フェイ・イェン the Vivid Heart
注:行間に「現物あわせで調整」とかいろいろ含んでいます。
■更新履歴
12/01 スカートの接続、再作成中・・・完了
12/02 手首更新。
12/03 肘関節を二重化。
12/04 腕・手首に追加
12/16 頭部他・・・ほとんど素組み。あとはだいたい素組みな予感。
12/17 バイザー
12/20 手の甲
12/22 足首
12/30 ヒザ
01/04 塗装失敗
04/10 完成
06/03 腰の前後スイング工作の画像を追加
06/03 胸を小さく
07/14 腰〜スカート基部の接続工作をリニューアル
09/01 肘関節に追加。
■足首ロール
ロール可動自体はキットの軸についている凸を落とすだけでも出来るものの、プラ同士の関節は避けたい。
足首側:軸をwave3mmポリキャップのランナー(3mm径)に変更。抜けないように0.5mm真鍮線で串刺し。
スネ側:足首側の軸を奥まで差し込めるようにピンをカット
ひざ方向とつま先方向がねじれるので細かいポージングが可能
■太ももロール
ポージングに絶大な影響あり。
とりあえず切断。エッチングソーで無駄なく切断。(なお、この時点では未接着。)
ふともも側:ポリキャップ(WAVE3mm使用)をテキトーにカットしてピン受けの上部にはめ込む。
そのままだとグラグラするので、スペーサーとして1mmプラ棒(丸)を側面にかませる。両側に同じ太さを貼り付けることで容易にポリキャップを中心に配置できます。
1.軸は3mm径のポリランナー。太ももに差し込んで位置決め。0.5mmピンバイスで軸側から穴あけ。
2.開いた穴を利用して同軸の穴を開ける。
3.真鍮線で串刺しにして接着。 邪魔なピンと受けはカット。(一部を残すと支えになります。)
4.テキトーにプラ材をつめこんで軸を固定。
・ふとももにうめこんだポリキャップにつながる軸ができれば細かい手順はどうでもいいです。
・受側がポリキャップなのでポリランナーである必要性は薄い。 ただ、折れないとか、穴をあけやすいとかでポリを使いました。
■お腹
お腹にボールジョイント(受け)を仕込む。丁度いいサイズがなかったので、パーツの内側を削ったりポリパーツを削ったり、無理やり押し込む。
黄色のパーツの内側にあたる部分は斜めに切り欠く。ポリパーツはその斜めの線に垂直にセット。
↑下手に切り欠くと、黄色のパーツ(リボン基部)の取り付けに改造必須となりめんどくさい。
ポリパーツの固定方法はなんでもいいんだけど、真鍮線で留めてみた。パテ練るのめんどくさ。
本体ごとピンバイスで穴をあけ、真鍮線で串刺しにする。
真鍮線はパーツを貫通し、ボールジョイント(受)に突き刺さっている。
穴自体はボールジョイントを貫通してもOKだけど、当然のことながら真鍮線はボールジョイントの内部に留める。(受け部分に露出させない)
3枚目、胸パーツ後ハメのため上部をきりかいてあります。
■腰(無可動編)
腰にボールジョイントの軸を差し込むポリキャップを内臓する。
お腹との接続部分は不要なのでカット。開口部を広げ、ポリキャップが固定できるようにプラ材で囲いをつくる。
内部は下に広がる空間なので、1mmプラ棒をかませた後、プラ板を貼り真四角の空間をつくる。
最終的に4枚目みたいになればなんでもいいです。他の箇所もそうだけど、その位置にポリキャップをセットすることが大事なのであって、その方法はなんでもよか。
このポリキャップも固定でなく可動で作ればなお良さげ。
→可動にしました(前後スイング。腰の可動範囲拡大&大きく動かしたときに見える軸が最小限で済むようになりました。) ■腰(可動編)へ
■下着
後ろのピン受けは全カット。前は下半分残してカットで後穿き可能。
腰、太股、足首の可動範囲拡大により、もう、ポーズつけ放題! 胸をそらすも腰をひねるもしなだれるも自由自在。
スカートどうやって付けようか・・・。いっそスカートいらん?スカートつけたら干渉して可動が死にそうだし・・・
■くつ
くつ:金型の合わせ目が残ってるので整形する。面取りがしてあったけど無視してヤスリをかけた。
エッジがビシっとしてるより丸っこいほうが女の子らしいにゃん。かかとのスジボリは彫りなおし。
