タッチパネル仕様

◆「連枝」(れんり)はMEWTOCOL通信プロトコル使用を持つ、タッチパネルと接続が可能です。
 (H8とPIC18F452(5)シリーズに対応しています)。



 MEWTOCOLはパナソニックの提唱のプロトコルです。
 従って、パナソニックのGT−01を始めとするPLCのFPシリーズを対象にした、同社のタッチパネルは殆どすべてこの通信プロトコルをサポートしています(他社のタッチパネルの場合、MEWTOCOL対応かどうかメーカーへの確認をお願いします)。


パナソニックのFPシリーズのPLCの通信プロトコルはMEWTOCOL通信で、下図のようタッチパネル(orパソコン)からPLCへのコマンドに対する、PLCからのレスポンスの連続によって通信を行います。



 1図目はパソコンとPLCの応答を表わし、2図目はタッチパネルとPLCの役目を持つワンチップマイコンとの応答を表わしています。

 通常の市販タッチパネルとPLCの組み合わせは、2図目上部のタッチパネルと、1図目下部のプログラムコントローラ(PLC)の組み合わせを使用していることになります。

MEWTOCOL規格では
下の表1の接点群を、タッチパネル側とPLC側で共有し、タッチパネルに表示される接点の内容のPLC側への質問と、タッチパネル側から変化した接点のPLC側への指示を行います。

すべてタッチパネル側からPLC側へ質問と指示を行い、PLC側からタッチパネル側への質問や指示はありません。
(タッチパネルからの通信はすべて画面構成に従って自動的に行われます)。

ユーザーは共有する接点群をタッチパネル側で設定し、その接点群を取り込んだ回路をPLC側で構成してコンパイルして動作させれば、機械コントロールを、タッチパネルからの質問に答える形ちで継続します。


 「連枝」のサポートするCPUのうち、PIC18452(5)シリーズとH8/3069が、これらのタッチパネルに別売り変換ライブラリーで対応しています。この場合2図の形態になります。

入力 パソコン(=タッチパネル)側からの質問事項は以下の項目です。

◎「連枝」では以下で示されるMEWTOCOLのサポートする、X、Y、R接点とDTメモリーの領域を確保しています。
           
  接点
外部入力      X
外部出力      Y
内部リレー     R
タイマ        T
カウンタ       C
データレジスタ  DT
     表1

リンクリレーLは使用しません。

アドレス
アドレスは「連枝」(PIC)側ではEEHか01Hの場合受け付けるように設定しています。
MEWTOCOLでは一般的にスルーアドレスの時アドレスをEEとします。


 ◎通信プロトコルは、タッチパネル側の属性設定から自動的に作製されるので、ユーザはあまり意識する必要は有りません。

 しかし、次のような注意が必要です。
今回、タッチパネルのために、R接点をサポートしています00〜9Fまで使用できます。チャンネル、ビットともにBIN扱いです。
タッチパネル上の押し釦として使用すれば、画面上のクリックによるシミュレーションも出来て便利です。
R0〜F R10〜1F R20〜R2Fあたりはタッチパネル側の予約エリアのことが多いので使用できません。
タイマT、カウンタCは、パナソニックのタッチパネル側の属性設定の時EVで指定します。T7はEV7と設定します
データレジスタはタッチパネル側の属性設定の時DTで指定します。「連枝」側のD1はDT1と設定します。
DT0〜DT2はタッチパネル側の予約エリアのことが多いので使用できません。
(要エリア確認)
Ver.8より、PIC18F452のタイマとカウンタは同一の番号を使用できなくなりました(従来の変換LBではそのまま使用できます)。 MEWTOCOL仕様にあわせる為です。
タッチパネル側ではMリレーは使用できません。PLCの「連枝」側ではその動作のため、タッチパネルと無関係に自由に使用できます。
ボーレートは19200固定です。
データ長   8ビット
STOPビット 1ビット
パリティ   ナシ
 パナソニックGTWINの場合
PLC機種にパナソニックFPシリーズを選択します。
(ファイル->ユーティリティ->PLC機種変換) 


出力 タッチパネル側からの設定事項は以下の項目です。

         接点
外部入力
外部出力
内部リレー
データレジスタ  DT


 「連枝」では リンクリレーLは使用しません。またタイマ(T)、カウンタ(C)の設定値の、タッチパネル側からの設定はできませんので、必要の場合、間接的にデータレジスタ(DT=D)等を使用してください。


 @タッチパネル上にこれらのデバイスを設定すると(メーカー提供のソフトによる)、タッチパネル側からマイコン基板(PLC)側に指示したり、質問したりして、シーケンス動作を形成します。

 A「連枝」によるマイコン基板側では、タッチパネルから指示される接点やデータを考慮して、これら回路に組込む必要があります。

 Bマイコン基板は本来の回路動作にタッチパネルから指示される接点の動作を加え、ラダー上で動作させます。
  その結果について、パッチパネルからの質問に答えて結果を投影します。

PICの場合ははPIC18F452(5)のシリーズににのみ摘要され、RC7(RX)、RC6(TX)を使用します。
通常はMAX232を外付けして、タッチパネルのSD、RD側と下図のようにクロスするように接続します。

PIC側 RX − SD タッチパネル側
     TX − RD

 配線はシリアル通信のRXD,TXD,GNDの3本を接続するだけです。



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