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前芝中学校

隣接型小中一貫校の設立に向けて
 前芝中学校は三河湾からほど近い豊橋市と豊川市の市境にあり、周囲を田畑に囲まれたのどかな場所に位置している。 中学校に隣接して小学校と保育園が建っている。
 この中学校に通学する小学校区は、隣の前芝小学校からのみという特色から、伝統的に行事や授業、その他の様々な活動を通して中学校、小学校および保育園が日常的に関わりをもちながら教育運営されてきた。 そして、平成28年度の隣接型小中一貫校の設立に向け、一体的な運営および園児・児童・生徒の交流活動の展開をはかるため、拡張した中学校西側の敷地に屋内運動場・武道場棟、技術教室棟を建設することとなった。
 建物配置は校庭に200mトラックを設置する必要性から必然的に3棟が密集する余白の少ない計画になるため、採光の確保や建物ボリュームによる圧迫感などの課題を考慮しつつ、木質構造による3棟の屋根を計画した。 外部は端正な切妻屋根の連なりによる圧迫感の低減効果を期待し、採光の確保に対してはハイサイドライト設けることを共通項とした。 3棟の小屋組は切妻の上弦材と湾曲集成材によるアーチ梁の下弦材により構成され、ハイサイドライトから差し込む光が、木が持つあたたかみや柔らかさを活かしながら、木に包み込まれているような空間の質を目指した。 建物のボリュームはそれぞれ大きく異なるが、各棟に共通した空気が漂っている。  


□所在地  愛知県
□竣工  2015.02
□用途  中学校(屋内運動場・武道場棟、技術教室棟 他)
□床面積  1,600.95m2

□掲載誌建築技術□□□2016年10月号
□掲載誌□建築ジャーナル 2016年6月号
 


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