コンサート(文化事業)のお知らせ

   潮音寺文化事業 秋の企画   ご挨拶(趣旨説明)     平成24年

 ○潮音寺の行事

 潮音寺では檀信徒の皆様のご協力を頂き、年間行事として様々な法要・行事が行われています。
中でも、昭和52年から始めた「観音まつり」は今年で第35回。当地の夏の風物詩ともなりました。
 2月の「節分会」は地元はもちろん豊橋・新城を始め掛川・袋井・名古屋と毎年遠方より300名程の参加者があり福豆をまく人・拾う人が集います。
 3月・11月の10日は「東海七福神」春・秋の大祭です。毘沙門尊天を祀る当山にも、観光バスが春は70台・秋は40台と訪れ、境内は一日中賑わいます。
 4月25日「俳人杜国祭」は、俳聖芭蕉の愛弟子杜国をしのぶ祭りです。全国から700句以上の献句があり、俳句大会・生花展・茶会・寺宝展示会等があり文化的なお祭りです。又、芭蕉がこの地に杜国を訪ねて来られて早300年が経ちますが、毎年多くの俳人が杜国の墓に詣でに来ます。
 昭和57年に渥美に新しい芸能文化を子ども達の手で創ろうと始めたのが渥美太鼓「願成観音太鼓」です。お陰様で今年30年目を迎え、青年会員を中心に小・中・高校生、約40名で頑張っています。平成14年には読売新聞「正力松太郎賞」・愛知県知事より「ボランティア表彰」を頂き、平成17年「愛知万博」に3回の出演をし。年間5〜6回のボランティア施設慰問、イベント出演と現在までに延べ900回以上の出演をこなしています。
 この他にも当然ですが、お盆・彼岸・花祭り・涅槃会・歳末・年始の行事は厳粛に行われています。
このように当山の行事は盛りだくさんで、皆様のご理解とご協力を頂き感謝の気持ちを忘れず、盛大に行っております。

 ○お寺って何だろう

「お寺」と聴くと一般的に「葬式・法事をする所」「抹香臭い」と云うイメージが強いと思います。葬式法事はお寺にとって厳粛に行うべき大切な行事ですし、亡くなった方々の慰安の場所でもあります、又、皆さんの悲しい心を癒す場所でもあります。

 それだけで良いのか「お寺」。昔のお寺は、老若男女が「嬉しいにつけ、悲しいにつけ」集まり、色々な法要に集い、習い事・学習(寺子屋)すべてお寺を中心に地域が動いていたのです。今の社会は、行政が何でもやってくれるので、昔のようなお寺の役目は終わっているかのように見えますが、でも、こんな素晴らしい施設・環境があるんです。みんなで集まって、行政では出来ない、きめ細かな手作りの行事(イベント)をお寺でやりましょうよ。そしてみんなで生きていることの喜びを大いに楽しみ学びましょう。我々が楽しんでいることを見るにつけ、仏様もご先祖様も喜ばれることでしょう。

 ○潮音寺文化事業・秋の企画行事

 みんなが気楽にお寺に集まり楽しむ。その一環として進めているのがこの企画です。
和尚の「独断と偏見」でこれまでやってきました。これからは皆様のご意見・ご提案をお聞かせ頂き、みんなが集まれる楽しい企画を作っていきたいと思っています。皆様のご理解とご協力を頂き、出来る限り頑張って行くつもりですので宜しくご指導お願いします。

○潮音寺文化事業の経緯

第1回 平成 8年11月21日
  「筑前琵琶で平家物語を聴く」 筑前琵琶奏者 田中旭泉師範

第2回 平成10年11月15日
  「青空うれしの楽しい話」     講 師(漫談) 青空うれし師匠

第3回 平成15年10月13日
  「シャンソンの夕べ」       シャンソン歌手  黒木悦子さん

第4回 平成16年10月11日
  「中国琵琶の夕べ」       中国琵琶奏者 ティンティンさん

第5回 平成18年5月2日
  「シンセサイザーと和太鼓コラボ」 シンセ奏者 只野展也さんと願成観音太鼓

第6回 平成19年9月17日
  「馬頭琴コンサート」      馬頭琴奏者 リポー(李波)

第7回 平成20年7月17日
  「ギター和尚の痛快説法」   曹洞宗 向陽寺住職  渡 辺 紀 生 師

第8回 平成22年10月12日(火)
  「中国琵琶と中国笛の夕べ」 中国琵琶奏者 ティンティン
                     
中国笛奏者  リュウイ
第9回 平成24年12月8日(土)
  「シャンソンの夕べ」(第2回目)   シャンソン歌手  黒 木 悦 子さん
                        
二胡演奏 鈴木明美・河合土美世

第9回   「シャンソンの夕べ」(2回目)   シャンソン歌手  黒木悦子さん
                      
     二胡演奏 鈴木明美さん・河合土美世さん
  平成24年12月8日(土)

