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シンガポールは華僑が多い国ですが、英語が多く喋られている国で東南アジアの英語教育の拠点がある。

Lesson1

part1

日本語訳文
  1. 世界で最も成長している都市の中心では、学生やビジネスマンの人々が輪の中に押し入っていく。
  2. その中で、若い男が人ごみを眺めている。
  3. 人々は彼の話を聞きに集まったのだ。
  4. 彼はたった一つだけ、聴衆の関心を集めることができる資質を持っている。
  5. それは、英語で話すということである。
  6. これはロンドンのハイドパークのスピーカーズコナーの風景ではなく、中国、上海のイングリッシュコーナーのひとつだ。
  7. 中国の上海、北京、大連のような多くの大都市では、イングリッシュコーナーは若者の間で非常に人気である。
  8. 「何かについて少しでも英語で話すために、毎週ここにきています」と、上海で工学を学ぶ学生は言った。

part2

日本語訳文
  1. 英語は今、世界中で話され、多くの人々によって、ありとあらゆる場所で熱心に話されている。
  2. 韓国では、子供たちは実践的な場面のなかで英語を使う機会を得ることができる。
  3. ここでは、地方自治体は英語村を設立してきた。
  4. これは、完全に英語漬けの社会で、そこではゲストの子供たちがさまざまな日常の活動を完全に英語で取り組む。
  5. 北京や上海のような中国の大都市では、さらに英語教育に対する大きな市場がある。
  6. 中国に進出する海外企業の数が増え続けにつれて、英語は便利なだけではなく、将来の職業のために無くてはならないものだとみなされている。
  7. 東南アジアではカンボジア、ラオス、ベトナムそして、東ティモールの国家公務委員が英語の語学学習プログラムに参加するためにシンガポールに派遣されている。
  8. かつてフランスの統治下にあった北アフリカのチュニジアでは、英語は学校や企業に広まり始めている。
  9. 英語の必要性はフランス語よりも英語で直接世界中の最新の情報を入手したいという願望によって増え続けてきた。

part3

日本語訳文
  1. 最近の調査によると、現在英語を母国語とせず話す人の数は母語として話す人の数の三倍になる。
  2. アジアだけでも、3億5000万人を上回り、大体アメリカやイギリス、カナダをあわせた人口と等しい。
  3. 実際、中国で英語を学ぶ子供たちは1億人いるが、これはイギリス全体の人口よりも多い。
  4. ある専門家は「いままで、第一言語(母語)してよりも第二言語として多くの人に話される言語などなかった。」と、言う
  5. 新しく英語を話す人は、第二言語として英語を学ぶだけでなく、彼らはまた英語を変化させ、英語の自分たちのバージョンを作ることすらしている。
  6. 一方で、アメリカやイギリスの英語は教室では英語学習の手本となっているが、新しいバージョンの英語は世界のいたるところで生まれている。
  7. 例えば、タガログ語と英語の混成語は今,フィリピンで話されている、そして英語とヒンディー語が混ざったヒングリッシュは南アジアのファーストフード店から大学まであらゆるところで見たり聞いたりできる。
  8. 南アフリカでは、多くの人が彼らの母語の単語が混ざった英語を自由の象徴としてみなしている。
  9. あるアフリカの役者は「私たちは自分たちの訛りや観点で英語を話します。」と言う。
  10. ヨーロッパではイギリスやアメリカの権力に対抗していて、EUにはユーロイングリッシュと呼ばれる新しい英語を推奨いている人がいる。
  11. 彼らはひょっとすると未来にヨーロッパの標準的な言語になるかも知れないと思っている。
  12. なぜなら、英語を母語にしない人たちにとって、より身近であると彼らは考えているからだ。
  13. 英語は、アメリカやイギリスなど母語として話す人たちだけのものだった、しかし今英語は英語を使うあらゆる人のものかもしれない。

part4

日本語訳文
  1. これは一見間違っている(逆説的)かも知れないが、英語が拡大していると共に、母語とは違う言語を話す人間は、彼らの地元の言語(母語)を彼らに文化を守るためにより大切だと考えている。
  2. 例えばドイツでは、最近の調査が示すように、人々は国際的な情報を得るために、英語の利点を味わっていて、多くのどいての教師は、ヨーロッでのコミュニケーションの共通手段として英語を使うことを英語を使うことを促している。
  3. しかしそれ同時に、彼らの文化の存在を誇示する役目に対して自国の言葉を尊重している。
  4. アメリカでは、約五人に一人のアメリカ人が家では英語以外の言語を話していて、スペイン語が多く、中国が急速に増えている、と国勢調査が報告している。
  5. これらの事例が示すのは、母国語か英語か、どちらの言語を使うか選ぶ必要は無いと言うことだ、つまりどちらも使う余地がある。
  6. ますます多くの人々が外国語として英語を使うにつれて、もしかすると世界は二重言語時代に変わっていくかもしれない。
  7. 国際的なコミュニケーションのために母語ともうひとつの言語を話す人にたくさん会うようになるかもしれない。
  8. これらは、私たち一人ひとりが彼ら自身の英語を学ぶ目的と目標について考えていかなければならない。