■脚部全体はこんなかんじ
追加した太ももロールの影響で、ピンクの太もも「輪っか」が無改造で後ハメ化。
ひざはキット状態でも後からはめられます。
■スカート接続(未作業)
とりあえず乗せただけ。腰骨あたりで引っかかって止まるので、浮きパーツでもいいひとはいいと思う。
■小ネタ:肘の二重風関節
1.こんな感じのパーツを用意して 2.肘関節に足してやると 3.こんな感じ。
小ネタ:2
突然プラチューブが曲がった。
■手首フリル
薄々攻撃だけでいいかなと思っていたけど、ハイエンドCGと違うらしいので、せっかくだから再現してみました。
薄々工作はリューターで大まかに薄くしてからナイフとヤスリで整形しました。電動リューターは必須ではないもののあると楽。
薄く削ったり、分厚くしたりする工作はキットから「ほぼ均一な肉厚で成形される」というプラモっぽさを消せるので効果大。
穴はピンバイスで小さな穴を縦に二つ開け、その穴をつなげて、ひろげて、開口。
この手の開口工作は薄々攻撃後の方が楽。厚さ1mmと0.5mmでどちらに穴を開けるのが楽かという理由。(でもそれなりに面倒。)
■肩フリル
薄々してから開口。3枚の小さなフリルも薄々。
全体を薄くするのでなく、先端部からプラモ的肉厚をなくしてやる程度で充分。
フリルのヒラヒラの付け根あたりから徐々に薄くしました。画像が実に分かりにくい。
■腕
肩関節の開口部を広げて可動範囲を広げてみる。ポリキャップの角も少し落とした(画像1)。肩の内側も干渉するところは削る。
肩を目いっぱい差し込んだ状態だとほとんど腕が上がらないので、少し引き出して上げる。ラリアット可能。
肘関節カバーは塗装後でも付けれると思う。
■リボン
軸が細くてちょっぴり不安。 ポリキャップもゆるめ。 なので強化してみる。
可動してうれしいようなものでもないので、真鍮線等で好みの位置に固定してもいい気がする。
→塗装後、可動を捨てて接着、固定してしまいました。動いてもまるで意味がない!
使用するのは「関節技」のフレキシブルパイプ(小)。知らないうちに便利なものが発売されているものだ・・・。
ボール部の大きさも、軸の径もキットとほぼ同じ、折れてしまった人もこれで修復可能?
1.キットの軸を切断し、ピンバイスで小さな穴をあける。穴の位置は元の軸の位置にこだわらず広いところにする。
2.最初に開けた穴を広げるように、本命の穴をあける。径は1.2mm。
註:最初に小さな穴をあけておき、ゆっくり開口する。いきなり本命の穴をあけると失敗しやすい。
穴の径が大きいほど掘り削るプラの量が増え、抵抗が増し、正確な穴になりにくいため。
ボール軸を差し込んで瞬間接着剤でがっちり固定する。
ちなみにゼリー状瞬間接着剤を愛用。液状と違って、思わぬところに垂れたりせずに便利。
■リボン基部
フレキシブルパイプ4つを組み合わせ、それを組み込むために基部の開口部を加工。(あんまり綺麗に加工してないな・・・)
できあがり、キットだと細い軸が丸見え気味だったけど、ボールがリボンに密着し、ボール受けが基部から出っ張った形になりました。
グリグリ動かすには不向きなものの、保持力は充分でポージング用なら問題なし。ABSだから折れにくい。
けど、まぁ、素組のままか固定(無可動)で充分だよなぁ・・・
→上でも書いてますが、動いてもまるで意味がないので、塗装後にリボンと基部は接着しました。
■首
パチっとはまるようテストしてたら、首パーツの前のピンが折れてしまった・・・
そのピンが収まるはずの受け(Cの字のやつ)を少しだけ斜めにカドを落とし、後ハメとしました。
■胴体
お腹側と背中の両方にピン受けがあるので、切り欠いて、後ハメ可能としました。
■スカート接続
軸はこの位置がよさそう。というか、この位置で可動するようにデザインされてると思われる。
側面を残し、中央部を掘り込んでポリキャップを挟めるようにする。ポリキャップはコトブキヤのダブルジョイント(S)。
1枚目の画像でかろうじて分かるかもしれませんが、ポリキャップを挟み込んだ時、ポリキャップとパーツが密着するように曲面にえぐりこんで彫りました。
穴を開け、芯を通します。芯は1mm(多分)の真鍮パイプ。真鍮線がなかっただけなので、特にパイプを使う理由はなし。(芯の抜き差しがしやすかったりする。)
