論語
三国志

 正月、親戚の家でふと手に取ったのが「論語の読み方:山本七平著」だった。西洋のベストセラー「聖書」、これに対になるものが東洋の「論語」。洋書や映画等で聖書の言葉についてはいくつか覚えているけど、「子曰く・・・」で始まる有名な孔子の言葉、まったく出てこない。予備知識なく読めるというので読んでみたが、もろ古典で違和感もあって難しい。けど、繰り返し読み返すとだんだん解するようになってきた。未だ半分も読んでないけど、お薦めの書です。
 私が一番好きなのは魏延。けっこうこういう人は多いのではないか。もちろん当初は、裏切り者として斬られてしまったのであまり感じは良くなかった。しかし、三国志にのめり込むにつれて、あんなにも一途に劉備が大好きだったのに可哀相なやつと思うようになった。
 正史では蜀の重要な拠点である漢中太守に任じられてるほど信頼のある男であるのに、演義では魏延に対する孔明等の言動があまりにも不自然と感じることが多い。
【魏延】
 字は文長。武勇に長け、義に厚い豪傑。
 はじめ韓玄に仕えるが僚友にして大先輩である黄忠の危機を救うため韓玄を斬り劉備軍へ身を投じる。孔明は彼の容姿が気に入らず劉備に讒言をするが、劉備は魏延を重く用いた。彼は劉備の厚遇に涙し、よくその期待に応えた。
 入蜀後、中原進出への最重要拠点となる漢中を劉備が制圧すると彼は迷わず魏延を漢中の太守に据えた。魏は幾度となく漢中奪還を計るも、魏延は付け入る隙を与えず漢中を守り通した。
 劉備が崩御した後、孔明が北伐を敢行すると魏延は長安を強襲する名案を提言するも軍事に暗い孔明はこれをあっさりと斥けてしまう。五度にわたる孔明の北伐に付き従った魏延は獅子奮迅の活躍でたびたび圧倒的不利な蜀軍を奮い立たせた。
 五度目の北伐の陣中で孔明が死ぬと魏延が全軍を指揮する立場となったが、彼がこれ以上の武勲をあげることを妬んだ楊儀の策謀により殺されてしまう。これにより蜀が中原に返り咲く夢は夢として潰えることを余儀なくされる。

 皆さんのお好きな武将は誰かな。

 ところで「泣いて馬謖を斬る」を知っている方は多いと思いますが、これほど謎に包まれた人物はいません。だれかすっきり教えてくれないかな。