名古屋ガイドウェイバス「ゆとりーとライン」
(高蔵寺駅〜大曽根)

 車社会の名古屋で新交通システムとバスの長所を取り入れた交通システムが「ガイドウェイバス」。
 郊外では普通のバスと変わりないが、都心部は専用軌道を走行する。そのための専用車輪が装備されている(右写真)。
 専用軌道部分の設備は名古屋ガイドウェイバス(株)が所有するものの実際の運行は名古屋市交通局・JR東海バス・名鉄バスの3社局で行われている。
 高蔵寺駅南口のロータリーを出発したバスは道なりに進み庄内川を渡る。しかし橋の道幅が狭く前から来るダンプ車とすれ違えないため待機。橋を渡ると春日井市から名古屋市守山区にはいる。バスは国道155号線を市内方向に右折する。拡幅工事の始まった155号を走るが、工事関係のダンプが走り路面が荒れているのかあまりスピードが出ない。中志段味で折返す名古屋市担当車の折返場が左手に広がる。
 志段見中学付近から、工事が本格的に行われている。そして濁り池を過ぎると工事も終わり片側3車線の大通りになる。東名高速をくぐる西小学校前より市内へ向かう一番左の車線がバスレーンに指定される。
 吉根(きっこ)〜竜泉寺のゆるいアップダウンを50km/hで走るといよいよ専用軌道へ進入する。一般車の誤進入を防ぐ遮断棒の前で停止するとガイド車輪が出てチャイムがなる。バーがあがり専用軌道に入ると運転士はハンドルから手を離す(ハンドルに手をかけてはいけないらしい)。
 軌道内では55〜60km/hのスピードで快走する。時折カーブの通過速度が指定されるが、この速度制限標識をはじめ各標識は鉄道標識に準拠しているようだ。
 各駅のホームはバス1台分の短いものだが、乗降が多いのか砂田橋は2台が並んで停車できるようになっている。また始発終着の大曽根は3台分の長さが確保されている。大曽根で乗客を降ろした後はガイドレールから解放され、自分で転回して再び乗車ホームに着いて乗車扱いをする。

2005.3.16 up