みずきが所属する同社の陸上部について「活動自粛は今は考えていないが、今後、

検討させていただくことになる」と、場合によっては活動を自粛する考えを示した。同社には前日、経済産業省などが行政処分を発表した。

ボストンでヌデレバが4度目V−女子

 ボストンマラソン(4月18日マサチューセッツ州ボストン=共同) 今年で109回目を迎えた伝統の大会は2万人が参加、

女子はアテネ五輪銀メダルのキャサリン・ヌデレバ(32)=ケニア=が2時間25分13秒で2年連続して制し、女子では

最多の4度目の優勝を果たした。日本勢では、女子の小川ミーナ(29)=アミノバイタルAC=が2時間37分34秒で9位

に入ったのが最高。

イワノワ優勝、シモン2位−長野マラソン

 長野マラソンは4月17日、長野運動公園から南長野運動公園までの42・195キロで行われ、女子はアルビナ・イワノワ(ロシア)

 が2時間28分21秒で優勝した。女子2位は00年シドニー五輪銀メダルのリディア・シモン(ルーマニア)で、3位はデラルツ・ツル

(エチオピア)。日本勢では星野芳美(eA静岡)がともに5位に入ったのが最高。

日本女子は3位…北京国際駅伝

 陸上の北京国際駅伝は4月10日、北京の42・195キロのコースで行われ、女子の日本は2時間24分32秒で3位だった。

エチオピアが2時間18分8秒で制し、中国が2位。日本は松岡範子(スズキ)町田祐子(日本ケミコン)渡辺いくみ(豊田自動織機)

芳賀麻里奈(ヤマダ電機)藤田真弓(十八銀行)堀佳奈子(ユタカ技研)の布陣だった。

村田7位…ロッテルダム・マラソン

 ロッテルダム・マラソンは4月10日、ロッテルダムで行われ、女子は元ケニアのローナ・キプラガト(オランダ)が2時間27分36秒で制

 し、村田史(セガサミー)は2時間39分8秒で7位だった。