奥久慈清流米
米工房かわい

未検査米とは？

温度（熱）や水分によって品質の劣化が大きく左右される「お米」を、いつも取れたてに近い状態でお客様にお届けする為 に、当店では籾（もみ）のまま貯蔵しています。
厚い籾殻(もみがら)が熱や水分だけでなく、害虫からも守ってくれます。
玄米での保管のように、殺虫剤等を使用する必要もなく、安全で最も適した貯蔵法であると当店では考えています。

しかし、籾（もみ）のまま貯蔵するということは、「銘柄」や「品質」を表示する為の検査【農産物検査】を受けられないということ。
銘柄、品質表示できなかったり貯蔵に広い場所を必要としたり、効率がよくないというデメリットもあります。

ですが当店がお客様に提供できる最も安全な貯蔵方法はどうあるべきか、一番確実なのは生産農家毎に籾（もみ）のまま保管する事と考えています。
こうした理由から、当店はあえて未検査米を選択しています。

未検査米なのにどうして品質に自信がもてるのかといいますと、当店では35年以上前から 田んぼ毎に土壌検査を行い、 その田んぼに適した施肥設計を行い、育苗から田植え、生育中の肥培管理、刈取り時期まで必ず農家に足を運び、 私自身が自分の目でみて指導しているからです。

また、前述のとおり籾（もみ）は全て生産農家毎に貯蔵しています。

混ぜない。
だから、お客様にお届けしたお米が、誰が生産したものなのか、いつでもわかるのです。
当店はお客様にとってとてもシンプルなことを地道に実践しています。