腰側。ポリ軸を差し込むための穴をあけたプラ材を接着。
背中の一部を凹ましてそこに接着しました。接着面を平面にして接着しやすくするのと、奥から出てるように見せるため。
■スカート〜スカート基部
リボンとスカートとのつなぎがプラ同士なので、磨耗回避のため、ポリ・プラに変更する。
1.内側を削りポリキャップのスペースを確保、ポリキャップを山型にカットしたり、なるべくピタリとあうように加工。、
2.エポパテで固定。スカート裏地と干渉するところは全部削る。
3.ポリキャップの径にあわせ、穴を広げる。(このパーツ、合いがイマイチなうえに、ヒケもあるので、しっかり整形。)
4.接続用プラ棒を基部に。
全部がポリキャップによる安定した保持力&可動で、着脱容易な後ハメとなりました。
2.スカートを胸のしたあたりまで上げられるので、足を投げ出して座れないこともない。
■手首
1.2.袖をバラす。テーパーが付いているので、フリルの内側からはめれば抜け落ちない。
3.残った丸い部分の口を広げる。フリルとの干渉を避けるため外側のエッジも落とす。
若干可動範囲が拡大した。袖とフリルは浮きパーツとして、固定しない。
3.ただしフリルの内側はちょっと気になる。一考の余地あり。これは下でなんとかした。
気に入らない場合は削りロスを足して再接着すれば元通り。
■肘関節二重化
接着した後だというのに、肘関節の二重化を敢行。
1.キット可動軸は使わないのでカット。
2.ポリキャップを仕込むためのスペースを作る。肘に近いほうのピンと受けを全部削る。
既に接着してしまったあとなので工作しずらい。リューターでバリバリやってたら穴が開いてしまった・・・。
肘関節パーツがやや幅広になるので、開口部の幅を少しだけ広げる。
3.WAVEの2mmポリキャップをはめ込めるよう加工し、ぐらつくならパテ等で固定。
補足:3の画像の位置だとポリキャップが手前にありすぎる。もう少し奥まった位置のほうがよかった。
なぜなら、ニ重関節を必要としない時に長い関節パーツを内部に収納できるから。必要なときだけ少し引き出して二重可動させる。
■肘関節その1
肘関節のパーツ作成。 1.WAVEのT・シャフト[1] をそのままでが少し長すぎるので、短くする、ついでに関節っぽくディティールを追加する。
2・接着してから切断。 3.1mmほど短くして再接着。 4.0.5mm厚プラ板を貼りつけ。 5.45度にエッジ加工して隙間に差しこむ。 6.整形。
7.中心にミゾをいれて掘りこむ。 8.プラ材の小片を中央に貼り付けてできあがり。
表側も同様に。 使用しているのはエバーグリーン、0.5x1.0プラ棒
こんな感じ。動きはともかく・・・。デザインセンスが絡むものはムズカシイ。
補足:関節パーツが元とくらべて大きくなりすぎ。(上で補記したように)関節パーツを下腕内部に収納できれば・・・。
■肘関節その2
2機目製作中。「その1」はめんどくさいのでなんかいいパーツを探す。
寿屋の新製品(多分)MSG(モデリングサポートグッズシリーズ)ABSユニット「Wジョイント」(420円)を使用。小さくて保持力があり、こぁらえーわ。
幅がまだありすぎて下腕に治まらないので幅詰します。丁字になってるのでナイフで削除、左が市販のまま。右が削除後。
この画像のアングルだと横に伸びる軸と一直線に見えるのが望ましい。上側もうちょっと削れますね。
軸を挟むパーツ本体の橋渡し部分も削除。
幅詰の結果、素組みだとツライチになるので、出っ張ってる分だけ詰まってます。この出張った軸もカットしてできあがり。これだけ動きます。
■手首
エポパテで、袖口がすぼまる形にした。フリルとの干渉を避けて可動範囲を広く取るため、すぼまりは少しだけキット部分のエッジを落とすようにした。
比較画像で効果のほどをどーぞ。フリルの内側を覗かれても安心。 とはいえ人間がこういう服装をしても手首の動きにフリルがついてくることはないけどね・・・
■手
レイピアの柄と手が一体成形なので、型抜きの都合で埋まってるところを掘りこんで別パーツっぽく見せる。
1.小指の外側 と 2.掌の部分は完全に埋まってる。 掘り込んでおけばスミ入れ出来るので塗装もしやすい。
