松本市の西部、周囲を畑に囲まれた大きな分譲地に、この住宅はあります。 こういった地区特有の法的規制もある中、周囲に溶け込みながらも、 外壁の素材感と軒裏などの木質感を活かしたファサードになっています。 内部はシンプルに仕切られた部屋で構成され、個性的な素材によって それぞれの空間を形作っています。 植物好きな奥様の手により、庭はすでに綺麗な草花で埋まりつつあります。 施工:株式会社 矢口工務店 外観 軒裏:杉板張り 外壁:左官鏝塗り。 |
南庭:自然石積みに、レンガ+木製の物置。 ウッドデッキ横のメインツリーにキンモクセイ。 |
玄関ポーチ:木製断熱玄関ドア 壁、天井:一部板張り。 |
玄関と階段ホール 床:パインフローリング、下駄箱板:レッドシダー。 |
キッチン:アンティークオーク板で家具製作。 |
2階階段ホール:洗面器まわりはモザイク大理石で個性的に。 |
階段:鉄製の手すり+桜の笠木。 |
寝室:机や本棚も壁に組み込む。床は安曇野赤松フローリング。 |
洗面脱衣:タイルの洗面台+大きな洗面器。 床:安曇野赤松と天井:サワラは共に信州産。 |
シンプルな白い浴室に、ポップなイエローの暖房兼タオル掛け |
トイレ:手洗の壁は水はねを考慮してガラスモザイクに。 手洗器と合わせたセラミック取手 |
桜の手すりは八角形で握りやすく。大工さんの傑作です。 |
玄関へ入った印象が優しくなるように、 ナラ無垢板を曲線に加工した、存在感のある玄関框。 |
長野県一級建築士(設計士)事務所・勝家建築研究室
〒399-8305長野県安曇野市穂高牧1872-2 TEL0263-83-5055