OSのクリーンインストールにはインストールCDが必要ですが、X61にはOSのみをインストールするCDが付属していません。
そこで、内蔵HDDのI386フォルダ(フラット)を元にXPインストールCDを作成する方法を紹介します。
この手順で作成したCDでX61にOSインストールする場合は、ライセンス認証(アクティベーション)不要となります。
プリインストールされていた個体以外へのインストールは、ライセンス違反になるのでやらないように!
| No. | 作業内容 | 説明画像 | 備考 |
|---|---|---|---|
| 1 | 「ファイル拡張子」「隠しファイル&フォルダ」「システムファイル」を表示する設定にする。 | ||
| 2 | 作業フォルダを作成。(便宜上C:\x61とする) | ||
| 3 | C:\i386フォルダ(サブフォルダ&ファイル全て)をC:\x61にコピー。 | X61の場合、ファイル数7011、フォルダ数138 | |
| 4 | C:\x61直下に「win51ip.sp2」のファイルを作成。 | テキストドキュメントの新規作成などで作成する。(中身が無い空ファイルで可) | |
| 5 | C:\かC:\i386またはC:\x61\i386から「bootfont.bin」をC:\x61直下にコピー。 | ||
| 6 | Webから「wxp10.zip」をダウンロードする。(CD用ブートローダー&必須ファイル) | Nu2 Download page | |
| 7 | 「wxp10.zip」を解凍し、wxp10 -> cds -> wxppro -> files の中にある「w2ksect.bin」「win51」「win51ip」の3つのファイルをC:\x61直下にコピー。 | ||
| 8 | C:\x61\i386フォルダにある「SVCPACK.IN_ 」を削除。 | これを忘れるとX61起動に必要なHotfixがインストールされないため通常起動しない。 | |
| 9 | WebからISOイメージ作成ツールをダウンロード。 CDRecordフロントエンド本体「cdrecord_fe.zip」、CDRtoolsバイナリ「cdrtools-binary.zip」の2つをダウンロードする。 |
CDRtoolsの フロントエンド | |
| 10 | フォルダを作成し(便宜上C:\CDRecordとする)、「cdrecord_fe.zip」「cdrtools-binary.zip」を解凍したものを、全てC:\CDRecordフォルダに移動する。 | 合計7個のファイル | |
| 11 | C:\CDRecord\cdrecord_fe.exeを実行。CDRecordフロントエンドが起動します。 | ||
| 12 | 「フォルダ構造からISOイメージを構築する」 | ||
| 13 | 「ISO9660 Lv.4」を選択、「ブータブル(システム起動可能)にする」をON。 | ||
| 14 | ISOイメージの構築元ディレクトリを「参照」ボタンをクリックしフォルダリストボックス上にて「C:\x61」を指定する。 | ||
| 15 | El Torito準拠ブートイメージを「追加」ボタンをクリックしダイアログボックス上にて「C:\x61\w2ksect.bin」を指定する。 | 指定後テキストボックスにはw2ksect.binと表示されます。(相対パス指定) | |
| 16 | 「El Torito準拠 非エミュレーションモードを使用する」をON。 | ||
| 17 | ISOイメージの出力先を「C:\x61xpsp2.ISO」などに設定。 | ||
| 18 | 「構築」をクリック。コマンドシェルが起動しイメージファイルの作成が開始されます。 | ||
| 19 | ファイル作成が終了したら、コマンドシェルを閉じた後、CDRecordを終了する。 | ||
| 20 | 書き込みソフトで、作成したISOイメージをCDに書き込む。 |
以上で、ライセンス認証不要なXP Pro SP2ブータブルインストールCDが完成。
Microsoft Windows XP 修正プログラム インストールと導入ガイド
プロダクト アクティベーションおよび新しいプリインストール PC
XPの場合、ThinkPadの個体判別はしていないと思われる。(たぶんBIOSのメーカー情報のチェック程度)
シリアル判別までしてたら、Lenovo製のリカバリーCDが大変なことになるし・・・・・
作業フォルダの中はこのようになる。
win51*.*のファイルはインストールCDの識別用ファイル。

バイナリファイルもちゃんと配置すること。
フロントエンドだけでは動きません。

赤枠の場所を変更・指定していく。
それ以外の箇所はデフォルトのままで可。

赤枠の場所を変更・指定していく。
それ以外の箇所はデフォルトのままで可。

「参照」及び「追加」をクリックしてダイアログ上で指定する。
テキストボックスに直接打ち込むのは間違いの元。(大文字、小文字、相対パス指定)

拡張子まで含めて指定する。
万一忘れても、ファイルはISOイメージになっているので、リネームするだけで可。

「構築」をクリックするとコマンドシェルが起動。

プロンプトが表示されるまでしばらく待つ。(X61で実行の場合、約30秒もあれば終了する。)
exit打ちこんでコマンドシェル終了させた後、フォームの「終了」クリックで作業終了。

ISOイメージが完成。イメージをCDに書込めばXPブータブルインストールCDの完成。
(くれぐれもISOのまま書込まないこと・・・・・)
例えば、Sonic RecordNow!の場合は「イメージの書込み」で作る。
CDRecordフロントエンドの「ディスクイメージをメディアに書き込む」でも作れるぽいが試してません。

Hotfixや専用ドライバを組込んだインストールCDを作る気は一切無し・・・・。
OSのクリーンインストールなんて頻繁にやらないから。
それよりもR&R等でHDD全体のバックアップ作っておくほうが便利ですね。
上記の手順以外にも、CDに書き出さずにフラットから直接インストールする方法がありますが、手間が掛かる+失敗すると、最悪の場合プロダクト・リカバリからやり直す必要があるのでお奨めしません。