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アラスカ釣行記 / in Iliamna

夢を叶えに…
9日〜17日まで延べ9日間を使いアラスカ・イリアムナへ「世界最強」と称されるトラウトたちに逢いに…
 
 
今回は 秋田→羽田・成田→シアトル→アンカレッジ→イリアムナ という空路になりました。
 
9日間のうち、実釣は4日半。前後は移動でとられます。
しかし、4日半で本当に十分です。
 
世界の果てまで旅をし、風土を感じ、朝から晩まで魚を追い、談笑し、杯を交わし、夜を更かす。
そして、また太陽と共に目を覚まし、熊の巣を掻い潜りまた魚を目指す。
ルアーに、時にフライで魚とにらめっこ。勝ったり負けたり、笑ったり悔やんだり。
 
ある種、魚で繋がられた仲間の輪。釣りをしなければ結ばれることもなかった仲間との絆。学ぶことの出来なかった人生経験・知識。
心から魚に感謝し対峙した9日間。
 
相手は正に世界最強と呼べる豪腕そのもののトラウトたち。
今回の相手はレインボー、レイクトラウト、ドリーバーデン、グレーリング。
(イリアムナのレインボーは未だ学者の中でスチールかレインボーかで分かれているようです)
 
どこまで走り続けるかわからないダッシュ。諦めることのない魚にこちらも負けじと耐え抜きます。
全身全霊立ち向かう魚に失礼のないよう、体重約5kgの魚に当てたラインはもちろん10lb。そして、フックはトータル1本というフェアなルール。
これで対等な試合を望みます。ちなみにルアーは「Balsa 90SU」を中心とした組み立てです。
 
人を知らない魚。
そこから学ぶもの数知れず。
全てが「原点」。全てが「本能そのもの」。
その魚の本能をどれだけ理解してあげるか。これこそ釣りの真骨頂なことに気付かされました。
自分が「うまくなろう」ではない。
「魚の本能に届けよう、訴えよう」
これだけで魚と近付けることに気がつきました。
 
書ききることの出来ない思い出は自分の中にしまいこみ、パタパタと構図も考えず撮影した写真を皆様にご提供致します。
まだまだお見せしたい魚、写真はあるのですが、これはまた別の形でもっと綺麗な画が出ますので、そのときにまたご覧下さい。
クサイことを書き並べましたが、ほんっとうに本心のまま書かせてもらいました。
世界の広さ、人生の楽しさに感動しきりでありました。
次はどこに…  yuki









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