7:10~7:30  入場開始  全席自由 約90名参加
7:30~7:45  挨拶と法話  宮本利寛(潮音寺住職)お釈迦様の話し
7:45~8:00  二胡の演奏 鈴木明美(胡流美・くるみ会代表) 他1名・
8:00~9:00  シャンソン 黒木悦子 9曲

12月8日は、お釈迦様がお悟をひらかれた日(成道会)なので、山から下りられる釈迦の木像釈迦を飾り、住職が
お釈迦様の話を15分ほどさせて頂き、その後 豊橋在住の二胡奏者、鈴木明美さんと河合さんの演奏。いよいよ
黒木悦子さんの登場で会場は盛り上がり、おしゃべりを交え9曲、一気に歌い上げた。「よいとまけの歌」「愛の賛歌」等、
おなじみのシャンソンの名曲に聴き惚れた観客は約1時間があっという間のようであった。
潮音寺では毎年このようなコンサートを無料行っている。寺は葬式法事だけしか用のない処と言うイメージを払拭
するため、今後も楽しい企画を行っていきたいと思っています。

  12月8日は 釈尊 成道会
            (お釈迦様がお悟をひらいた日)
 コンサートの前に:法話と二胡の演奏
    何でシャンソンなのと言われましても・・・・・・・
少しお釈迦様の話を聞いてもらい、後はゆっくり楽しい歌を
聴いてお祝いをしようと言うことです。

黒木さんは平成15年10月13日、観音会館でコンサートを
行いました。参加者から是非次回も聴きたいとの要望で今回の
実現となりました。9年ぶりの再演です。グレードアップした歌と
楽しいおしゃべりで暫しシャンソンの世界にしたって下さい。
  
と き 12月8日(土) 午後7時30分より
  ところ 潮音寺観音会館(入場無料) 
7:10~7:30 入場開始 全席自由
7:30~7:45 挨拶と法話 宮本利寛(潮音寺住職)
7:45~8:05 二胡の演奏 鈴木明美(胡流美・くるみ会代表)
8:10~9:00 シャンソン 黒木悦子


第8回 潮音寺 秋の文化事業
先代19世 国禅大和尚7回忌追悼コンサート   平成22年10月12日(火)

 「中国琵琶と中国笛の夕べ」 ミニコンサート

 

第7回 潮音寺文化事業 「ギター和尚の痛快説法」  
九州天草から はるばるやって来ます 
今、テレビ・新聞で話題の和尚!(みのもんたの思いきりテレビで紹介)
ギター和尚の痛快説法
曹洞宗 向陽寺住職 渡 辺 紀 生 師
    
(潮音寺住職と駒澤大学の同級生)
渡辺師のホームページ                            
※と き: 平成20年7月17日(木) 午後8時より
※ところ: 福江 潮音寺庫裡
※入場無料    (気楽にお誘い合わせてお出で下さい)
 
暑い暑いこの時期、それも「観音まつり」の直前、
 ギター和尚がたまたま渥美に来訪(突然に法話会開催が決まりました)
 せっかくですのでギター説法を聴かせて貰いましょう。
 「笑いの中に悟り有り」 痛快な説法で暑さを吹き飛ばして爽快に

蒸し暑い日でしたが、よく集まりました


巧みな話術で魅了しました

中国の農業研修生も来てくれました

最初に住職挨拶

ギターを持って「ベサメムーチョ」

独特の筆法で観音まつりの行燈を書いてくれました

良い記念になりました

さすがに音感がよくリズムを刻んでいました

    リポー(馬頭琴)コンサート平成19年9月17日(月・祝)
天候にも恵まれ230名の観客が集い、大盛会の内に終了しました。
リポー夫人による歌とモンゴル舞踊で花を添えていただき素敵なコンサートになりました。
潮音寺文化事業の経緯
第1回 平成 8年11月21日(八角堂・位牌堂)
「筑前琵琶で平家物語を聴く」
            筑前琵琶奏者 田中旭泉師範

第2回 平成10年11月15日(観音会館)
「青空うれしの楽しい話」
              講 師(漫談) 青空うれし師匠

第3回 平成15年10月13日(観音会館)
「シャンソンの夕べ」
             シャンソン歌手  黒木悦子さん

第4回 平成16年10月11日(本堂前・特設ステージ)
「中国琵琶の夕べ」 
            中国琵琶奏者 ティンティンさん

第5回 平成18年5月2日(本堂前・特設ステージ)
「シンセサイザーと和太鼓コラボ」 
      シンセ奏者 只野展也さんと願成観音太鼓

第6回 平成19年9月17日(本堂前・特設ステージ)
「馬頭琴コンサート」      馬頭琴奏者 リポー(李波)

