農地について権利を有する者の責務
〜農地所有者等の責務〜

岡戸秀仁
編集:岡戸事務所







農地法には農地所有者等の責務が規定されています。



 農地について所有権又は賃借権その他の使用及び収益を目的とする権利を有する者は、当該農地の農業上の適正かつ効率的な利用を確保するようにしなければならない(農地法第2条の2)。



 農地について権利を有するすべての者を対象として、農地の農業上の適正かつ効率的な利用を確保する責務があることが明確にされています。



国会の附帯決議

(平成21年6月16日農林水産委員会議決)
 農地について権利を有する者の責務の考え方につきましては、農地法の一部改正の際に衆参両院で附帯決議がなされています。



 農地法第2条の2に規定する農地について権利を有する者の責務の考え方については、次のとおりとし、その周知徹底を図ること。


1 所有権を有する者の責務

 農地について所有権を有する者は、当該農地の農業上の適正かつ効率的な利用を確保することについて第一義的責任を有することを深く認識し、自ら当該農地を耕作の事業に供するとともに、自らその責務を果たすことができない場合においては、所有権以外の権原に基づき当該農地が耕作の事業に供されることを確保することにより、当該の農地の農業上の適正かつ効率的な利用を確保するようにしなければならないものとすること。


2 賃借権等を有する者の責務

 農地について賃借権その他の使用及び収益を目的とする権利を有する者は、その権利に基づき自ら当該農地を耕作の事業に供することにより当該農地の農業上の適正かつ効率的な利用を確保するようにしなければならないものとすること。







農地は国民の貴重な財産!

 農地は、現在及び将来における国民のための限られた資源であるとともに、地域における貴重な資源です。

 これを優良な状態で確保し、最大限に利用されるようにしていくことが重要です。




 農地について所有権を有する者は・・・

 基本は、自ら農地を耕作の事業に供することです。
 しかし、自らその責務を果たすことができない場合もあります。

↓

 農業経営を行いたい者への賃貸を考えてみてはいかがでしょう。

 賃貸等をすることによって、農地の農業上の適正かつ効率的な利用を確保することが可能です。

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(例)
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