富士急山梨バス
(富士吉田駅〜甲府駅)

富士登山への玄関口のひとつである富士吉田駅は立派な駅ビルを持つ。また隣接してバスの車庫を持ち富士急の中核をなしている。富士山麓地域への環境に配慮してか、CNG(圧縮天然ガス)バスが多く走っている。その車庫の一角にあるバスターミナルの5番乗場からは県都甲府への路線が発着している。今日もCNGバスがやってきた。
駅前の信号を国道137号線へ左折したバスは、大月方面へ向かう線路をまたぎ直進する。やがて中央道(河口湖線)のガードが見えてくるが、前方の工事で片側交互通行のためしばし渋滞。ガード手前のGS裏手に回りこみ、富士急ハイランド駅の停留所。特に乗降はなく、元の国道に戻って中央道をくぐる。左に富士急ハイランドとその駐車場、そしてショッピングセンターが立ち並ぶ。その光景を眺めながら、河口湖駅に向かって走る。
河口湖駅到着を前に無線で報告をした後、工事中の河口湖駅の1番乗場へバスは入線する。駅前信号を駅に背を向けて直進(富士吉田駅側から見ると右折)して河口湖の湖畔に向かってバスは走る。国道は途中で左に分かれ、おそらく旧道の県道へ左折。土産物屋や温泉宿の立ち並ぶ商店街をバスはすり抜けていく。小曲トンネルを通りしばらく行くと左には湖が見え、その向こうには雄大な富士山の姿が目に飛び込んでくる。産ヶ屋トンネルを抜けると再び国道に合流する。
富士に背を向け河口湖美術館を過ぎると、沿道にはほうとうの看板を掲げた店が並ぶ。そして河口集落へ。集落を後にすると人家が少なくなり、バスは山道へ。
少ないながらも残雪のある山道を50q/hで登り御坂トンネルへ。トンネルの中でも工事がありバスはハザードを点滅させて減速。工事区間を過ぎトンネルを抜けると笛吹市。甲府盆地に向かって山道を下る。延々と続く下り坂を排気ブレーキを併用して下っていく。やがて信号のない交差点を旧道へ右折し松峯集落へ。ここで吉田行とすれ違った。
左右にぶどう農園の広がる道を行き旧御坂町中心部へ侵入し二の宮で中央道(本線)をくぐる。中心部から少し外れたところに山梨県立博物館があり、敷地内のロータリーに立寄る。が乗降はなく元の道に戻り、国道20号線をくぐる。笛吹川を渡り国道411号線に合流したバスは石和温泉駅入口(といっても駅まで800mあるが…)を通過。甲運橋を渡るといよいよ甲府市にバスは入る。
このあたりは山梨交通も路線を持ち、各停留所には富士急と山交のポールが並立している。その山交のバスとすれ違いながらJRの線路際を行く。駅伝などで有名な山梨学院大学、JR酒折駅などを過ぎ身延線のガードをくぐる。城下町に入ったのか、左右に大きく曲がったシケイン、そして微妙にずれた十字路をいくつか越え市内中心部へ。平和通と名付けられた県道6号線へ右折する。
駅に向かう県道は渋滞していた。駅南口のロータリーを時計回りに回って7番乗場へ到着。到着したバスは下黒駒行の区間便となって折り返していった。
2006.3.2 up