第7回 平成20年7月17日(潮音寺檀信徒会館・庫裡)
「ギター和尚の痛快説法」   曹洞宗 向陽寺住職 渡辺紀生師  


第5回 藤の花コンサート

 5月2日(火)午後6時20分よりシンセサイザーの演奏からコンサートが始まった。昨日とはうってかわっての冷え込みの中、200人を越える観客は後半の「願成観音太鼓」とのコラボレーションの演奏までの1時間半を堪能した。
 住職との親交のある俳優天野鎮雄氏・山田昌夫妻も名古屋から駆けつけ、観客と共に楽しまれた。
 演奏終了後のパーティーは藤棚の下で行う予定ではあったが、風が冷たく庫裡に上がって開かれた。演奏者・天ちんさんらを交え130人の参加者で夜遅くなで賑やかであった。
 藤の花は例年より1週間遅れていて、5月10日くらいまで楽しめそうである。


第4回 平成16年10月11日

コンサート(当日)の様子です(本堂前・野外ライブ)

 潮音寺の境内に天女か、はたまた観音様が舞い降りて琵琶を奏で境内に集まった人々を、
しばし悠久の世界に誘い(いざない)、秋の夜長、1時間20分のときはアッという間に過ぎ去り、
いつまでも夢の世界に慕っていたいと言う気持ちでその場を離れがたい感情を誰もがもった
ことでしょう。
 素晴らしい演奏と、哀愁を帯びた歌声と、楽しいトークで200名の観衆を魅了してくれた
ティンティンさんに心から感謝すると共に、これからも学業と演奏活動に大いに頑張って頂き
ますよう、みんなで応援しています。
感謝、感謝。


ご本尊様もうっとりと聞き入っていたことでしょう

天女が奏でる琵琶の響き

花束贈呈後、住職からお礼の挨拶

トークも楽しく、聞き入りました。

暫し幻想の世界に

遠き故郷を思いだして

潮音寺文化事業(第4回秋の企画行事)
秋の夜長 演奏と
  歌とおしゃべりで
   楽しいひとときを
    中国琵琶奏者
ティンティンミニコンサート
中国琵琶の
夕べ
 
と き : 10月11日(月・祝)午後8時〜9時
ところ : 潮音寺本堂前(渥美町福江)
 入場無料
蓬 莱 遊
草 原 情 歌
月下芙蓉・昔話
月 の 願 い
小 花・島 人
夜  来  香
美 し き 大 島
天山の春・花
 中国の西安で生まれ、6歳で琵琶を習い始め国立西安芸術学校、中国琵琶専攻を主席で卒業。
数々なコンクールで優勝し注目を集め中国芸能界で活躍するが1997年来日し中部大学大学院に
留学。民族音楽の研究の傍らラジオ・テレビと演奏活動に忙しい。2003年の4月最初のアルバム
「蓬莱の調べ」が大ヒット。続いて2004年の4月2枚目の「ユーラシアの花」も好評発売中。
琵琶演奏だけでなく彼女の哀愁を帯びた歌声も魅力である。
ティンティンのホームページ コンサート・イベントの案内など楽しいHPです

潮音寺文化事業(第3回秋の企画行事)

秋の夜長 歌とおしゃべりで   楽しいひとときを

 と き : 10月13日(月・祝) 午後8時〜9時

 ところ : 潮音寺観音会館(渥美町福江)

  入場無料

♪ 曲目
ろくでなし・ヨイトマケの唄・恋心・ラストダンスは私に
百万本のバラ・愛の賛歌・パリの空の下・地上の星
幸せを売る男・など
  
  ♭黒木悦子♪
  駒澤大文学部卒。シャンソンを堀内環氏に師事。ライブやディナーショーを中心に
 活躍中。 コミカルな持ち味と豊かな情感、そして生来の明るい性格が歌にも反映さ
 れ回を追うごとに人気沸騰中。  出身地である秋田県にて「ふるさとコンサート」、
 日比谷サロンコンサートの他、昨年10月ホテルグリーンタワー幕張にて、中畑清氏を
 ゲストにディナーをショー開催。 駒澤大学同窓会を基盤に、中畑清氏・石毛宏典氏
 らと全国各地の支部を訪れ、活動中。  今年5月はパシフィック・ビーナスにて、
 パナマ運河からアカプルコを経てディナーショーを開く。

当日の様子


純白のドレスで観音様もうっとり

おなじみのメロディーを次々と歌う

アンコールソング「地上の星」を歌う

観客も1時間たっぷり楽しんだ

約100名の観衆で観音堂も熱気にあふれる

モデルをやっている娘さんも同伴した