■レイピア
素組。 タングラム輪っかのついた球体は後ハメとか考えない。分割線は多分ほとんど目立たないと思う。
■足首フリル
手首のと一緒。薄々して開口。
■頭部
アゴを少し削ってみた。 素組(右)と比べ、やや表情が柔らかくなった気がしないでもない。
■ツインテイル
素組。 軸が細いけれど保持力不要だし、よほど運の悪い転倒でもしない限り折れたりしないと思う。
■バイザー
頭部とバイザーの隙間はあまりにスカスカ感が強いし、前部上面のモールドもあいまい。
上面をヤスリで平らにしてから0.25mmプラ板を貼り付けた。一枚のプラ板を貼り付けるのでなく、両側部と前部、3枚で構成するのが楽。
前部にある凸凹はプラ板の接着後にナイフで切り取った。プラ板の接着は、切り取り後に露出する部分を溶かさないように瞬間接着剤で。
■手
指は細いけど、どうにも手の甲のパーツが大きくてゴツい手に見えてしまう気がするので、小さくキュートに。
手の甲にプラ板で甲を作る。 甲に0.5mmを接着。甲に合わせて不要部分切除。
』型に切っておいた0.25mmを側面に無理やりなじませながら接着。不要部分切除。丸みを帯びるようにヤスリがけ。
取り外し式とか面倒なことは考えずに接着。塗り分ける方が楽。
甲の幅はひとまわり以上小さくなった。形がそろってないとか気にしない。気にすると指の収まりを良くするのが大変。
■肘のとげとげ
小さい割にヒケが大きめ。しっかり削る。埋めるより楽。浅くなった溝はエッチングソーで掘りなおした。
■Vコンバータ
素組み。
工作完了!
表面処理して、良く洗って、必要ならサーフェイサー吹いて、塗装へ。
工作完了とか言いつつちまちま手を入れる。
■足首
1.足首パーツを底からみたところ、ボール型ポリキャップのあたるところ(左側の書き込み部分)をすり鉢状に広げる。
2.靴底を横から。ボールジョイントの芯の前後左右にある支柱のうち、前後をえぐる。
ちょっとばかしは動くようになった。 アキレス腱あたりを削るとさらに少しだけ動かせる。
■膝
側面の妙な起伏はヤスリがけして平らに。塗り分けラインは段差をつけて明確にした。
ガイアカラーの「ウルトラブルー」を塗ってみた。非常に鮮やかな青だったが、自分のイメージとどうも違うので失敗。もっと、こうシックな感じで・・・
塗りなおす前に写真撮影。
【完成後に思うこと】
・配色がなかなか決まらなかったので、行き当たりばったりで塗装した結果、塗膜が厚くなりました。(←いっつもこれだ・・・)
・しかも、股間節などの可動クリアランスがほとんどないので動かすたびに塗料が剥がれます。
・やっぱり左の素手は欲しかった。
・フリルについてるひし形は筆塗りで充分でした。
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2007-06-03 up
■腰(可動編)
お腹に入れたボールジョイントとの接続部に前後スイングを組み込む。軸の露出を抑えつつ可動範囲拡大。
材料はテキトーなプラ棒(2.4mm厚か)、3mmのポリキャップ。 現物あわせで微調整し組み込みました。
■胸…
比較図。 左胸が加工後、右胸はキットのまま。(1、正面、2、上から、3、下から)
ポリパテで裏打ちしてからナイフで少しずつ削る。カップの上下を分けるエッジはそのままにしぼませる感じで。
エッジの位置を無くさないように上側を削って薄く、次は同じように下から、の繰り返し。
少しずつ。少しずつ。最も出っ張ってる部分を削ぎ落としていく。たまにヤスリで丸みを調えてチェックしたり。
画像は比較用のため片方のみ工作してあるが、左右の形はよく見比べて対称に調える。闇雲に削らずエッジを基準にすると揃えやすい。
胸のトップ部のみ裏打ちしたパテが露出してるので、1mmくらい薄くなったところか。あんまり変わらん?
サーフェーサー吹いてみんと具合がわからんなぁ…
台形のへこみモールドは最後に彫りなおす。キットのデカールは使えるかどうか不明。
なお、このパーツは最終的に「はやて機」に改造してしまいました。
2011-05 XBOX版フォース発売記念としてチェストシェル4種同梱の「フェティッシュ」仕様が発売!
_ ∩
( ゚∀゚)彡 おっぱい!おっぱい!
⊂彡