お盆行事 (8月1日~8月16日)
 普段は供養してもらえない虫や魚・動物など総ての生命あるもの達の供養が施餓鬼です。「餓鬼に施す」と書くとおり本堂の中まで
上がって来られないそれらの霊に本堂入り口と庭に棚を作り、外に向かって経を読み、水や食物を施し供養をするのです。
何気なく通りすぎて気にも留めなかった小さな命にも心を配り命の尊さを考える一時としましょう

 8月15日はお盆の最終日。当山では山門施餓鬼といって午前11時からお寺のお施餓鬼が行われます。檀家の方、特に初盆の方々
が100名以上お参りにお出でになります。法要後に庫裡にて簡単なお接待のソウメンとおかずの昼食が振る舞われます。

 お盆も最終16日。灯籠流しです。昔は川に流しましたが環境問題で今はお寺の境内で焼却供養の形で行います。それが終わると
初盆の皆様は108燈の送り火を焚き亡き人の後ろ姿を送ります。先祖を敬い懐かしむ心、日本の古き良き伝統行事


 
8月1日から各家のお施餓鬼が始まります。
 
初盆の家は8月1日に灯籠起を行います。
 
施餓鬼棚を作り水向けが出来るように準備します
 
施餓鬼棚は本堂前の庭にも作ります。
 
お精霊様も飛行機や車で送迎の時代です。
 
でもキュウリの馬・茄子の牛がやはり主役。無くてはね。
 
位牌堂(八角堂)もお盆バージョン。
 
初盆が23軒で賑やかな年です。
 
位牌の前にソーメンやらの供物。
 
ご先祖へのお供え物で一杯です。
 
8月15日は11時から山門施餓鬼、大勢の参拝者です。
 
先ずはご本尊様にご挨拶の法要。
 
8月16日、午後4時から灯籠流し開始です。
 
初盆各家の灯籠を1っずつ焼却供養します。
 
お盆の行事の終了です。長い間お疲れ様でした。