旬の季節になるとスーパーにも並ぶピオーネは、多くの方が口にしたことのある品種ではないでしょうか。
こちらでは、口にしたことはあっても意外と知らないピオーネの秘密についてご紹介いたします。
「カノンホール・マスカット」と「巨峰」を交配したのが「ピオーネ」です。静岡県のぶどう育種家によって、1957年に誕生しました。
当初は英語の「パイオニア（開拓者）」という名前がつけられていましたが、品種登録の前にイタリア語で同じ意味の「ピオーネ」に改名されました。
種なしぶどうとして有名なデラウエアのように、ジベレリン処理を行ったピオーネを「ニューピオーネ」または「種なしピオーネ」と呼んでいます。現在流通しているピオーネの多くは、ジベレリン処理を行った種なしで粒が大きいのが特徴です。
見た目は巨峰と似ていて、濃い紫から紫黒色をしています。しかし、巨峰よりもやや一粒一粒が大きいので食べごたえがあり、粒が落ちにくく日持ちが良いのが特徴です。皮がかたいのでナイフで切り込みを入れ、剥き方を工夫して楽しむこともできます。
また、マスカットに似て上品で良い香りがします。大粒ですが果汁が多く、強い甘さと爽やかな酸味を持っていてすっきりとした味わいです。巨峰と同じくらい、老若男女問わず幅広い世代から高い人気があります。
栃木県小山市にある当園では、「新鮮でもぎたての美味しい果物を…」を日々心がけ、栽培に取り組んでおります。現地での直売も行っておりますが、遠方の方にもぜひ甘くてみずみずしいぶどうや梨を食べていただきたいという思いから、通販として地方発送も行っております。当園は露地栽培を採用しておりますので、収穫時期や収穫量には差がありますので、お取り寄せの際は一度お電話にてご確認ください。また、お取り寄せ可能時期や価格などについてもお気軽にお問い合わせください。
