先日、OHYAMAスポーツクラブの皆様に講義をさせて頂きました、柿谷です

 

先日、OHYAMAスポーツクラブの皆様に講義をさせて頂きました、柿谷です。講義に来られなかった方、始めましてになります。私は大山町粟巣野に育ち、(旧)大山Jr,上滝中学、雄山高校に所属し、高校を卒業後に渡米。今はユタ州ソルトレーク(2002年の冬季オリンピック開催地)にあるユタ大学の大学院に通いながらアシスタントアスレチックトレーナーとして働いています。今回、休みを利用して日本に滞在し、色々な方に会い、いくつかのスポーツイベントや今回のような講義に参加させていただきました。

 

日本はまだまだ、子供たち、スポーツ選手、あるいはレクリエーションとして運動する人たちがもっと良いトレーニングをできるような環境を作っていく必要があります。アメリカの現場で働いてみて、アメリカの選手はなんと恵まれているのだろうとびっくりすることが多々あります。日本の選手が同じような環境でトレーニングができたらいいなあと常に考えさせられます。何十年間もある環境や、文化を変えることはそんなに容易ではないことは理解できます。アメリカでは「古い!」とされるような情報がまだまだ日本では常識として使われていたりします。より良い環境にするために指導者や、保護者の方々、または地域の人たちの協力を得て、良いところは伸ばし、悪いところは改善していく必要があると思います。

 

しかしながら、今回OHYAMAスポーツクラブ始め、色々な方とお話をしている上で、指導者、または保護者の方々の活動や、考え方などを知っていくうちに、大変勇気付けられました。と、言うのも、皆さんがどうしたらよい環境で、良い指導の下で、良い情報で選手たちが伸びていけるかと言うことを常に考えておられると感じられたからです。このような考えで、指導またはサポートをしてくださる方々が増えれば、スポーツ界もどんどん発展していくのだと確信しています。

 

今回は講義を通じ、皆様にお会いできて、私自身大変勉強になりましたし、刺激もされました。ありがとうございました。また、そのうちここ大山町に戻ってきますので、そのときにお会いできるのを楽しみにしています。あっという間に(暑い、熱い)夏が終わろうとしています。コンディションをしっかり整えて、秋のトレーニングに励んでください。  柿谷 朱実