【新型インフルエンザと「第三の眼」!】
新型インフルエンザに関する新聞記事が一面を飾らない日はありません。曰く「患者は18万人」「七歳の児童が死亡」「タミフルはかなり有効」「(海 外の実験では)ワクチンは一回でも効果があるので、輸入なしに期待…」「1900万人に優先接種」といった病気そのものに関することから、社員がインフルエンザで大量に欠勤した場合の企業活動についてまで、ありとあらゆる情報が氾濫しています。
ここは、九州の端っこの過疎地のせいか普段人との接触がほとんどないせいか、自分がインフルエンザに罹るとはまったく思っていませんが、先日東京から 来た人が、職場に感染者が出たということで、とても怖いと言っていました。毎日膨大に届く小社の迷惑メールには、とうとう「新型インフルエンザ対応、万能除菌水」なるものが現れました。正真正銘の「水」なのに、インフルエンザに罹らないそうです。詳しい情報は先方のアドレスをクリックしないと分からないようになっていたので、それ以上は調べませんでしたが、世の中が混 乱してくるとこういうこともあるのですね。しかも、マスコミの情報はいろんなことがごっちゃになって沸騰しているようで、何が起こっているのか訳が分かりません。混乱につけ込んで、こういう 手合いが増えるんだろうなあと思いました。
そこで、例によって河井先生に聞いてみました。河井先生の見解は、いつも私たちの意表をつくもので、新聞やテレビの報道とはずいぶん様相が異なりま す。それは、私見では世の中の表層を流れていく情報の、何が本当のことで、何のためにこのような情報が流れているのかを河井先生は自分で調べ、組み立 て直し、世の中はどこに行こうとしているのかを自分の手で突き止めようとしているからではないかと思います。
数日前、無着成恭さんの講演を聴きました。以前、「子供電話相談室」というラジオ番組の回答者として人気を博した曹洞宗のお坊さんで、今は大分県に 住んでいます。その講演会の中で、無着さんは自分の中に「第三の眼」を持つことを勧めていました。●第三の眼とは、仏さまの右目と左目の間、額の真ん中にある大きなホクロのようなもの・「白毫」のことだそうです。この白毫は、左右の目に見える世に 中で起きている事柄の「本当のことは何かを自分で観ずる、第三の眼」のことで、今起こっていることの本質を自分自身で考える「眼」を持つことが大切だ と言っていました。となると、河井先生は自分自身に確固たる「第三の眼」を持っている人だということになります。第三の眼の持ち主であり、医師でもある河井先生の、新 型インフルエンザに対する意見をまずは紹介します。
新型インフルエンザの、9月20日現在の患者数は18万人と言われています。このウイルスの潜伏期は5日です。インフルエンザのウイルスは、まず喉 から入ってきます。喉の細胞に入ってじっとしている期間を潜伏期と言いますから、これが5日間ということです。この潜伏期に、侵入された人の免疫力が 強ければウイルスはなくなってしまい、発症、つまり症状は出ないか、出ても「風邪かな?」程度で終わってしまいます。まさか自分が新型インフルエンザ に罹ったとは、本人は気がつきません。これを不顕性感染と言います。
そうでない場合、喉の細胞でウイルスが着実に増殖すれば、5日すぎると喉から出て他の細胞に働きかけて、熱が出たりだるくなったり…いわゆる炎症を 引き起こします。ここではじめて、インフルエンザに罹ったと分かるわけです。さきほどの免疫力が強い人、つまり潜伏期を過ぎても発症しない人は、「風邪かな?」程度で寝込むこともなく終わった人を含めると、実は、発症した人の倍以上はいると推定されるのです。
発症しない人のデータを取るわけにはいかないので、正確なところは不明ですが、そういうことだそうです。ガイドラインでは、季節性インフルエンザ(毎年流行るふつうのインフルエンザ)の感染力は1から1.4。一人の人が1人から一人半くらいに感染させ るということです。ところが、新型インフルエンザは感染力が強いとされているので、河井先生の推定で仮に感染力が2とすれば、現在発症した人が約20 万人ですから、症状が出なかった人を含めると、100万人くらいの人がすでに罹っているのです。
100万人の人が罹っていて、感染力が2。一人の人が二人に伝染させ、潜伏期間は5日ですから、5日後には感染者は四人、十日後には八人です。現在 100万人の人が罹っているとすれば、5日後には200万人、10日後には400万人、15日後には800万人…一月半もすればこの国の全員が感染し て、終息してしまう病気だということになります。ちなみにこれまでに新型インフルエンザに発症して亡くなった人は、肺に疾患のある人、先天性代謝異常の人、人工透析を受けていた重度の腎臓病の患 者、乳がん末期の人…いずれも免疫力がかなり弱っていた人でした。
これらのことを総合すれば、新型インフルエンザは、死亡率をとっても医学的にはたいした病気ではないのだそうです。免疫力を高めることに心がけてい れば、さっさと罹ってさっさと治ってしまいましょうという結論になります。あなたの免疫力が高ければ、罹っても喉の細胞の中で免疫との戦いに破れ、 罹ったことさえ分からないうちに終わってしまうでしょう。事実、半数以上の人がそうなのですから…。
河井先生からの、新型インフルエンザ対策!
