尾花沢まつり
尾花沢まつり 「発祥地・花笠踊り」8月28日

 大正時代の徳良湖築堤工事

 徳良湖は、農業用灌がい溜池として、大正8年9月27日に着工され、完成したのは、大正10年5月27日でした。湖面面積は、26ha、受益面積は、230haです。
 当時、貧しい農家の暮らしを変えるには、湿地帯に溜池を造り、土地改良事業をして米を増収する以外にないと、決意して取組んだ先人の偉業の跡が、現在の徳良湖です。
 当時は「徳良池」と呼ばれ、現在では、多くの施設が整備され、市内外の方から訪れる方に親しまれています。
 (写真は、当時の築堤作業の様子を伝える写真のうちの1枚です。)


 発祥地の花笠音頭・花笠踊り

 郷土史家の研究によると、この徳良湖の築堤作業が始まってまもなく、どんづき唄(土搗歌・どづきうた)が歌われ、半年ほど後から踊りが踊られたとあります。
 当時の作業に従事した古老の話もまとめており、土搗歌は非常にたくさんあって、その中にはちょっと卑猥な唄もあり、ほほえましい。
 これは、すべて手作業であった、当時の厳しい労働を励まし、疲れを癒した庶民の文化です。
 この唄と踊りが、発祥となったのが「花笠音頭・花笠踊り」です。今では、世界にも「フラワー・ハット・ダンス」として知られるようになりました。
 尾花沢市の花笠踊りは、発祥地の本場「笠回し踊り」で、勇壮華麗に笠を回して踊るのが特徴です。現在、5つの源流踊りが保存され、新たに若者たちで創作踊りが試みられ、みちのくの夏祭りの最後にふさわしいパレードが行われています。
 尾花沢まつりの花笠パレードは、毎年8月28日、宵祭りとして踊られています。



 ★尾花沢まつりは、8月27日〜28日。花笠パレードは、28日の宵祭りとして踊られています。