平成13年度 愛知淑徳大学大学院
コミュニケーション研究科博士前期課程 4月期 一般入試

 以下に示す、発達心理学、学習心理学、生理心理学、社会心理学、臨床心理学、人格心理学、心理統計の7分野から4問選択して、別紙の解答用紙に答えてください。
 解答用紙は4枚配布します。解答用紙1枚につき1題、解答を記入してください。
  問題用紙の選択した番号に○をつけるとともに、各解答用紙の冒頭に、選択した分野の番号・領域名称を明記した上で解答を記入してください。
  なお、選択する問題は希望する指導教官の領域とかかわりなく選択できます。
  また、解答用紙の使用枚数に制限はありません。必要な場合は追加の用紙を請求してください。

1.発達心理学
  ことばはコミュニケーションの道具として機能するだけでなく、自分の考えをまとめたり、自分の行為を計画し、調節する働きももつ。このような思考や行動調節の道具としてのことばはどのようなプロセスを経て発達するのか、ロシアの心理学者ルリヤ(Luria,A.R.)の研究に基づいて述べなさい。

2.学習心理学
  学習、特にオペラント条件付けにおける行動形成(shaping)とはどのような手続きか。また、実例をあげて述べなさい。

3.生理心理学
  皮膚電気活動(EDA)の計測には、通電法と電位法の二種類があるが、それぞれの原理と具体的な計測法について説明しなさい。また、ある刺激によってもたらされたEDA反応が定位反応であるか防衛反応であるかを区別する簡単な方法を述べなさい。

4.社会心理学
  対人関係に関する理論を1つとり上げ、その理論の提唱者、その理論を照明した実証的手続きおよび、その理論があてはまる具体例を述べ、あなたのコメントを付け加えなさい。

5.臨床心理学
  エリクソン(Erik Homburger Erikson)の提唱した「自我同一性(ego identity)」の概念を用いて、「同一異性拡散(identity diffusion)」および、「心理・社会的猶予期間(psycho-social moratorium)」について述べなさい。

6.人格心理学
  K.レヴィンのパーソナリティ論の概略を述べた後、それに基づいて知的障害者のパーソナリティの硬さについて説明しなさい。

7.心理統計
  優れたリッカート法タイプの心理尺度を新たに構成しようとする場合、その作成の過程で考慮しなければならないことは何か。作成過程の流れに従って論述しなさい。その際、下記の用語集の中からとくに重要と考える用語を5個選んで、それを文中に含ませるとともに、下線を施して明示すること。
(注)同一用語を何度用いてもよい(下線は1回でよい)。また、5個の重要用語には加えないで、下記の用語を文中に用いてもかまわない。

サンプリング  因子分析  相関係数  再検査法  構成概念  母集団  質問紙調査  
項目分析  尺度得点  反応分布  平均値  α係数  妥当性  評定法  基準群
数量化  尺度の水準  得点分布  折半法  固有値  反応カテゴリ  測定対象
因子負荷量  内的整合性  標準得点  測定誤差  信頼性  独立変数
標準偏差  平行テスト法

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