免疫力をつけるには、シモンイモは有効な方法だと言っています。事実、シモンを利用している人で、「そういえば風邪をひかなくなった、ひいてもこじ れることがなくなった」という経験をお持ちの方はとても多いはず。これが、免疫力です。今なら葉っぱもありますし、そろそろイモの顔も見え始めるころ です。せっせとシモンを食べたいところです。また、マスクは、他人に伝染さないためには有効だが、他人から伝染されないための効果は期待できないそうです。ウイルスはマスクを通して入ってくる わけではなく、口とマスクのわずかな隙間の空気から入ってくるので、今のところそれを遮断するようなマスクはないのです。だって、空気が口からまった く入ってこないとすれば、いったいどこで呼吸しようというのでしょう?
うがいに至っては、うがいが有効なのはコレラや赤痢、O-157といった最近レベルの病気の場合で、ウイルスには効果がない。それより、ウイルスは 直射日光に弱いので、天気のいいお昼に散歩するなど、日光浴が有効だということでした。「できるだけ外出を控え…」とは逆のことになりますが、河井先 生のオススメは日光浴です。「街を歩いても普通の様子だし、ワクチンは受けないつもりで、栄養を取って体を動かして…」とおっしゃる東京都のKさん、「中野区ではみんないつも と変わりなくしていますから、気にしていません」というIさん、それが正しいのです。
ところで、河井先生の第三の眼が気にしていること。
新型インフルエンザ
に関する情報が、周辺情報は山ほど出回っているのに、医学的な情報がまったく出ていないことだそうです。A型という以外、何も分 からない。なのに、バイオハザード・レベルは4。バイオハザード・レベルというのは、その病気の感染力の強さを表す数値で、4は最強です。たとえばエボラ出血 熱とか天然痘のような怖い病気が該当し、普通は罹ったら死に至る病気です。けれど、実際にはどうでしょう? 集団感染した高校生をみても、ほどなく回 復という人の方が圧倒的に多数です。医師の感覚としては、レベルは2くらいではないかということです。バイオハザード・レベルを2にして、どの医師で もどこの病院でも研究することができるようになれば、もっと解明が進むと期待しています。レベル4というのは、取り扱い厳重注意ということで、現在この国では二カ所でしか新型インフルエンザを扱ってはいけないそうです。国立感染症研究所 と理化学研究所の厳重に守られた限られた空間で、限られた研究者だけが研究を許されているそうです。それ以外の場所では、医師ももちろんウイルス、唾 液などのすべてを扱ってはいけないそうです。「これって変」と 思いつつも、医学的な情報がまったくないので、分からん、のだそうです。
河井先生の第三の眼にひっかかるのは、「日本に輸入する予定の、海外のワクチン製造メーカーが、免責条項を求めている」ことだそうです。「ワクチン を打って、もし何かがあっても知らない」と >> いうことです。血液製剤でAIDSに罹っても、責任はないというのと同じです。 >>
ところで、以前に流行ったパンデミック(世界的大流行)・スペイン風邪の話を聞きましたが、これはまた「えっ? そんなあ」という話でした。これも 河井先生の第三の眼が観たものなのですが、こ >> れについては「是非、教えてほしい」という方が多ければ、改めて河井先生にお聞きします。竹沢は、まった く混乱してしまって正確にお伝えすることなど、とても出来ませ >> ん。
「つい七十年ほど前に、『鬼畜米英』『八紘一宇』といったスローガンを掲げて、まっしぐらに戦争に突入した民族である。政治家だけでなく、マスコミ や国民も一丸となって、一つの方向に走って >> いく怖さを身をもって体験した。それも理屈ではなく感情によって、雪崩を打つように行動する国民性を知って いる…」(『差別と日本人』角川文庫 あとがきより)これは身を >> もって差別を体験した自民党の政治家・野中広務氏の言葉です。お腹の中に収めておきた い言葉だと思います。


